宅建の登録実務講習ってどんな感じなんだろう?
最初は全然イメージわかないよね。
登録実務講習の流れを知りたいんだよね。
今回は、私が登録実務講習を受けたときの体験談を話そうか?
うん!すごく聞きたい。
私は、LECの登録実務講習を受講しました。
その経験を踏まえて登録実務講習がどんなものかを解説していきたいと思います。
2日間のコースを受講してきました。
最初に
宅地建物取引士試験は、「ふるいにかける試験」でした。
宅建の登録実務講習の試験は「通過させるための試験」でした。
(※あくまで私が受講した講義の話しです。)
あまり肩肘はって渾身の力を注いでいくような講習ではないと感じました。
ただ、指定された課題はしっかりこなすべきだと思います。
実務を感じながら楽しく課題をこなしていけばいいのかなと思います。
自宅での事前学習
登録実務講習を申し込むと以下の教材が送られてきました。
・ テキスト
・ 資料集
・ DVD(3時間)
・ 通信課程問題
DVDの視聴
まずはDVDを視聴しました。
宅建の勉強のときのように気合を入れる必要はありませんでした。
内容は、以下のとおりでした。
・ 自宅学習についての説明
・ 法改正などについての簡単な説明
・ テキストの内容の簡単な説明
倍速で視聴してたら1~2時間で終わる内容でした。
メモなどを取る内容でもなかったので視聴だけして終了しました。
テキスト読み
テキストは、さらっと全体を読めばいいとDVDで言っていました。
私もどこに何が書いてあるかをさらっと1周確認する程度で終わらせました。
通信課程問題
〇×式問題が60問ある課題です。
宅地建物取引士試験に合格していれば特段問題にならない課題です。
提出義務もないですし、この問題が講習最後の試験に影響することもありませんでした。
あまり肩肘はらずに宅地建物取引士試験を思い出す気持ちで解いてよいかと思います。
スクーリング
私は2日間のコースでしたのでスケジュールは以下のとおりでした。
・ 【1日目】9:40~18:00
・ 【2日目】9:40~18:10(修了試験17:10~18:10)
スクーリングではだいたい以下のようなことをやりました。
・ 講師の授業を聞く
・ 演習問題を解く
・ 修了試験
グループワークのような頑張らなきゃいけない課題はありませんでした。
指名されて解答するような場面もなかったので気楽に授業を聞けました。
講師の授業を聞く
私の講師は、不動産会社を経営している実務家の方でした。
講習の中で実務の具体的な話しを聞けたのですごく面白かったです。
そのおかげか寝ているような人もいませんでした。
講習では、修了試験で気を付けるべきポイントを教えてくれました。
こういった点で「通過させるための試験」なんだなと感じました。
演習問題を解く
ワークブックを使った演習が行われます。
講習で聞いたことを実践的にやってみるという内容でした。
講習を聞いていればすぐできる内容なので心配する必要はないものでした。
内容は主に以下のようなものでした。
・ 物件の調査
・ 契約書の作成
・ 重要事項説明書の作成
宅地建物取引士試験で勉強した書類を実際につくってみるような内容でした。
修了試験
講習の最後は、1時間の修了試験です。
修了試験の内容は、以下のとおりでした。
【テキスト持ち込み可】
・ 〇×式問題:20問
・ 記述式問題(語句の穴埋め):20問
テキスト持ち込み可の時点で「ふるいにかける試験」ではないことがわかりますね。
また、講習で教えてもらったポイントの中から問題が出題されます。
講習をしっかりと聞いてさえいれば落ちることはまずない試験でした。
時間に余裕がなくなるといったこともあまりないと思います。
修了証の発行
後日、郵送で修了証が送られてきます。
日程は決まっているのでLECのHPで確認するようにしましょう。
(最後に)LECで登録実務講習を受講した感想
LECで受講した感想は、以下のとおりです。
・ 不動産の実務家の方のお話しが聞けてとても参考になった
・ 校舎が綺麗で席のスペースも広く確保できたのでよかった
・ 校舎がたくさんあるので受講場所の選択に困らなかった
私はLECを選んで良かったと思っています。