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(資格保持者に聞く)宅建と行政書士のダブルライセンス

宅建士

宅建と行政書士をダブルで受験しようか悩んでいるんだ。

予備校とかでもよく推奨されているもんね。

なんとなくよさそうとは思うんだけど…

具体的にどう意味があるのか知りたい感じかな?

そう!それ!

私はすごく意味があると考えて2つの資格を取ったよ。

どうしてかすごく聞きたいな。

それじゃあ今回はこのダブルライセンスについて説明していこうか。

宅地建物取引士と行政書士の試験を両方受けることには2つの意味があると考えています。

1つ目は、資格試験合格に向けた戦略上有効であるという点です。

2つ目は、実務でもダブルライセンスが活きてくるという点です。

この2つについて詳しく解説してくれるんだね。

宅建で学ぶ民法は行政書士でも使える

宅建と行政書士の試験科目で重複するのは「民法」です。

宅建の民法は近年レベルが上がってきています。

これを勉強することは行政書士の民法を勉強する上でも大いに役立ちます。

・ 宅建の民法:全体の約25%
・ 行政書士の民法:全体の約25%

25%が重複しているというのは行政書士を勉強する上でかなりのアドバンテージです。

宅建と行政書士はどちらを先に受けるべきか

最も効率がいいのは「宅建→行政書士」の順での受験でしょう。

要は、難易度の順番ということです。

宅建に合格することで実力を確定させて、自信もつけられたら効率よく受験できるでしょう。

ダブルライセンスの実務上のメリット(行政書士編)

行政書士として独立開業をする上で宅建は2つの意味で武器になります。

1つ目は、宅建業の許認可に強くなるという点です。

2つ目は、行政書士開業後の副業としても活用できるという点です。

宅建業等の許認可に強くなる

行政書士が扱う許認可の中には「宅建業免許」「農地転用」など不動産に関するものもあります。

宅地建物取引士試験では、まさに宅建業法、農地法などを勉強するので非常に意味があります。

行政書士開業後の副業としても活用できる

行政書士開業直後は仕事があまりこない時間が続くことが多いでしょう。

そんなときに手に職をつけられるようなアルバイトができたらいいと思いませんか?

また、宅建の実務を身に着けることは行政書士として活躍する上でも大いに役に立ちます。

宅建で学んだ「宅建業法」「農地法」などを実務を通して深めていくことができるからです。

このような複合的な相乗効果があるのでダブルライセンスは大いにおすすめできます。

また、この副業を通してできる人脈は開業当初の人にとっては大きな存在になることでしょう。

ダブルライセンスの実務上のメリット(宅建編)

宅建士として就職する人にも行政書士を取得するメリットはあります。

社内で異動や業務の幅を広げるチャンスになるからです。

大きい会社であれば許認可はコンプライアンスを担当する部門が本人申請していることでしょう。

そこで行政書士の資格を持っていれば「総務・法務」といった部門への異動も夢ではないでしょう。

また、小さい会社であれば担当業務の幅を広げて昇給などのチャンスにもつながることでしょう。

(番外編)より不動産会社への転職がしやすくなる

宅地建物取引士として独占業務に従事できることで不動産会社には転職しやすくなります。

ただ、あくまで現場の宅建士業務に従事することを前提とした転職がメインとなるでしょう。

これ加えて行政書士を取得することでさらに転職に有利になります。

総務・法務といったポジションにも挑戦しやすくなるからです。

業界の法律に詳しいだけでなく、一般的な法律も詳しいという人はそう多くありません。

そういう意味では不動産業界の中でより多くの選択肢を得ることになるでしょう。

まとめ

宅建と行政書士のダブルライセンスに意味があることがよくわかったよ。

最後に今回伝えたことをまとめていこうか。

宅建と行政書士のダブルライセンスのメリットは以下のとおりでした。

【資格試験でのメリット】
・ 宅建で学ぶ民法は行政書士でも使える
【行政書士として開業する際のメリット】
・ 宅建業等の許認可に強くなる
・ 行政書士開業後の副業としても活用できる
【宅建士として働く際のメリット】
・ 社内での異動や業務の幅を広げるチャンスになる
・ 転職もしやすくなる

宅建と行政書士に合格できるように頑張るよ。

無理せずに一つ一つやっていこうね。

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