友達が教えてくれた勉強法を試したけど、成績が全然よくならないや…
「最短で合格した勉強法」を試したけど、全然合格できそうにないや…
自分には勉強の才能がないんだ…
こんなとき、自分には才能がないんだと思ってしまっても仕方ないですよね。
でも、まだ諦めるのは早いかもしれませんよ。
あなたの「脳」にあった勉強ができていないだけかもしれないんだ。
他の人にあう勉強法が自分にあうとは限らないってことかな?
そういうことだね。
勉強を進めていく上で、次に挙げることはとても大事なことです。
・ 自分の脳の特徴(認知特性)を見つけて、自分にとって最適な勉強法を知ること
インフルエンサーが絶賛する勉強法を知るよりも、一番大切なことです。
・ 独学か講座を受講するか
・ テキストはどれにするか、講座はどれにするか
・ 自学習をどのように進めるか
こういった悩みを解決することにもつながるよね。
でも、どうやったら、脳の特徴(認知特性)っていうのがわかるのかな?
「本田40式認知特性テスト」をやってみれば簡単にわかるよ!
「本田40式認知特性テスト」を踏まえて、勉強法についてお伝えしていきます。
認知特性を診断する「本田40式認知特性テスト」
「本田40式認知特性テスト」は、下のリンクから始めることができるよ。
選択式の質問に答えるだけのもので、数分でおわります。
なお、認知特性とは、次のように定義されています。
・ 外界からの情報を頭の中で理解したり、記憶したり、表現したりする方法
一人一人が異なる認知特性を持っているとも紹介されています。
認知特性は、次の6パターンに分類することができます。
視覚優位者 | 【カメラタイプ】 写真のように二次元で思考するタイプ |
【3Dタイプ】 空間や時間軸を使って三次元で思考するタイプ | |
言語優位者 | 【ファンタジータイプ】 文字や文章を映像化してから思考するタイプ |
【辞書タイプ】 文字や文章を図式化してから思考するタイプ | |
聴覚優位者 | 【ラジオタイプ】 文字や文章を耳から入れる音として情報処理するタイプ |
【サウンドタイプ】 音色や音階などの音楽的イメージを脳に入力するタイプ |
それぞれの特性には、どのような勉強法があっているのかを考えていきましょう。
視覚優位者・カメラタイプの特徴と勉強法
このタイプの特徴は、次のとおりだよ。
・ 「見た」情報の処理が上手くできる人
・ 一瞬一瞬を切り取った写真のように記憶するのが得意な人
文字で理解するよりも、絵や写真を見た方が理解できるタイプといえるでしょう。
私が考えるこのタイプにあう勉強法は、次のとおりです。
・ 図、絵、写真などが充実しているテキストでの勉強法
・ テキストを何度も繰り返し見る勉強法
・ ノートには、絵や図などを優先して書き、文字は補足程度に使う勉強法
視覚優位者・3Dタイプの特徴と勉強法
このタイプの特徴は、次のとおりだよ。
・ 「見た」情報の処理が上手くできる人
・ 立体的なイメージ、時間の流れがあるストーリーを理解することが得意な人
カメラタイプの特徴に、空間と時間の軸を加えたようなイメージといえるでしょう。
私が考えるこのタイプにあう勉強法は、次のとおりです。
・ ドラマ、映画、学習漫画などのストーリー性のあるもので勉強する方法
(主に、始めて勉強するときや、暇な時間に使うと効果的だと思います。)
・ 図、絵、写真などが充実しているテキストを使った勉強法
・ 前後関係や周辺知識も併せてストーリー化して理解する勉強法
・ (法律の勉強では、)ストーリー性のある事例をベースにする勉強法
言語優位者・ファンタジータイプの特徴と勉強法
このタイプの特徴は、次のとおりだよ。
・ 「読んだ」情報の処理が得意な人
・ 言語や文章を映像化(イメージ)したり、映像を言語化するのが得意な人
このタイプは、言語(左脳)と映像イメージ(右脳)の両方で情報を処理しています。
言葉と具体的なイメージを一緒に覚えながら勉強するのが得意といえるでしょう。
私が考えるこのタイプにあう勉強法は、次のとおりです。
・ 文字や文章と図、絵、写真などがバランスよく配置されているテキストで勉強する方法
・ 映像をイメージしながら、テキストを読む勉強法
・ 語呂合わせなど、イメージが持てるようにする勉強法
言語優位者・辞書タイプの人の特徴と勉強法
このタイプの特徴は、次のとおりだよ。
・ 「読んだ」情報の処理が得意な人
・ 言葉を読むのが得意な人
このタイプは、言葉に文字、数字、図を系統立てて結びつけるのが得意といえると思います。
覚えたいことは、一度、文字や図にして脳内で整理するタイプともいえるでしょう。
私が考えるこのタイプにあう勉強法は、次のとおりです。
・ 文字、図などで綺麗に整理されているテキストで勉強する方法
・ 講義の内容は、文字、図などに落とし込む勉強法
・ 覚えたいことは、書いて覚える勉強法
聴覚優位者・ラジオタイプの特徴と勉強法
このタイプの特徴は、次のとおりだよ。
・ 「聴いた」情報の処理が得意な人
・ 音声という聴覚情報のみで言語を脳内に取り入れることができる人
このタイプは、相手の話しをその「音」だけで理解することができ、
イメージではなく言語そのもので思考を働かせることができると言われています。
言葉を見たり読んだりするよりも、耳で聞くほうが理解できるといえるでしょう。
私が考えるこのタイプにあう勉強法は、次のとおりです。
・ リスニング教材やラジオ講座など聴覚的な情報を繰り返し聞いて勉強する方法
・ テキストを読み上げて録音した自分の声を何度も繰り返し聞いて勉強する方法
・ テキストを繰り返し暗唱する勉強法
聴覚優位者・サウンドタイプの特徴と勉強法
このタイプの特徴は、次のとおりだよ。
・ 「聴いた」情報の処理が得意な人
・ 音階や音色といった言語的な意味を持たない情報も、イメージとして脳内で処理できる人
絶対音感を持っている人は、このタイプです。
聴覚的な感性が優れている人がこのタイプといえるでしょう。
私が考えるこのタイプにあう勉強法は、次のとおりです。
・ リスニング教材やラジオ講座など聴覚的な情報を繰り返し聞いて勉強する方法
・ テキストを読み上げて録音した自分の声を何度も繰り返し聞いて勉強する方法
・ テキストを繰り返し暗唱する勉強法
最後に
自分におすすめな勉強法が科学的にわかるなんて知らなかったよ。
・ 自分の脳の特徴(認知特性)を見つけて、自分にとって最適な勉強法を知ること
これがいかに重要かよくわかったよ。
・ 独学か講座を受講するか
・ テキストはどれにするか、講座はどれにするか
・ 自学習をどのように進めるか
これらのことを決めるためにも、早い段階でおさえておきたいよね。
ここを間違えなければ効率的な勉強ができるもんね。
「本田40式認知特性テスト」は、ここからできるんだったよね。
そうだよ。是非やってみてね。
自分にあった勉強法に悩んでいる方の一助になれたなら幸いです。