※本ブログはフリューゲル行政書士事務所が運営しております。
「宅建を取ってみたいけど、難しすぎない?」
「合格率が20%を切っているなら、かなり難関なのでは?」
「法律を勉強したことがなくても受かる?」
宅地建物取引士資格試験、いわゆる宅建試験に興味があっても、難易度が気になって受験を迷っている人もいると思います。
私は宅建試験を2回受験しています。
1回目は31点で不合格。
その年の合格点は36点でした。
そして勉強方法を変えて再挑戦し、2回目で合格しました。
つまり私は、
「宅建に落ちる難しさ」と「宅建に受かるために必要な勉強」の両方を経験しています。
その経験から先に結論を言うと、
宅建は決して簡単な試験ではありません。
しかし、
法律初学者でも、試験範囲を理解して正しい方向で勉強を積み重ねれば十分に合格を目指せる試験
だと思っています。
この記事では、
- 宅建試験の最新合格率
- 合格点
- 試験内容
- 勉強時間の目安
- 宅建が難しい理由
- それでも合格を目指しやすい理由
- 独学でも合格できるのか
- 私が一度落ちてわかったこと
について、実際の受験経験をもとに解説します。
※この記事は2026年8月時点の試験制度をもとにしています。
- 結論|宅建は「簡単ではないが、対策しやすい試験」
- 宅建試験とは?
- 2026年度の宅建試験
- 宅建試験の問題数と出題形式
- 宅建試験は主に4分野を勉強する
- 宅建の合格率はどれくらい?
- 合格率だけでは資格の難易度を比較できない
- ただし「準備不足の人を除けば簡単」とも言えない
- 宅建の合格点は毎年変わる
- 目標は合格最低点ではなく余裕を持って設定する
- 宅建の勉強時間は300~400時間くらいが一つの目安
- 必要な勉強時間は人によって違う
- 300時間なら1日どれくらい勉強する?
- 宅建が難しい理由1|合格するには高い正答率が必要
- 宅建が難しい理由2|権利関係は単純暗記だけでは厳しい
- 宅建が難しい理由3|似た数字やルールが多い
- 宅建が難しい理由4|範囲は狭すぎない
- 宅建が難しい理由5|年1回しかない
- それでも宅建は「対策しやすい」と思う理由
- 理由1|四肢択一式だけ
- 理由2|過去問が非常に使いやすい
- 理由3|得点しやすい分野を作れる
- 理由4|受験資格の制限がない
- 宅建は独学でも合格できる?
- 独学に向いている人
- 独学がつらい人
- 宅建は何か月勉強すれば合格できる?
- 宅建業法を得点源にする
- 民法は満点を狙わなくてもいい
- 私が一度落ちてわかった宅建の難易度
- 「正しい努力をすれば合格できる」は少し言い換えたい
- 宅建は難関資格?
- 宅建と行政書士はどちらが難しい?
- 宅建に落ちる人は珍しくない
- 宅建のおすすめ勉強順
- 宅建の難易度についてよくある質問
- まとめ|宅建は簡単ではない。でも十分に合格を狙える
結論|宅建は「簡単ではないが、対策しやすい試験」
私が宅建試験の難易度を一言で表すなら、
「簡単ではない。しかし、何を勉強すればいいのかが比較的わかりやすい試験」
です。
合格率だけを見れば20%を下回っています。
2025年度試験では、
- 受験者数:245,462人
- 合格者数:45,821人
- 合格率:18.7%
- 合格基準:50問中33問以上
でした。
約5人に1人しか合格していません。
そのため、
「誰でもほとんど勉強せずに合格できる資格」
ではありません。
一方で、
- 受験資格に年齢・学歴などの制限がない
- 試験は50問
- 四肢択一式
- 記述式がない
- 出題分野がある程度明確
- 過去問による対策がしやすい
という特徴があります。
私は、
難関資格への入口から一歩進んだくらいの難易度
と考えるのが近いと思っています。
宅建試験とは?
宅建試験の正式名称は、
宅地建物取引士資格試験
です。
宅地建物取引業者には、事務所等ごとに一定数の専任の宅地建物取引士を置くことが求められています。
また、
- 重要事項の説明
- 重要事項説明書への記名
- 宅建業法第37条に定める書面への記名
などは宅地建物取引士が行う必要があります。
つまり宅建は、
不動産業界で明確な役割を持つ国家資格
です。
そのため毎年多くの人が受験しています。
2026年度の宅建試験
2026年度の宅建試験は、
2026年10月18日(日)13時~15時
に実施されます。
試験時間は2時間です。
受験手数料は8,200円。
合格発表は2026年11月25日(水)の予定です。
試験は原則として毎年1回です。
つまり不合格になると、基本的には次の試験まで約1年間待つことになります。
これも宅建試験の厳しいところです。
宅建試験の問題数と出題形式
宅建試験は、
50問・四肢択一式
です。
4つの選択肢から正しいもの、または誤っているものを選びます。
登録講習修了者は5問が免除され、45問となります。
記述式。
論文。
面接。
実技。
などはありません。
だから、
勉強した知識を選択問題で正確に使えるか
が重要になります。
宅建試験は主に4分野を勉強する
一般的な宅建教材では、試験範囲を大きく次の4分野に整理しています。
1.宅建業法
宅建業者や宅建士に関するルールです。
2.権利関係
民法を中心に、不動産に関する権利関係を勉強します。
3.法令上の制限
都市計画法や建築基準法など、不動産利用に関係する規制を勉強します。
4.税・その他
税金、不動産価格、土地・建物などに関する知識が出題されます。
正式な試験基準では、土地・建物の権利関係、法令上の制限、税、需給、価格の評定、宅建業法などが対象とされています。なお、出題の根拠になる法令は、その試験年度の4月1日時点で施行されているものです。
宅建の合格率はどれくらい?
2025年度の合格率は、
18.7%
でした。
受験者245,462人のうち、合格したのは45,821人です。
これだけを見ると、
「かなり難しい試験では?」
と思いますよね。
確かに簡単ではありません。
ただし、
合格率だけで資格試験の難易度を完全に比較することもできません。
合格率だけでは資格の難易度を比較できない
元の記事でも、この点をかなり強く書いていました。
考え方そのものは今でも同じです。
資格試験によって、
- 受験資格
- 受験者層
- 必要な事前知識
- 受験する目的
- 受験までの準備状況
が違うからです。
たとえば受験資格が厳しく設定されていて、十分な専門教育を受けた人だけが受験する試験なら、試験自体が難しくても合格率が高くなることがあります。
宅建は、日本国内に居住していれば年齢・学歴等に関係なく受験できます。
だから、
「合格率18.7%だから、合格率18.7%の別資格とまったく同じ難易度」
とは言えません。
ただし「準備不足の人を除けば簡単」とも言えない
ここは元の記事から修正します。
以前は、
「記念受験や勉強不足の人がいるので、きちんと勉強した人だけなら合格率はもっと高い」
という説明をしていました。
感覚としては理解できます。
しかし、
何人が記念受験なのか。
何人が十分勉強した状態なのか。
という公式なデータがあるわけではありません。
そのため、
「実質的な合格率はもっと高い」
と数字を補正するような考え方はしない方がいいと思います。
公表されている合格率は、
18.7%。
これをそのまま受け止めたうえで、
簡単には受からない試験
として準備する方がいいでしょう。
宅建の合格点は毎年変わる
宅建試験には、
「毎年35点取れば必ず合格」
という固定された合格点はありません。
2025年度は、
33点/50点
でした。
一方、2024年度は37点。
2023年度は36点。
2022年度は36点でした。
つまり、
その年によって合格ラインが変わります。
だから、
「過去に33点で合格した年があるから33点を目標にしよう」
という勉強はおすすめしません。
本番の難易度が低ければ、合格ラインがもっと高くなる可能性があります。
目標は合格最低点ではなく余裕を持って設定する
私は、
合格点ギリギリを目標にしない方がいい
と思っています。
私自身、1回目の受験では31点でした。
その年の合格点は36点。
5点足りませんでした。
本試験では、
見たことのない問題。
曖昧な問題。
二択まで絞って迷う問題。
も出てきます。
そのため普段の過去問や模試では、
合格最低ラインより余裕を持った得点
を目指した方が安心です。
1回目に落ちたときの具体的な失敗については、宅建試験に落ちた原因は?31点で不合格だった私の失敗談と翌年合格までで詳しく書いています。
宅建の勉強時間は300~400時間くらいが一つの目安
元の記事では、
宅建の勉強時間は300~400時間
と紹介していました。
この数字は試験実施団体が公表している公式な必要勉強時間ではありません。
実際、必要な勉強時間は人によって大きく変わります。
ただ、
法律を初めて勉強する人なら300~400時間程度を一つの学習計画の目安にする
という考え方は、現在でも大きく変える必要はないと思っています。
重要なのは、
300時間やれば必ず受かる
という意味ではないことです。
必要な勉強時間は人によって違う
たとえば、
法律を初めて勉強する人
民法の考え方から覚える必要があります。
そのため時間がかかりやすいです。
行政書士などを勉強した経験がある人
民法の基礎知識をすでに持っているため、権利関係の学習時間を短縮できる可能性があります。
不動産会社で働いている人
宅建業法や不動産用語に馴染みがあれば理解しやすい部分があります。
勉強から長期間離れていた人
知識以前に、
毎日勉強する習慣を作るところから始める必要があります。
だから、
「宅建は○○時間で絶対合格できる」
とは考えない方がいいでしょう。
300時間なら1日どれくらい勉強する?
仮に300時間を目標にするとします。
6か月で勉強する場合
1か月50時間程度。
1日平均で約1時間40分です。
4か月で勉強する場合
1か月75時間程度。
1日平均で約2時間30分です。
3か月で勉強する場合
1か月100時間程度。
1日平均で3時間以上になります。
社会人なら、
6か月程度の余裕を持って始める
方が計画は立てやすいと思います。
仕事が忙しい日もあります。
体調を崩すこともあります。
予定どおり進まない日を前提に、少し余裕を作っておきましょう。
宅建が難しい理由1|合格するには高い正答率が必要
宅建では近年、50問中30点台半ば前後が合格ラインになることが多くなっています。
つまり、
かなりの問題を正解しなければなりません。
「半分わかれば大丈夫」
という試験ではありません。
基本問題をかなり確実に取る必要があります。
だから私は、
難問を解けることより、取るべき問題を落とさないこと
の方が重要だと思っています。
宅建が難しい理由2|権利関係は単純暗記だけでは厳しい
元の記事では、
「宅建は法律の理解より暗記が中心」
と書いていました。
これは修正します。
確かに宅建業法や法令上の制限などでは、
数字。
期限。
要件。
など、覚えることがかなりあります。
一方、
権利関係、特に民法は単純暗記だけでは対応しにくい
です。
誰と誰の間にどんな法律関係があるのか。
誰が何を主張できるのか。
第三者が出てきたらどうなるのか。
といったことを問題文から読み取る必要があります。
そのため宅建は、
暗記+基本的な法律理解
が必要な試験だと思います。
宅建が難しい理由3|似た数字やルールが多い
宅建の勉強を始めると、
数字が多い
と感じると思います。
期間。
金額。
割合。
面積。
日数。
などです。
しかも似た数字が何度も出てきます。
すると、
「あれ、これは○日だったっけ?」
「こっちは○分の1?」
と混乱します。
ここは一度覚えれば終わりではなく、
問題演習を通じて何度も思い出す
必要があります。
宅建が難しい理由4|範囲は狭すぎない
元の記事では行政書士と比較して、
「行政書士試験の半分くらいの試験科目」
としていました。
これも正確な比較ではないので修正します。
行政書士と宅建では、そもそも試験の目的と範囲が違います。
宅建は不動産取引に関係する分野へ集中していますが、
民法。
宅建業法。
都市計画法。
建築基準法。
税。
不動産価格。
土地・建物。
など、初学者にとっては十分な量があります。
だから、
「4分野しかないから簡単」
と考えない方がいいです。
宅建が難しい理由5|年1回しかない
宅建試験は原則として年1回です。
これも意外と大きいです。
CBT試験のように、
「来月また受けよう」
とはいきません。
本番で失敗すれば、基本的には翌年まで待ちます。
私自身がまさにそうでした。
だから、
本番1日にある程度ピークを合わせる必要があります。
それでも宅建は「対策しやすい」と思う理由
ここまで読むと、
「やっぱり宅建は難しそう」
と思うかもしれません。
確かに難しいです。
それでも私は、
正しい勉強を積み重ねれば十分に狙える試験
だと思っています。
理由があります。
理由1|四肢択一式だけ
宅建は50問・四肢択一式です。
行政書士試験のような記述式問題はありません。
論文を書く必要もありません。
つまり、
覚えた知識を文章としてゼロから再現する必要はない
ということです。
正しい選択肢を判断できれば得点できます。
これは受験対策を考えるうえでは大きな特徴です。
理由2|過去問が非常に使いやすい
宅建は、
過去問による学習と相性がいい試験
だと思います。
もちろん、
「答えの番号だけ覚える」
のでは意味がありません。
なぜ○なのか。
なぜ×なのか。
どこを変えれば正しい文章になるのか。
まで確認します。
私は1回目の受験で年度別過去問だけに頼って失敗しました。
でも、
過去問そのものが悪いのではありません。
2年目は、
テキスト。
↓
分野別過去問。
↓
わからなければテキストへ戻る。
という方法へ変え、合格しました。
過去問の使い方については、過去問を繰り返すだけで資格試験は合格できるのか?でも詳しく紹介しています。
理由3|得点しやすい分野を作れる
宅建は全部の分野を同じレベルまで極める必要はありません。
特に重要なのが、
宅建業法
です。
宅建業法は、きちんと繰り返し勉強すれば得点源にしやすい分野です。
権利関係の難しい問題で悩み続けるより、
まず取るべき基本問題を確実に取る
という戦略が使えます。
この「得点戦略を作りやすい」という点は、宅建の対策しやすさだと思います。
理由4|受験資格の制限がない
宅建試験は、日本国内に居住していれば年齢・学歴等に関係なく受験できます。
法学部卒。
不動産会社勤務。
である必要はありません。
私は、
法律を専門に勉強してきた人だけの試験ではない
という点でも挑戦しやすい資格だと思っています。
50代から宅建を目指すことについては、50代から宅建は遅い?挑戦するメリットと勉強のコツを解説でも紹介しています。
宅建は独学でも合格できる?
独学でも十分に合格を目指せると思います。
私自身も最終的には独学を中心に合格しました。
宅建は、
テキスト。
分野別過去問題集。
年度別過去問。
YouTubeなどの解説。
模擬試験。
など、学習手段が非常に豊富です。
ただし、
独学=適当に勉強しても受かる
ではありません。
学習スケジュールを自分で作る必要があります。
独学に向いている人
私は、
- 毎日自分で勉強時間を作れる
- テキストを読んで自分で進められる
- 過去問を繰り返せる
- わからないところを自分で調べられる
- 試験日から逆算して計画できる
という人なら独学と相性がいいと思います。
独学がつらい人
逆に、
- 勉強を始めても続かない
- 何から手をつければいいかわからない
- 民法を読んでもまったく理解できない
- 学習スケジュールを自分で管理するのが苦手
という人なら、通信講座や予備校を利用する方法もあります。
独学の方が偉いわけではありません。
合格するために自分に合った方法を使えばいいと思います。
私が独学で合格したときの具体的な方法については、宅建に独学で受かった人のブログ|合格のための勉強方法とは?で詳しく紹介しています。
宅建は何か月勉強すれば合格できる?
これも人によります。
ただ、法律初学者なら私は、
半年程度確保できるとかなり勉強しやすい
と思います。
たとえば10月試験なら、
4月ごろから開始。
↓
春~夏にテキスト+分野別過去問。
↓
夏以降は問題演習量を増やす。
↓
直前期は年度別過去問・模試。
という形です。
3か月程度で合格する人もいるでしょう。
しかし、
「3か月で受かった人がいる=自分も3か月で十分」
ではありません。
余裕を持って始めた方が失敗しにくいと思います。
宅建業法を得点源にする
宅建で合格を目指すなら、
私はまず、
宅建業法を得点源にする
ことをおすすめします。
出題数も多く、学習によって得点を安定させやすいからです。
宅建業法の基本問題を大量に落としながら、
民法の難問ばかり勉強する。
という状態は避けたいところです。
まず、
取れる問題を取る。
それから苦手分野を補強します。
民法は満点を狙わなくてもいい
権利関係が苦手な人は多いと思います。
私も、
「民法を完璧に理解しないと宅建に受からない」
と考える必要はないと思っています。
もちろん基本的な民法知識は必要です。
でも、
宅建試験は民法だけの試験ではありません。
難問へ何時間も使うより、
宅建業法。
法令上の制限。
税・その他。
も含めて総合点を上げる方が重要です。
私が一度落ちてわかった宅建の難易度
私は最初の宅建試験に落ちています。
31点でした。
当時は、
年度別過去問13年分だけ
を使って勉強していました。
過去問をやればいい。
↓
なら大量に過去問をやればいい。
と考えたのです。
しかし、
1周するだけで時間がかかりすぎる。
知識がバラバラになる。
同じ論点をまとめて理解できない。
という問題がありました。
そこで翌年は、
テキスト+分野別過去問
を中心に変更しました。
そして合格しました。
この経験から私は、
宅建は「勉強すれば誰でも必ず受かる簡単な試験」ではないが、勉強方法を改善すると得点へ反映されやすい試験
だと感じています。
「正しい努力をすれば合格できる」は少し言い換えたい
元の記事では、
「宅建は正しい努力をすれば合格できる試験」
と繰り返していました。
今でも言いたいことはわかります。
ただ、
「正しい努力さえすれば必ず合格する」
と読める表現は少し強いです。
試験である以上、
絶対はありません。
だから今なら、
「宅建は、適切な教材と勉強方法で十分な学習量を積めば、法律初学者でも合格を狙える試験」
と表現します。
これが実際に一度落ちて、翌年合格した私の感覚にも一番近いです。
宅建は難関資格?
「宅建は難関資格なのか?」
については、明確な公的基準がありません。
資格を、
簡単。
普通。
難関。
超難関。
と分類する公式ランキングもありません。
そのため、
「宅建は偏差値○○だから難関」
のような説明はあまり意味がないと思っています。
私なら、
入門資格と呼ぶには難しいが、法律系国家資格の中では比較的挑戦しやすい部類
くらいに考えます。
合格率20%未満。
数百時間規模の勉強。
年1回。
という点から考えても、
ノー勉で取れる軽い資格ではありません。
一方で司法試験や司法書士などと同じレベルの難易度とも言えません。
宅建と行政書士はどちらが難しい?
私は宅建と行政書士の両方に合格しています。
自分の経験では、
行政書士試験の方がかなり難しかった
です。
行政書士では、
憲法。
行政法。
民法。
商法・会社法。
基礎法学。
基礎知識。
文章理解。
など、広い範囲を勉強します。
出題形式にも択一だけでなく記述式があります。
一方、宅建は不動産取引関係へ範囲が集中し、50問の四肢択一式です。
だから、
法律資格を初めて一つ取ってみたい
という場合には、宅建は比較的挑戦しやすい選択肢だと思います。
宅建と行政書士を両方取得することについては、宅建と行政書士のダブルライセンスは意味ある?両方持つ筆者がメリットと取得順を解説でも紹介しています。
宅建に落ちる人は珍しくない
合格率18.7%ということは、2025年度には8割以上の受験者が不合格になっています。
だから、
1回落ちた。
↓
自分には向いていない。
と考える必要はありません。
私も落ちました。
重要なのは、
なぜ落ちたのか
です。
勉強時間。
教材。
過去問の使い方。
苦手分野。
試験当日の時間配分。
などを分析します。
宅建に落ちやすい勉強パターンについては、宅建士試験に落ちる人の特徴11選でも詳しく紹介しています。
宅建のおすすめ勉強順
私なら、法律初学者は次のように進めます。
1.テキストで全体像を知る
最初から全部覚える必要はありません。
2.分野別過去問を解く
テキストを読んだ分野から問題を解きます。
3.わからなければテキストへ戻る
問題集の答えだけを暗記しません。
4.何周も繰り返す
1周目で完璧を目指さないことも大切です。
5.直前期に年度別過去問や模試
本試験と同じ50問形式で時間配分も練習します。
この流れです。
教材については、宅建士試験の独学におすすめのテキスト・参考書・教材は?で詳しく紹介しています。
宅建の難易度についてよくある質問
宅建は難しい?
簡単ではありません。
2025年度の合格率は18.7%でした。
ただし、試験範囲・形式が明確で、法律初学者でも十分に合格を目指せる試験だと思います。
宅建の合格率は?
2025年度は**18.7%**でした。
何点取れば合格?
固定されていません。
2025年度は50問中33問以上でした。
年度によって合格ラインは変わります。
何問出る?
50問です。
すべて四肢択一式です。
登録講習修了者は5問免除され45問となります。
試験時間は?
2時間です。
登録講習修了者は1時間50分です。
宅建の勉強時間は?
公式に必要勉強時間が定められているわけではありません。
法律初学者なら、私は300~400時間程度を学習計画の一つの目安として考えます。
独学でも受かる?
十分狙えると思います。
私自身も独学を中心に合格しました。
法律初心者でも受かる?
受験資格に法律学習歴は必要ありません。
民法などを基礎から勉強する必要はありますが、初学者でも挑戦できます。
宅建と行政書士ならどちらが難しい?
両方に合格した私の経験では、行政書士試験の方がかなり難しく感じました。
ただし、得意分野などによって個人差があります。
1回落ちたら諦めるべき?
私は1回目31点で不合格になり、翌年合格しました。
不合格の原因を分析して、勉強方法を改善する価値はあります。
まとめ|宅建は簡単ではない。でも十分に合格を狙える
宅建試験についてまとめると、
- 2025年度の合格率は18.7%
- 2025年度の合格点は33点
- 試験は50問・四肢択一式
- 試験時間は2時間
- 原則年1回
- 法律初学者なら300~400時間程度を一つの目安にする
- 宅建業法など暗記の比重が大きい分野もある
- 権利関係は法律の理解も必要
- 過去問対策が重要
- 独学でも十分合格を目指せる
- 合格点は毎年変わるので最低ラインを目標にしない
- 私自身、一度不合格になった後に勉強方法を変えて合格した
という試験です。
元の記事では、
「宅建は合格率ほど難しい試験ではない」
とかなり強く書いていました。
今なら少し違います。
18%前後しか合格しない以上、
宅建は普通に難しい試験
だと思います。
私自身も一度落ちています。
でも、
「難しすぎて、一部の特別な人しか受からない試験」ではありません。
法律を初めて勉強する。
仕事をしながら勉強する。
30代。
40代。
50代。
そういう人でも十分に挑戦できます。
大切なのは、
「宅建は簡単らしい」
と思って油断しないこと。
逆に、
「合格率20%未満だから自分には無理」
と最初から諦めないことです。
私は1回目、
年度別過去問13年分をひたすら解いて31点で落ちました。
そして勉強方法を変え、翌年合格しました。
だから私が宅建の難易度について一番伝えたいのは、
簡単ではない。でも、何を改善すれば点数が上がるのかが比較的わかりやすい試験
ということです。
これから宅建へ挑戦するなら、
まずは十分な勉強期間を確保して、
テキスト+分野別過去問
から始めてみてください。
※本ブログはフリューゲル行政書士事務所が運営しております。

