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「賃貸不動産経営管理士って難しい?」
「独学でも合格できる?」
「何時間くらい勉強すればいい?」
賃貸不動産経営管理士に興味を持っても、宅建ほど情報が多くないため、試験の難易度が分かりにくいと感じる人もいると思います。
私は実際に賃貸不動産経営管理士試験を受験し、合格しました。
結論からいうと、
賃貸不動産経営管理士は簡単な試験ではありませんが、しっかり対策すれば十分合格を狙える資格
だと思います。
2025年度試験の合格率は29.5%でした。
合格率だけを見れば、
「3人に1人も受からないのか」
と難しく感じるかもしれません。
一方で、司法書士や行政書士などの難関国家資格と同じレベルの勉強量が必要な試験でもありません。
この記事では、実際に試験へ合格した経験をもとに、
- 賃貸不動産経営管理士とは何か
- 合格率と難易度
- 勉強時間の目安
- 独学で合格できるのか
- 私が利用した通信講座
- おすすめの勉強方法
- 5問免除講習
- 宅建との相性
- 合格後の資格登録
について解説します。
賃貸不動産経営管理士とは?
賃貸不動産経営管理士は、
賃貸住宅管理に関する知識や技能を身につける国家資格
です。
賃貸住宅管理業法では、一定の賃貸住宅管理業者に対して、営業所または事務所ごとに業務管理者を配置する制度があります。
賃貸不動産経営管理士は、この業務管理者の要件と関係する資格です。
つまり、
単に不動産知識を証明するだけではなく、実際の賃貸住宅管理制度と結びついている資格
という特徴があります。
賃貸不動産経営管理士試験の内容
試験は、
- 50問
- 四肢択一
- 試験時間120分
です。
5問免除講習の対象者は、5問が免除されます。
出題範囲には、
- 管理受託契約
- 賃貸住宅の維持保全
- 家賃・敷金などの金銭管理
- 賃貸借
- 賃貸住宅管理業法
- 賃貸住宅管理の実務
などが含まれます。
不動産の法律だけではなく、賃貸住宅を実際に管理するための知識まで広く問われる試験です。
賃貸不動産経営管理士の合格率
2025年度試験では、
合格者9,370人、合格率29.5%
でした。
合格基準は、
50問中38問以上
です。
また、5問免除者については45問中33問以上が合格基準で、合格率は36.6%でした。
以前は、
「国家資格化してどんどん難しくなっている」
という説明も見かけました。
ただ、年度によって合格率は変動します。
そのため、
近年は合格率2~3割程度で推移する、簡単ではない資格
くらいに考える方がいいと思います。
賃貸不動産経営管理士の難易度は?
私が実際に勉強して感じた難易度は、
「簡単ではないが、難関資格とまではいえない」
という程度です。
ただし、合格率が3割前後だからといって油断はできません。
試験範囲が意外と広い
賃貸不動産経営管理士では、
民法。
借地借家法。
賃貸住宅管理業法。
建物・設備。
原状回復。
管理受託契約。
家賃や敷金。
など幅広く勉強します。
一つひとつの論点が極端に難しいというより、
幅広い知識を正確に覚える必要がある試験
だと感じました。
合格ラインが高い年もある
2025年度は50問中38問以上、つまり76%以上の正解が必要でした。
「7割くらい取れば大丈夫だろう」
という感覚では、年によっては足りません。
本番では、
8割近く取るつもりで勉強する
くらいが安心です。
賃貸不動産経営管理士の勉強時間
私なら目安として、
不動産初学者
150~200時間程度
宅建合格者・宅建学習経験者
100時間前後
を考えます。
もちろん個人差があります。
不動産会社で働いている。
宅建に合格している。
民法を勉強した経験がある。
という人は短くなる可能性があります。
反対に、
法律も不動産も初めて
という人は、200時間を超えてもおかしくありません。
大切なのは、
「200時間勉強したから大丈夫」
ではなく、
過去問や予想問題で安定して合格ラインを超えられる状態になったか
です。
宅建合格者はかなり勉強しやすい
宅建を勉強したことがある人は、賃貸不動産経営管理士でも有利だと思います。
試験範囲には、
- 民法
- 賃貸借
- 借地借家法
- 不動産に関する法律知識
など、宅建の学習経験を活かせる部分があるからです。
もちろん、賃貸住宅管理業法や建物管理など、賃貸不動産経営管理士独自の勉強も必要です。
それでも、
法律用語を一から覚える必要がない
だけでもかなり違います。
宅建の難易度については、宅建は難しい?合格率・合格点・勉強時間から難易度を合格者が解説でも詳しく紹介しています。
また、宅建をこれから受験する人は、宅建に独学で合格した勉強法|一度落ちた私のスケジュールと過去問の使い方も参考にしてください。
賃貸不動産経営管理士は独学でも合格できる?
独学でも合格は十分可能だと思います。
基本的には、
- テキスト
- 過去問題集
- 予想問題・模試
があれば独学でも対策できます。
ただし、次のような人には通信講座も向いています。
法律や不動産の勉強が初めて。
自分で学習計画を作るのが苦手。
テキストだけでは理解しにくい。
通勤時間などに動画で勉強したい。
宅建を勉強した経験がない。
という人です。
独学か講座かで迷っている人は、資格試験は独学と予備校・通信講座どっち?5つの判断基準を解説も参考にしてください。
私はスタディングを使って合格した
私は賃貸不動産経営管理士を勉強するときに、
スタディングの賃貸不動産経営管理士講座
を利用しました。
選んだ理由は、
できるだけ低コストで、必要な部分だけ講義を受けたかったから
です。
私は資格試験では、
講義を何度も見るというより、
講義で全体像を理解して、問題演習に時間を使う
勉強方法を好んでいます。
その意味では、オンラインで講義を進められるスタディングは使いやすかったです。
ただし、
スタディングを使ったから合格できた=誰でも通信講座を使うべき
とは考えていません。
独学が得意な人なら、市販教材だけでも十分合格を目指せます。
自分に合った方法を選びましょう。
賃貸不動産経営管理士のおすすめ勉強方法
私がおすすめする流れは、
テキスト・講義
↓
過去問
↓
弱点復習
↓
過去問を繰り返す
↓
予想問題・模試
です。
1.まず全範囲を一周する
最初から細かい部分まで完璧に覚えようとしなくて大丈夫です。
まず、
「どんなことが試験に出るのか」
を把握するために全体を一周します。
2.早めに過去問へ進む
テキストを何周もしてから問題を解くより、
一通り勉強したら早めに問題演習へ進む
ことをおすすめします。
実際に問題を解くと、
「ここがよく出る」
「この数字を覚えないといけない」
「似た制度を混同している」
ということが分かってきます。
3.間違えた問題を重点的に復習する
全部を同じように勉強する必要はありません。
正解できる問題より、
何度も間違える問題
に時間を使います。
過去問の使い方については、資格試験は過去問を繰り返すだけで合格できる?効果的な使い方を解説でも詳しく紹介しています。
4.法改正に注意する
賃貸不動産経営管理士試験では法律も出題されます。
そのため、中古の古い教材だけで勉強するのはおすすめしません。
受験する年度に対応した最新版
を使う方が安全です。
5問免除講習とは?
賃貸不動産経営管理士には、
試験50問のうち5問が免除される講習
があります。
講習を修了すると、対象となる試験で5問が免除されます。
通常は50問ですが、5問免除者は45問を解答します。
5問免除講習は受けた方がいい?
これは予算と勉強状況によります。
必須ではありません。
ただし、5問少なくなること自体はメリットです。
特に、
少しでも合格可能性を上げたい。
本番の負担を減らしたい。
費用より合格を優先したい。
という人なら受講を検討していいでしょう。
一方、
十分に勉強時間がある。
模試で安定して高得点を取れている。
できるだけ受験費用を抑えたい。
のであれば、必ず受けなければならないものではありません。
試験合格だけでは資格登録は完了しない
ここは間違えやすいところです。
試験合格=すぐに賃貸不動産経営管理士として資格登録できる
とは限りません。
資格登録には、原則として賃貸住宅の管理業務に関する2年以上の実務経験などの要件があります。
実務経験がない場合には、所定の実務講習を修了することで登録を目指す方法があります。
そのため、
受験料だけでなく、合格後に登録する場合の手続まで考えておく
といいでしょう。
賃貸不動産経営管理士についてよくある質問
賃貸不動産経営管理士は国家資格?
国家資格です。
賃貸住宅管理業法における業務管理者の制度とも関係しています。
難易度は宅建より高い?
一般的には、必要な学習量や試験内容を考えると宅建の方が重いと私は感じます。
ただし、賃貸不動産経営管理士も合格率3割前後の試験なので、ほとんど勉強せずに合格できる資格ではありません。
宅建を持っていれば勉強は楽?
かなり勉強しやすいと思います。
民法や賃貸借など一部に共通する知識があるためです。
ただし、賃貸住宅管理業法や管理実務などは別途勉強する必要があります。
独学でも合格できる?
可能です。
テキストと過去問題集を中心に勉強すれば、独学でも十分合格を目指せます。
何時間勉強すれば合格できる?
目安として、
初学者なら150~200時間程度
宅建合格者などなら100時間前後
から考えるといいと思います。
ただし、時間よりも過去問や模試で合格圏に入っているかを重視してください。
5問免除講習は必須?
必須ではありません。
受講せず50問の試験を受けることもできます。
まとめ|賃貸不動産経営管理士は独学でも十分合格を狙える
今回は賃貸不動産経営管理士について、実際に合格した経験をもとに解説しました。
2025年度の合格率は、
29.5%
でした。
難易度としては、
簡単ではないものの、しっかり勉強すれば十分合格を狙える試験
だと思います。
勉強時間の目安は、
初学者:150~200時間程度
宅建合格者など:100時間前後
です。
勉強方法は、
テキストや講義で全体像を理解する。
↓
早めに過去問へ進む。
↓
間違えた問題を重点的に復習する。
↓
過去問を繰り返す。
↓
最後に予想問題・模試を解く。
という流れがおすすめです。
私はスタディングを利用して合格しましたが、独学でも十分合格を目指せます。
また、試験に合格した後に資格登録する場合には、実務経験などの登録要件があることも忘れないようにしましょう。
宅建をすでに勉強している人にとっては、知識を活かしやすい資格でもあります。
不動産分野の資格をさらに増やしたい人は、挑戦を検討してみてください。
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