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過去問を繰り返すだけで資格試験は合格できるのか!?

コラム

資格試験って過去問を繰り返すだけで合格することができるものなの?

資格試験の種類によるよね。

どういった資格試験なら過去問を繰り返すだけでいいのか知りたいな。

今回は、こんな疑問にお答えしていきたいと思います。

まず、過去問だけで合格できる資格もあれば、過去問だけでは合格できない資格もあります。

過去問に着目した場合、資格試験は次の3種類に分けられるでしょう。

・ 過去問を繰り返し解いて、解答を覚えれば合格できる資格
・ 過去問を繰り返し解いて、各問題の解説まで理解できれば合格できる資格
・ 過去問だけでは合格できない資格

過去問の解答を覚えたら合格できる資格

「ほぼ同じ問題が繰り返し出題される資格試験」だけが、これにあてはまります。

私の経験上、以下の資格試験がこれにあてはまりました。

・ 第2種衛生管理者
・ 第1種衛生管理者
・ 年金アドバイザー3級
・ 相続アドバイザー3級
・ 事業承継アドバイザー3級
・ 税務3級

同じ問題が繰り返し出題されるので、過去問を繰り返し解いて問題と解答を覚えれば合格できます。

同じような問題なので、「この図、何度も見たな…」という問題が多々あります。

こういった試験では、過去問を繰り返し解くことこそが合格するための勉強法となります。

過去問の解説まで理解できれば合格できる資格

ここに該当する資格は、世間的にもそこまで難しくないとされている資格です。

私の経験上、以下の資格試験がこれにあてはまりました。

・ ITパスポート
・ DCプランナー2級

このレベルの資格試験の特徴は以下のとおりです。

・全く同じ問題がでることはない。
・同じテーマで問題が出題される。
・過去問の解説で試験範囲が網羅できる。

ただし、これを見極めるのは結構至難の業です。

インターネット等で情報収集していくのがよいでしょう。

目安としては、偏差値50以下くらいの資格は、ここに該当すると思われます。

過去問だけでは合格できない資格

まず、難関資格といわれる資格などは、これに該当するといえるでしょう。

目安としては、偏差値50以上とされている資格は、ここに該当すると思われます。

このレベルの資格試験の特徴は、以下のとおりです。

・ 出題範囲が広い。
・ どのテーマの問題がでるか予想できない。
・ 初見の問題がでる。

このレベルの資格試験では、過去問は一つの重要なツールという位置づけになります。

過去問の理解だけでは対処できない問題が多数でてくることで合格点に届かなくなるのです。

過去問の活用方法

過去問って、どうやって活用したらいいか、いまいちわからないんだよね。

それじゃあ、過去問の使い方についても話しておこうか。

過去問は、問題から解説までを分析しよう

過去問には、資格試験の全ての情報がつまっています。

問題から解説までを分析することで、その資格試験の多くを理解することができます。

資格試験の難易度が上がれば、上がるほど、この分析が必要です。

過去問を分析すると、資格試験の「表」と「裏が」わかってくるのです。

資格試験の表側としては、次のようなことがわかります。

・ 過去の問題と解説から得られる知識
・ 出題形式(選択式、記述式等)
・ 問題を解くのにかかる時間
・ 試験当日の対策

表側だけでなく、次のような資格試験の裏側まで見えてきます。

・ 資格試験の問題の問われ方(切り口)
・ 資格試験のくせ
・ 資格試験が求めている知識

過去問を分析するためにやるべきこと

資格試験の過去問を勉強するときに気を付けるべきことは、次の2つです。

・ (5肢択一等で)正解に関係ない問題も必ずチェックしよう。
・ 過去問を解いたら、必ず解説も読もう。

過去問に出てくるほぼ全部の問題は、資格試験の情報源としてとても重要です。

過去問で出題される問題は、基本的に資格試験が我々に理解することを求めているものです。

資格試験が求めているのだから、理解しておく必要があります。

未来の資格試験の問題を構成する重要な要素になり得るものとして認識する必要があります。

過去問を解いたら、解答もしっかり確認して理解するようにしましょう。

過去問での勉強の進め方

実際には、どうやって勉強を進めていけばいいのかな?

過去問を初めて利用する場合のオーソドックスな進め方を教えるね。

過去問1周目

過去問1周目は、とっとと完走することを目標に進めよう。

最初は、問題が解けなくて当たり前の状態です。

「問題を解いて、解説を読む」を1通り終えることを目標に進めていきましょう。

1周目での完璧な理解は不要です。

1周を終えて、資格試験の全体像を把握しなければ理解できない問題も多いからです。

最初は、解説を読んだときに、なんとなくわかる程度で問題ないです。

2周目以降

2周目からは本格的に過去問を分析しながら進めていきます。

具体的には、次のようなアクションをしていきます。

・ 問題の問われ方を確認する
・ 問題文を全部読む
・ 回答する
・ 解説をしっかりと読む
・ 間違えた問題はわかるように印をつける

過去問から得られる情報を自分のものにするまでこれを繰り返します。

ある程度勉強が進んだときに、印のついた問題だけに絞るなどして効率よく進めていきましょう。

まとめ

資格試験の分類から過去問の使い方、勉強の進め方まで幅広く理解できたよ!

それならよかったよ。今回、伝えたことを最後にまとめていこうか。

過去問に着目すると、資格試験は次の3つに分類できたよね。

・ 過去問を繰り返し解いて、解答を覚えれば合格できる資格
 → 同じ問題が繰り返し出題される資格
・ 過去問を繰り返し解いて、各問題の解説まで理解できれば合格できる資格

 → 目安は、偏差値50以下と言われる資格
・ 過去問だけでは合格できない資格

 → 目安は、偏差値50以上と言われる資格

過去問を「分析」して活用すれば、次のことがわかるとも話したよね。

【資格試験の表側】
・ 過去の問題と解説から得られる知識
・ 出題形式(選択式、記述式等)
・ 問題を解くのにかかる時間
・ 試験当日の対策

【資格試験の裏側】
・ 資格試験の問題の問われ方(切り口)
・ 資格試験のくせ
・ 資格試験が求めている知識

過去問の「分析」の仕方は、次のとおりだったよね。

・ (5肢択一等で)正解に関係ない問題も必ずチェックしよう。
・ 過去問を解いたら、必ず解説も読もう。

過去問での勉強の仕方は、次のとおりだったよね。

【過去問1周目】
・ とっとと完走することを目標に進めよう。

【過去問2周目以降】
・ 問題の問われ方を確認する
・ 問題文を全部読む
・ 回答する
・ 解説をしっかりと読む
・ 間違えた問題はわかるように印をつける

ここまで過去問を理解できれば、あとは勉強に集中して取り組めるよ!

過去問は、資格試験の全てがつまっているからしっかりと使いこなしてね。

過去問の取り扱いに悩んでいる方の助けになれたなら嬉しいです。

過去問を制して、資格試験も制していきましょう!

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