※本ブログはフリューゲル行政書士事務所が運営しております。
「何か資格を取りたいけれど、そもそもどんな資格があるのかわからない」
「自分の仕事に役立つ資格を一覧で見てみたい」
「資格を比較しながら次に勉強するものを決めたい」
そんな人におすすめしたい本があります。
それが、高橋書店の、
『資格取り方選び方全ガイド』
です。
2026年8月現在の最新版である2028年版には、21ジャンル・1,000資格が収録されています。
私自身、これまでさまざまな資格試験を受験してきましたが、
「自分が知っている資格の中から次を選ぶ」のではなく、世の中にどんな資格があるのか一度広く眺めてみる
というのも資格選びでは面白い方法だと思います。
特に、
- 経理
- 人事・労務
- 法務
- 総務
- 情報システム
など、一般企業のバックオフィスでは資格の知識を仕事に結びつけやすい分野もあります。
この記事では、
- 資格を一覧で探せるおすすめ本
- 『資格取り方選び方全ガイド』の特徴
- 資格一覧本を使うメリット
- バックオフィスの職種別おすすめ資格
- 資格を選んだ後にやること
について紹介します。
- 資格を一覧で見たいなら『資格取り方選び方全ガイド』がおすすめ
- 21ジャンルから1,000資格を探せる
- ネット検索ではなく「本で資格一覧を見る」メリット
- ただし試験の最新情報は必ず公式サイトでも確認する
- バックオフィスで役立つ資格は?
- 経理・財務におすすめの資格
- 人事・労務におすすめの資格
- 法務におすすめの資格
- IT・情報システムにおすすめの資格
- 総務におすすめの資格
- バックオフィスなら資格をたくさん取ればいいわけではない
- 資格選びは「今の仕事」「次にやりたい仕事」から考える
- 取りたい資格が決まったら「独学か講座か」を決める
- 過去問がある資格なら早めに確認する
- 資格一覧についてよくある質問
- まとめ|資格一覧本は「次に何を学ぶか」を探すために使おう
資格を一覧で見たいなら『資格取り方選び方全ガイド』がおすすめ
今回紹介するのは、
高橋書店『2028年版 資格取り方選び方全ガイド』
です。
2028年版には、
全21ジャンル・1,000資格
が収録されています。
価格は税込2,200円、576ページの資格ガイドです。
資格ごとに受験者数、合格率、試験時期、受験料などの情報が掲載され、人気資格にはQ&Aも用意されています。
また、資格の最新トレンド、就職・転職・キャリアアップにおすすめの資格、AI活用時代に関する資格などの特集も掲載されています。
資格について何も知らない状態から、
「世の中にはどんな資格があるのか」
を調べるための入口として使いやすい本です。
21ジャンルから1,000資格を探せる
『資格取り方選び方全ガイド』では、資格が21ジャンルに分類されています。
財務・金融。
経営・労務管理。
司法・法務。
コンピュータ。
オフィス技能・事務。
語学。
国際業務。
不動産・建築・施工。
安全管理・危険物取扱。
など、非常に幅広い分野を確認できます。
資格というと、
宅建。
簿記。
FP。
行政書士。
社労士。
ITパスポート。
など、有名なものだけを思い浮かべがちです。
しかし、1,000資格も掲載されている本を眺めていると、
「こんな資格もあるのか」
という発見があります。
自分がこれまで知らなかった資格と出会える点が、資格一覧本の一番大きなメリットだと思います。
ネット検索ではなく「本で資格一覧を見る」メリット
今はインターネットでも資格を検索できます。
それでも私は、資格一覧本には本ならではのメリットがあると思います。
自分が知らない資格を見つけやすい
Googleなどで検索する場合、
検索する資格名や分野をある程度知っている必要があります。
たとえば、
「法務 資格」
「経理 資格」
と検索すれば関連資格は見つかります。
しかし、自分が存在すら知らない分野は検索しにくいですよね。
資格一覧本なら、ページをめくっているだけで知らなかった資格が目に入ります。
資格同士を比較しやすい
同じジャンルの資格がまとまっているので、
- 難易度
- 受験資格
- 試験時期
- 費用
- 資格の用途
などを比べながら候補を探せます。
「何か資格を取りたいけど、まだ何を取るか決まっていない」
という段階では便利です。
キャリアを考えるきっかけになる
資格一覧を眺めていると、
「この仕事面白そうだな」
「こんな分野も勉強してみたい」
と思うことがあります。
資格は単に合格証を増やすためだけではなく、
新しい分野について勉強を始めるきっかけ
にもなります。
社会人の学び直しについては、社会人の学び直し・リスキリングとは?メリットと使える給付金を解説でも紹介しています。
ただし試験の最新情報は必ず公式サイトでも確認する
資格一覧本は資格探しには便利ですが、
実際に受験すると決めたら、試験実施団体の公式サイトも確認してください。
試験日。
受験料。
受験資格。
試験方式。
出題範囲。
などは変更されることがあります。
『資格取り方選び方全ガイド』自体も毎年改訂されていますが、資格試験の制度変更までリアルタイムで反映できるわけではありません。
私は、
一覧本で資格を知る
↓
興味を持った資格を調べる
↓
公式サイトで最新制度を確認する
という使い方がおすすめです。
バックオフィスで役立つ資格は?
ここからは、一般企業のバックオフィスで働く場合に相性のいい資格を考えてみます。
バックオフィスといっても仕事はさまざまです。
そのため、
「バックオフィスならこの資格を取ればいい」
というものではありません。
今回は、
- 経理・財務
- 人事・労務
- 法務
- IT・情報システム
- 総務
の5つに分けて紹介します。
経理・財務におすすめの資格
経理や財務で最初に候補になるのは、
日商簿記
です。
会社のお金の流れや決算書について学べるため、経理だけでなく企業で働く人全般に役立つ知識だと思います。
日商簿記3級
簿記を初めて勉強する人向けです。
仕訳や決算など、会計の基本を学べます。
詳しくは、簿記3級は難しい?勉強時間・独学方法・無料講座を合格者が解説で紹介しています。
日商簿記2級
より実務的な商業簿記に加えて工業簿記も学習します。
経理職を意識するなら、2級まで挑戦する価値があります。
簿記2級は難しい?勉強時間・独学方法・無料講座を合格者が解説も参考にしてください。
ビジネス会計検定
簿記が、
「決算書を作る側」
の知識だとすれば、ビジネス会計検定は、
「決算書を読む側」
の知識を学ぶ資格です。
経理だけでなく、経営企画や法務などでも企業の数字を読むために役立ちます。
私は実際に受験しています。
詳しくは、ビジネス会計検定とは?難易度・合格率・勉強時間・独学方法を合格者が解説をご覧ください。
人事・労務におすすめの資格
人事・労務なら、
- 衛生管理者
- メンタルヘルスマネジメント検定
- 社会保険労務士
などが候補になります。
衛生管理者
特におすすめしやすいのが衛生管理者です。
一定規模以上の事業場では実際に衛生管理者の選任が必要になるため、資格の使い道が比較的わかりやすい資格です。
資格取得のメリットについては、衛生管理者は意味ない?役に立つ5つのメリットを合格者が解説で紹介しています。
メンタルヘルスマネジメント検定
従業員のメンタルヘルスについて学びたい人には、メンタルヘルスマネジメント検定もあります。
人事や労務だけでなく、管理職にも関係するテーマです。
メンタルヘルスマネジメント検定は独学で受かる?難易度・勉強時間を合格者が解説で受験経験を紹介しています。
社会保険労務士
人事・労務分野でさらに専門性を高めたい場合には、社会保険労務士があります。
ただし、衛生管理者などと比較すると学習量は一気に増えます。
資格を選ぶときは、
その資格を取得することで自分が何をしたいのか
まで考えた方がいいでしょう。
法務におすすめの資格
私が特に多く資格を取得してきたのが法務分野です。
企業法務で働く人なら、
- ビジネス実務法務検定
- ビジネス著作権検定
- 知的財産管理技能検定
- 個人情報保護士
- 行政書士
などがあります。
ビジネス実務法務検定
企業法務の入門資格として特におすすめです。
契約。
会社法。
債権。
知的財産。
など、企業活動に関係する法律を幅広く学べます。
詳しくは、ビジネス実務法務検定は難しい?合格率・勉強時間・独学方法を合格者が解説をご覧ください。
知的財産管理技能検定
知的財産分野に興味があるなら、知的財産管理技能検定があります。
著作権。
商標。
特許。
などについて学べます。
知的財産管理技能検定は難しい?3級・2級の勉強時間・独学方法を解説で詳しく紹介しています。
個人情報保護士
個人情報を扱う企業であれば、個人情報保護について学んで損はありません。
法務だけでなく、
人事。
総務。
情報システム。
営業。
など多くの部署に関係します。
個人情報保護士はいらない?何に使う?難易度・勉強時間を合格者が解説も参考にしてください。
行政書士
さらに本格的に法律を学びたいなら行政書士試験もあります。
ただし、ビジネス実務法務検定などと比べると学習量はかなり増えます。
私自身は、行政書士試験への合格をきっかけに未経験から企業法務へ転職しました。
その経緯は、行政書士合格後に未経験から企業法務へ転職した方法|上場企業に入った実体験で紹介しています。
IT・情報システムにおすすめの資格
今はバックオフィスでもIT知識をまったく使わずに働くことは難しくなっています。
そこで候補になるのが、
- ITパスポート
- 情報セキュリティマネジメント
- MOS
などです。
ITパスポート
ITパスポートは、ITだけでなく、
- 経営
- 会計
- 法務
- セキュリティ
- システム
など幅広いビジネス知識を学べます。
エンジニア向けというより、
ITを利用する社会人の基礎知識を学ぶ資格
として考えるといいでしょう。
私の勉強方法については、ITパスポートは難しい?難易度・勉強時間・独学の勉強方法を合格者が解説で紹介しています。
情報セキュリティマネジメント
情報セキュリティについてもう少し深く学びたい人には、情報セキュリティマネジメントがあります。
個人情報。
情報資産。
サイバー攻撃。
社内の情報管理。
などは、情報システム部門だけの問題ではありません。
法務や総務とも関係するため、バックオフィスとの相性もいい資格だと思います。
詳しくは、情報セキュリティマネジメント試験は難しい?勉強時間・独学方法を合格者が解説をご覧ください。
総務におすすめの資格
総務は仕事の範囲が広いため、
「総務なら絶対にこの資格」
というものを決めるのが難しい職種です。
むしろ、自分が担当している業務に合わせて資格を選ぶ方がいいと思います。
たとえば、
オフィスや不動産関係なら宅建や賃貸不動産経営管理士。
安全衛生関係なら衛生管理者。
IT関係ならITパスポートや情報セキュリティマネジメント。
法務関係ならビジネス実務法務検定。
といった選び方ができます。
総務は、
会社によって仕事内容が大きく違う
ためです。
自分の仕事に近い分野から選びましょう。
不動産資格に興味がある人は、宅建は難しい?合格率・合格点・勉強時間から難易度を合格者が解説や、賃貸不動産経営管理士は難しい?合格率・勉強時間・独学方法を合格者が解説も参考にしてください。
バックオフィスなら資格をたくさん取ればいいわけではない
私は資格試験が好きなので、いろいろな資格へ挑戦してきました。
ただし、
資格は多ければ多いほど仕事ができるようになる
というものではありません。
たとえば経理職なら、
簿記3級。
簿記2級。
ビジネス会計。
FP。
と資格を増やしていくこともできます。
しかし、資格を4つ持つことより、
簿記2級の知識を実際の経理業務で使った経験
の方が重要になる場面もあります。
資格を取得したら、
次の資格を探すことだけではなく、仕事でどう使うか
まで考えることをおすすめします。
資格選びは「今の仕事」「次にやりたい仕事」から考える
資格一覧本を見ると、面白そうな資格がたくさん出てきます。
そこで迷ったら、
今の仕事に必要か
現在担当している業務の理解を深められるか。
次にやりたい仕事に必要か
転職や異動を考えている仕事と関連しているか。
勉強そのものに興味があるか
資格取得後すぐ仕事に使わなくても、学びたい分野なのか。
この3つから考えてみてください。
資格は、
取った瞬間に人生を変えてくれる魔法の道具
ではありません。
しかし、資格の勉強をきっかけに、
新しい仕事を知る。
転職する。
担当業務を増やす。
独立する。
ということはあります。
私自身も資格試験への挑戦を続ける中で、仕事やキャリアが変わってきました。
取りたい資格が決まったら「独学か講座か」を決める
資格一覧を見て、
「これを受けてみよう」
という資格が見つかったら、次は勉強方法を決めます。
大きく分ければ、
独学
または、
予備校・通信講座
です。
すべての資格で講座を受講する必要はありません。
一方、難易度の高い資格や、自分で勉強を続けるのが苦手な場合には講座を利用する方法もあります。
判断方法については、資格試験は独学と予備校・通信講座どっち?5つの判断基準を解説で詳しく解説しています。
過去問がある資格なら早めに確認する
資格勉強を始めたら、
過去問や過去問形式の問題集
も早めに確認することをおすすめします。
どれだけテキストを読んでも、
実際にどのような形で問われるのか。
どの部分が重要なのか。
どこまで覚える必要があるのか。
は、問題を解かないと分かりにくいからです。
過去問の使い方については、資格試験は過去問を繰り返すだけで合格できる?効果的な使い方を解説で詳しく紹介しています。
資格一覧についてよくある質問
日本の資格を全部掲載した本はある?
すべての資格・検定を完全に網羅した本を作るのは難しいと思います。
ただ、『資格取り方選び方全ガイド』2028年版には1,000資格が掲載されているため、資格を広く探したい人には十分なボリュームがあります。
最新版を買った方がいい?
これから資格を探すのであれば、基本的には最新版がおすすめです。
試験日、受験料、合格率、試験制度などは変わる可能性があるためです。
ただし、最新版を買った場合でも、実際に受験するときには公式サイトで最新情報を確認してください。
バックオフィスで一番おすすめの資格は?
職種によります。
経理なら簿記。
法務ならビジネス実務法務検定。
人事・労務なら衛生管理者。
IT知識ならITパスポート。
など、担当業務によって変わります。
「バックオフィス」という括りだけで選ぶより、自分の仕事内容から考えることをおすすめします。
何の資格を取ればいいかわからない場合は?
まず資格一覧を見て、
興味のある分野を3つ程度に絞る
ところから始めてもいいと思います。
その後、
難易度。
勉強時間。
費用。
仕事との関連性。
を比較して決めましょう。
まとめ|資格一覧本は「次に何を学ぶか」を探すために使おう
今回は、資格を一覧で探せる本として、
『2028年版 資格取り方選び方全ガイド』
を紹介しました。
この本には、
全21ジャンル・1,000資格
が掲載されています。
資格の概要だけでなく、受験データや人気資格のQ&A、資格ランキング、トレンド情報なども掲載されているため、
「次に何を勉強しよう?」
と考えている人には面白い1冊です。
バックオフィスで働く人なら、
経理・財務なら簿記やビジネス会計検定。
人事・労務なら衛生管理者やメンタルヘルスマネジメント検定。
法務ならビジネス実務法務検定、知的財産管理技能検定、行政書士。
IT・情報システムならITパスポートや情報セキュリティマネジメント。
総務なら担当業務に応じて不動産・安全衛生・法務・IT系資格。
といった選び方ができます。
ただし、一番大切なのは、
資格を取ること自体を目的にしないこと
です。
資格一覧を見て興味のある分野を見つける。
↓
その資格を取る意味を調べる。
↓
勉強する。
↓
仕事やキャリアに使う。
というところまで考えてみてください。
資格を決めたら、次は資格試験は独学と予備校・通信講座どっち?5つの判断基準を解説で勉強方法を決めていきましょう。
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