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「FP3級を受けてみたいけど、独学でも大丈夫?」
「どのくらい勉強すれば合格できる?」
「できればお金をかけずに勉強したい」
FP3級に興味を持った人なら、このような疑問があるのではないでしょうか。
私は実際にFP3級を受験して合格しています。
その経験からいうと、FP3級は、
資格試験が初めての人でも、独学で十分に合格を狙える試験
だと思います。
しかも現在は、
- 無料のYouTube講義
- 公式の公表問題
- 無料・低価格の学習コンテンツ
が充実しています。
高額な資格講座へ申し込まなくても勉強できます。
この記事では、
- FP3級とは何か
- 最新の合格率
- 難易度
- 勉強時間
- CBT試験の内容
- 独学の勉強方法
- 無料で勉強する方法
- おすすめ教材
- FP2級へ進むべきか
について、実際に合格した経験をもとに解説します。
※この記事は2026年8月時点の試験制度をもとにしています。
- FP3級とは?
- FP3級は国家資格?
- FP3級はCBT試験
- FP3級の試験内容
- FP3級の受検料
- FP3級には受検資格がある?
- FP3級の最新合格率
- FP3級の難易度は?
- FP3級の勉強時間はどれくらい?
- FP2級まで受けるなら3級をしっかり勉強する
- FP3級は独学で合格できる?
- FP3級をできるだけ無料で勉強する方法
- FP3級におすすめのテキスト・問題集
- 私がおすすめするFP3級の独学手順
- 学科と実技は一緒に勉強していい
- FP3級の学科か実技だけ落ちたら?
- FP3級を履歴書に書くのは恥ずかしい?
- FP3級と簿記3級はどちらが難しい?
- FP3級とITパスポートはどちらが難しい?
- FP3級を取得したら2級へ進むべき?
- FP3級についてよくある質問
- まとめ|FP3級は資格試験初心者にもおすすめ
FP3級とは?
FP3級は、正式には3級ファイナンシャル・プランニング技能士を目指す国家検定です。
FPでは、生活に関係するさまざまなお金について勉強します。
試験範囲は大きく6分野です。
- ライフプランニングと資金計画
- リスク管理
- 金融資産運用
- タックスプランニング
- 不動産
- 相続・事業承継
具体的には、
年金。
健康保険。
生命保険。
株式や投資信託。
所得税。
住宅。
不動産。
相続。
などを勉強します。
つまり、
「人生で関わる可能性が高いお金の基礎知識を広く勉強する資格」
と考えるとわかりやすいでしょう。
FPを勉強すること自体のメリットについては、FPは意味ない?いらない?役に立たない?FPのメリット5選!でも詳しく紹介しています。
FP3級は国家資格?
FP技能士は国家資格です。
正確には、ファイナンシャル・プランニング技能検定という国家検定に合格することで「FP技能士」を名乗れるようになります。
FP技能士には、
- 3級
- 2級
- 1級
があります。
FP3級は、その入口にあたる資格です。
FP3級はCBT試験
現在のFP3級は、昔のような紙の試験ではありません。
学科・実技ともCBT方式です。
CBTとは、テストセンターのパソコンを使って問題を解く試験方式です。
3級FP技能検定は2024年度からCBTへ移行しており、休止期間を除いて通年で受験できます。
以前なら、
「次の試験日まで数か月待つ」
必要がありました。
現在は、自分の勉強が仕上がったタイミングに合わせて受験しやすくなっています。
これはFP3級を初めて資格試験として受ける人にとって大きなメリットだと思います。
FP3級の試験内容
日本FP協会で受験する場合、試験は、
学科試験
と
実技試験
に分かれています。
2026年現在は次のとおりです。
| 試験 | 試験時間 | 問題数 | 合格基準 |
|---|---|---|---|
| 学科 | 90分 | 60問 | 36点以上/60点 |
| 実技 | 60分 | 20問 | 60点以上/100点 |
つまり、どちらも基本的には6割以上が合格基準です。
満点を取る必要はありません。
この「6割でいい」という点は、勉強するときにかなり重要です。
細かい問題をすべて完璧にするより、
基本問題を確実に取る
ことを優先した方が効率的です。
FP3級の受検料
2026年現在、3級FP技能検定の受検手数料は、
- 学科:4,000円
- 実技:4,000円
です。
両方受験する場合は、
合計8,000円
となります。
別途、決済等の手数料がかかる場合があります。
FP3級には受検資格がある?
形式上、受検資格はあります。
日本FP協会では、
「FP業務に従事している者または従事しようとしている者」
が3級の受検資格とされています。
ただ、これからFPを勉強して仕事や生活に活かそうとしている人も対象になるため、2級のように、
「実務経験2年以上」
「下位級合格」
といった厳しい条件はありません。
FPを初めて勉強するなら、基本的に3級からスタートできます。
FP3級の最新合格率
日本FP協会が公表している2025年10月~2026年2月のCBT試験結果では、
| 試験 | 合格率 |
|---|---|
| 学科 | 86.60% |
| 実技 | 84.88% |
となっています。
かなり高い合格率です。
そのため、
FP3級は国家資格・国家検定の中では比較的挑戦しやすい試験
といっていいでしょう。
ただし、
「合格率が高いから勉強しなくても受かる」
という意味ではありません。
そもそも受験する人の多くは、ある程度勉強してから試験を受けています。
基本的な対策は必要です。
FP3級の難易度は?
私が実際に受験した感想としても、
難易度は比較的低め
だと思います。
特に資格試験をいくつか経験している人なら、それほど苦戦しない可能性があります。
ただし、初めてFPを勉強すると、
- 社会保険
- 年金
- 保険
- 税金
- 金融商品
- 不動産
- 相続
と、まったく違う分野が次々に登場します。
最初は、
「覚えることが多いな」
と感じるかもしれません。
FP3級の難しさは、一つひとつの問題が高度というより、
広い範囲を横断的に勉強するところ
にあると思います。
FP3級の勉強時間はどれくらい?
試験実施機関が、
「○時間勉強すれば合格できる」
という公式な勉強時間を設定しているわけではありません。
元の記事では、
「合格だけなら10~20時間」
としていました。
ただ、今この記事を書き直すなら、初学者へ10~20時間を標準として勧めるのは少し短すぎると思います。
私なら、
50~100時間程度
を一つの目安として考えます。
すでに、
- 簿記を持っている
- 宅建を持っている
- 金融機関で働いている
- 保険に詳しい
- 投資をしている
という人なら、もっと短くなることもあります。
反対に、
「年金も税金もまったく知らない」
という人なら、100時間以上勉強してもまったく問題ありません。
重要なのは、
何時間勉強したかではなく、問題を解いて安定して6割以上取れるか
です。
FP2級まで受けるなら3級をしっかり勉強する
ここは個人的にかなり重要だと思っています。
FP3級は合格率が高いので、
「とりあえず丸暗記して受かればいい」
と考えることもできます。
しかし、その後FP2級へ進むならおすすめしません。
FP2級では、3級で勉強した6分野をさらに深く勉強します。
つまりFP3級は、
FP2級の基礎
です。
3級を曖昧なまま終わらせると、2級で改めて勉強し直すことになります。
最初からFP2級まで取得する予定なら、
FP3級の段階で仕組みを理解する
ことを意識した方が効率的です。
FP2級については、FP2級は難しい?合格率・勉強時間・独学方法・おすすめ教材を合格者が解説で詳しく紹介しています。
FP3級は独学で合格できる?
私は、
かなり独学しやすい資格
だと思います。
理由は、
- 市販教材が豊富
- 無料動画が豊富
- 公式問題が公開されている
- 合格基準が明確
- CBTで受験日を選びやすい
からです。
初めて資格試験を受ける人でも、いきなり高額なスクールへ申し込む必要はありません。
まず独学で始めて、
「どうしても理解できない」
となってから講座を検討しても遅くありません。
FP3級をできるだけ無料で勉強する方法
FP3級は、かなりお金をかけずに勉強できます。
私なら次の組み合わせを使います。
1.無料YouTube講義を見る
FP3級はYouTube講義が非常に充実しています。
特におすすめなのが、
「ほんださん/東大式FPチャンネル」
です。
FP試験の内容を、単純な丸暗記ではなく仕組みから理解しやすく解説しています。
暗記だけでは、
「年金の数字が覚えられない」
「保険が全部同じに見える」
となりやすいです。
動画で、
なぜこの制度があるのか
まで理解すると覚えやすくなります。
2.公式の公表問題を解く
日本FP協会や金融財政事情研究会では、FP技能検定の公表問題・解答を確認できます。
無料で利用できるので、試験前には一度解いておきたいところです。
ただ問題を解くだけではなく、
なぜその答えになるのか
まで確認しましょう。
3.市販教材は1セットだけ買う
完全無料でも勉強できます。
ただ、私は一冊くらいテキストを持っていた方が楽だと思います。
動画を見ていて、
「この部分をもう一度確認したい」
と思ったとき、本ならすぐ戻れるからです。
高額な講座を買う必要はなく、
テキスト+問題集の2冊程度
で十分でしょう。
FP3級におすすめのテキスト・問題集
元の記事でおすすめしていたのは、
「FP3級 合格のトリセツ」シリーズ
です。
これは現在もおすすめしていいと思います。
2026年現在は、
- FP3級 合格のトリセツ 速習テキスト 2026-27年版
- FP3級 合格のトリセツ 速習問題集 2026-27年版
が販売されています。
FP試験は法律や制度改正の影響を受けます。
中古で何年も前の教材を買うより、
受験年度に対応した最新版
を使うことをおすすめします。
私がおすすめするFP3級の独学手順
1.YouTubeやテキストで一分野を見る
まず、
「ライフプランニング」
など一つの分野を勉強します。
最初から全部覚えなくて構いません。
2.すぐ問題を解く
その分野の問題を解きます。
ここで、
「こういう聞かれ方をするのか」
を確認します。
3.間違えた問題だけ戻る
テキストを何周も読むより、
間違えたところを重点的に復習
する方が効率的です。
4.6分野を一周する
完璧を目指さず、一度試験範囲全体を終わらせます。
5.問題演習を繰り返す
2周目以降は問題中心です。
正解できないテーマだけ、動画やテキストへ戻ります。
6.最後にCBT形式へ慣れる
現在はパソコン試験です。
紙の問題だけでなく、
画面で問題を読む
ことにも慣れておくと安心です。
学科と実技は一緒に勉強していい
「学科を全部終わらせてから実技を勉強するべき?」
と思うかもしれません。
私は並行して勉強していいと思います。
実技といっても、
実際に誰かへFP相談する面接試験ではありません。
学科で学んだ知識を具体的なケースに当てはめて解く問題です。
そのため、
学科の知識を学ぶ → 実技問題でも確認する
という流れの方が理解しやすくなります。
FP3級の学科か実技だけ落ちたら?
学科・実技の片方だけ合格した場合は「一部合格」となり、一定期間、合格した試験の免除制度があります。
そのため、
片方だけ落ちても全部最初からやり直し
ではありません。
とはいえFP3級は合格率が高いため、できれば両方を一度で取ってしまいたいところです。
FP3級を履歴書に書くのは恥ずかしい?
まったく恥ずかしいことではありません。
正式には、
「3級ファイナンシャル・プランニング技能士」
と書けます。
ただし、転職での評価という意味ではFP2級の方が使いやすいでしょう。
FP3級は、
「お金の基本を勉強した証明」
という位置づけが強いと思います。
金融・保険・不動産・住宅などの業界を目指すなら、3級で終わらず2級まで進むことも検討していいでしょう。
FP3級と簿記3級はどちらが難しい?
私自身が両方受験した感覚では、
簿記3級の方が苦戦しやすい
と思います。
FP3級は知識を広く覚える試験です。
一方、簿記3級は、
- 仕訳
- 勘定
- 決算
など独特の考え方を理解する必要があります。
ただし、得意不得意によって変わります。
簿記3級については、簿記3級とは?初心者の独学勉強方法・無料オンライン講座で詳しく紹介しています。
FP3級とITパスポートはどちらが難しい?
これも私自身の体感では、FP3級の方が取り組みやすかったです。
ITパスポートはITだけでなく、
- 経営
- 会計
- 法務
- プロジェクト管理
- IT技術
など出題範囲がかなり広い試験です。
ただしITに詳しい人なら逆に感じる可能性もあります。
ITパスポートは難しい?勉強方法・勉強時間でも詳しく紹介しています。
FP3級を取得したら2級へ進むべき?
FPを勉強して、
「面白かった」
「仕事でも使いたい」
と思ったなら、私はFP2級まで進むことをおすすめします。
3級は入門。
2級になると、
- 制度の細かい条件
- 計算
- 実務に近い問題
が増えます。
転職でFP資格を活かしたい場合も、3級より2級を評価する求人が多くなります。
ただし、
「自分の生活のために基礎だけ知りたい」
という目的なら3級で終わっても構いません。
資格をどこまで取るかは、
何のためにFPを勉強するのか
で決めればいいと思います。
FP3級についてよくある質問
FP3級は独学でも合格できる?
十分可能です。
市販教材だけでなく、無料動画や公式問題も利用できます。
FP3級は難しい?
比較的挑戦しやすい資格です。
直近の日本FP協会の合格率では、学科・実技とも80%台となっています。
勉強時間は?
公式な目安はありません。
私なら初学者には50~100時間程度を見ておくことをおすすめします。
試験は年何回?
現在はCBT方式なので、休止期間を除いて通年受験できます。
受検料は?
学科4,000円、実技4,000円、合計8,000円です。
無料でも勉強できる?
可能です。
YouTube講義と公式の公表問題を使えば、かなりの範囲を無料で勉強できます。
FP3級を飛ばして2級を受けられる?
2級の別の受検資格を満たしていれば可能です。
実務経験などがない場合には、3級合格が2級の受検資格を得るわかりやすいルートです。
まとめ|FP3級は資格試験初心者にもおすすめ
FP3級についてまとめると、
- FP技能士は国家資格
- 現在はCBT方式
- 休止期間を除いて通年受験できる
- 日本FP協会では学科90分60問
- 実技60分20問
- どちらも6割以上で合格
- 直近の合格率は学科・実技とも80%台
- 独学でも十分合格を狙える
- 無料YouTube+公式問題でもかなり勉強できる
- 初学者なら50~100時間程度を一つの目安にする
- FP2級へ進むなら3級の内容をしっかり理解する
という試験です。
私自身、FP3級を勉強して良かったと思うのは、
資格に合格したこと以上に、生活に関係するお金の仕組みを知るきっかけになったこと
です。
年金。
保険。
税金。
投資。
不動産。
相続。
知らなくても日常生活は送れます。
でも知っていると、
「これってどういう制度なんだろう?」
と考えられるようになります。
FP3級は、資格試験としても比較的挑戦しやすいので、
「何か資格を勉強してみたい」
という社会人の最初の一歩にも向いていると思います。
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