前回の記事では「事務所」の選び方についてお話しさせていただきました。
前回は第1弾で、今回は第2弾です。
今回は事務所に備えておくべき設備や備品について書いていこうと思います。
事務所を契約したら、次に必要な作業として事務所を使えるようにする必要があります。
私が申請した行政書士会では、以下のような設備や備品が求められていました。
※各行政書士会により内容に違いがあるため参考程度にしておいてください。
・ 事務用机、椅子
・ 書類保管庫
・ 金庫
・ 電話
・ コピー機
・ パソコン
・ 来客用の机、椅子
・ コピー用紙、雑貨の収納棚
・ 業務用図書、図書棚
また、自分で必要だと考えて以下のものも準備しました。
・ FAX
・ モニター
私は個室のみのレンタルオフィスを事務所に選択しました。
準備するのは、自分の個室に必要なものだけだったのでこのくらいで済みました。
ちなみに、オフィス家具はだいたいニトリでそろえました。
それぞれについて私がどのように揃えていったかをお話ししていきます。
事務用机・椅子
机と椅子は、レンタルオフィスに設置されていたため自分では用意していません。
ただし、他のレンタルオフィスを見学した際に「椅子」のみ用意がないところもありました。
レンタルオフィスを探す際は、どれだけ設備が用意されているかを確認するとよいでしょう。
書類保管庫・金庫
東京都行政書士会で求められる設備の中に「鍵付きの書庫」というのがありました。
そこで、私は書類保管庫と金庫を併せて鍵付きの書庫として一つにまとめることにしました。
購入したのは以下の鍵付き書庫です。
電話
電話は、携帯電話にしました。
ここで端末代を浮かすために荒業を使いました。
プライベートで使っていた回線をMNPで新たな携帯会社と契約
▼
一括1円で新たな端末をゲット
▼
元々使っていた端末はそのままMNPした回線で使用
▼
仕事用に新規回線を契約
▼
新しい端末を仕事用の回線で使用
こうすることで1円で携帯端末をゲットすることに成功しました。
キャンペーンの実施状況による荒業なので参考程度に見ていただけたらと思います。
コピー機(複合機)
東京都行政書士会で求められる設備として「コピー機、プリンター」がありました。
要は、複合機が1台必要ということですね。
私は以下の複合機を購入しました。
これに決めた理由は次のとおりです。
・ レーザープリンターにした理由
→ スピード重視
→ ランニングコストの削減
・ モノクロにした理由
→ カラーを使う場面が少ないと感じたから
パソコン(+モニター)
パソコンについての解説は不要かと思います。
私は、ノートパソコンとモニターのセットを用意しました。
企業法務を通して事務作業にはデュアルモニターが必要と感じているためです。
画面が一つだと作業効率が悪いです。
やはり、2画面は必須ですね。
来客用の机、椅子
私は、事務所にこのセットは設けていません。
行政書士会に確認の上で省きました。
そもそも2畳ほどしかスペースがないので入らないのです。
では、どうするかというと
・ 来客時は時間貸の会議室で対応する
という方法で来客用の応接セットを設けずに済みました。
開業当初で来客などほぼ想定できないのでこの方法を選択しました。
収納棚・図書棚
私のオフィスでは次の2つのような棚を設置しました。
ただ、オフィスによって変わるものなので参考程度に見ていただければと思います。
FAX
東京都行政書士会ではFAXの設置が求められているようです。
また、行政書士の業務で使うと記事で読んだので用意することにしました。
ただ、固定電話は用意するつもりがなかったのでインターネットFAXを導入しました。

インターネットFAXとは、WordやPDFデータをブラウザから発信できるサービスです。
受信もインターネット上でできてしまいます。
FAX番号もゲットできるので名刺にも番号をしっかり書けます。
私は、その中でも「message+」というサービスを選択しました。
message+を選んだ理由は以下のとおりです。
・ 安い
・ 受信が無料
いたずらでFAXが大量に送られてきた場合でも受信が無料だと安心だと思いました。
送信はこちらである程度量をコントロールできるのでmessage+がいいと思いました。
詳しくは以下のリンクからサービスを確認してみてください。

まとめ
いかがでしたでしょうか。
私が事務所に設置した設備や備品は以下の通りでした。
・ 事務用机、椅子
・ 鍵付き書庫
・ 携帯電話(スマートフォン)
・ 複合機
・ ノートパソコン、モニター
・ コピー用紙、雑貨の収納棚
・ 業務用図書、図書棚
・ インターネットFAX
この記事が誰かの事務所選びのお役に立てたなら幸いです。