宅建に独学で受かるための合格法が知りたいな。
今回は、以下のことについて話していこうか。
・ 私が使ったテキスト
・ 自分にあったテキストの選び方
・ 独学で合格するためのスケジュール
・ 私が使った直前予想問題/模擬試験
・ 独学で合格するための勉強方法
これはまさに合格法だね。
私が合格したときの経験からお話しさせてもらうね。
合格体験記みたいだね。
私が使ったテキスト
私が独学で合格したときに使っていたテキストは、次のテキストです。
・出る順 宅建士 合格テキスト(権利関係)シリーズ
・宅建士 合格のトリセツシリーズ
私は1度宅建士試験に落ちたので、試験後1年間の余裕がありました。
難化傾向に対応するため、権利関係だけは別でテキストを用意しました。
これらのテキストは、次のように使いこなすことで合格しました。
・ 権利関係(トリセツ/テキスト)で簡単にインプット
▼
・ 権利関係(出る順/テキスト)でインプット
・ 権利関係(出る順/問題集)でアウトプット
▼
・ 宅建業法(トリセツ/テキスト)でインプット
・ 宅建業法(トリセツ/問題集)でアウトプット
▼
・ 法令上の制限(トリセツ/テキスト)でインプット
・ 法令上の制限(トリセツ/問題集)でアウトプット
▼
・ 税/その他(トリセツ/テキスト)でインプット
・ 税/その他(トリセツ/問題集)でアウトプット
▼
・ 全科目で上記を反復
・ 回を重ねるごとに間違いやすい箇所などに絞って反復
▼
・ 直前予想問題/模擬試験を解く
▼
・ 本試験
どうしてこのテキストを選んだの?
次の章での説明のとおりに選んだんだ。
テキストの選び方があるんだね。
自分にあったテキストの選び方
テキストの選び方については、以下の記事で詳しく説明しているよ。
この記事を見れば、自分にあったテキストの選び方がわかるんだね!
ここでは、私が2つのテキストを選んだ理由を簡単に説明するね。
まず、「本田40式認知特性テスト」という無料のテストを受けました。
このテストで自分にあうテキストは、以下のようなタイプと判定されました。
・ 絵や図を豊富に使ったテキスト【合格のトリセツシリーズ】
そして、2年目の学習では権利関係をより掘り下げて勉強する必要がありました。
・ 網羅性の高いテキスト【出る順シリーズ】
その結果、この2つのシリーズを使うことに決めました。
これが大当たりで、無事に合格することができました。
独学で合格するためのスケジュール
勉強期間が1年の場合
メインテキストの他に、出る順(権利関係)を加えることをおすすめするよ。
【11月~2月】
・ 権利関係(メインテキスト)で簡単にインプット
▼
・ 権利関係(出る順/テキスト)でインプット
・ 権利関係(出る順/問題集)でアウトプット
【2月~3月】
・ 宅建業法(メインテキスト)でインプット
・ 宅建業法(メイン問題集)でアウトプット
【3月~4月】
・ 法令上の制限(メインテキスト)でインプット
・ 法令上の制限(メイン問題集)でアウトプット
【4月~5月】
・ 税/その他(メインテキスト)でインプット
・ 税/その他(メイン問題集)でアウトプット
【6月】
・ 予備の月
【7月~8月】
・ 全科目で上記を反復
・ 回を重ねるごとに間違いやすい箇所などに絞って反復
▼
【9月】
・ 直前予想問題/模擬試験を解く
▼
【10月】
・ 本試験
余裕をもってしっかりと対策ができるんだね。
1年じっくり勉強できれば合格レベルに達するには十分だと思うよ。
勉強期間が6ヶ月の場合
メインのシリーズ1本に絞って取り組んでいくことをおすすめするよ。
【4月~5月】
・ 宅建業法(メインテキスト)でインプット
・ 宅建業法(メイン問題集)でアウトプット
【5月~6月】
・ 法令上の制限(メインテキスト)でインプット
・ 法令上の制限(メイン問題集)でアウトプット
・ 宅建業法の復習
【6月~7月】
・ 税/その他(メインテキスト)でインプット
・ 税/その他(メイン問題集)でアウトプット
・ 法令上の制限の復習
【7月~8月】
・ 権利関係(メインテキスト)でインプット
・ 権利関係(メイン問題集)でアウトプット
・ 税/その他の復習
【8月~9月】
・ 全科目で上記を反復
・ 回を重ねるごとに間違いやすい箇所などに絞って反復
▼
【9月~10月】
・ 直前予想問題/模擬試験を解く
▼
【10月】
・ 本試験
なかなか余裕がないね…
仕事や学校などを考えるとこれが限界のスケジュールかもしれないね。
私が使った直前予想問題/模擬試験
模試ってどれを選べばいいのかな?
僕が使った模試は次の2つだよ。
・ LEC 宅建0円模試
・ LEC 出る順 直前予想模試
どうしてこの2つを選んだの?
この2つを選んだ理由は、次のとおりだよ。
【LEC 宅建0円模試】
・ 完全無料
・ 成績診断がついている
・ 自宅で受験できる
【LEC 出る順 直前予想模試】
・ 4回分の予想模試がついている
・ 成績診断がついている
・ 自宅で受験できる
この2つだけで十分なボリュームだったよ。
5回も受けられるならこれで十分だね。
直前予想問題/模擬試験の注意点
予想問題や模擬試験については、以下の点に注意が必要だよ。
・ そのままの問題が出題される可能性は低い
予想問題や模擬試験は、以下のように使うようにしよう。
・ 本番と同じ環境下で問題を解く訓練
・ 自分の現在地の確認
・ 重要論点の再確認
模試にあまり時間をかけすぎないように気を付けよう。
独学で合格するための勉強方法
私は宅建の勉強を次のように進めていました。
・ テキストでのインプット ⇔ 過去問(問題集)でのアウトプット(比率5:5)
この勉強方法の全体的なポイントは、次のとおりです。
・ テキストを読み進めたところまで、適宜、問題集のアウトプットもする
・ 最初の1周目は完璧な理解よりも、1周終わらせることを優先する
・ 2周目以降は、問題集で出題される重点的なテーマを優先的に勉強する
問題集で勉強する際に、特に大切にしていたことは、次のとおりです。
・ 解説の内容をしっかりと理解する
・ 不明点はテキストでもしっかりと確認する
問題を解きっぱなしにしないことが大切なんだね。
科目ごとのポイントは次のとおりです。
【権利関係】
・ 論点の理解を深める
・ 理解した知識を使って初見の問題でも解決できるように意識して勉強する
【権利関係以外】
・ 理解も大事だが、暗記から逃げないことが何より大事
権利関係以外は、知っていれば解ける問題が多いです。
権利関係は、知識を使った問題解決が必要になってきます。
各科目のポイントはよくわかったよ。
まとめ
勉強方法の全体像が理解できたよ。
今回、伝えたことをまとめていこうか。
テキストの選び方は、以下の記事を参考にするんだったよね。
独学で合格するためのスケジュールは、次のとおりでした。
勉強期間が1年ある場合
【11月~2月】
・ 権利関係(メイン/テキスト)で簡単にインプット
▼
・ 権利関係(出る順/テキスト)でインプット
・ 権利関係(出る順/問題集)でアウトプット
【2月~3月】
・ 宅建業法(メインテキスト)でインプット
・ 宅建業法(メイン問題集)でアウトプット
【3月~4月】
・ 法令上の制限(メインテキスト)でインプット
・ 法令上の制限(メイン問題集)でアウトプット
【4月~5月】
・ 税/その他(メインテキスト)でインプット
・ 税/その他(メイン問題集)でアウトプット
【6月】
・ 予備の月
【7月~8月】
・ 全科目で上記を反復
・ 回を重ねるごとに間違いやすい箇所などに絞って反復
▼
【9月】
・ 直前予想問題/模擬試験を解く
▼
【10月】
・ 本試験
勉強期間が6ヶ月の場合
【4月~5月】
・ 宅建業法(メインテキスト)でインプット
・ 宅建業法(メイン問題集)でアウトプット
【5月~6月】
・ 法令上の制限(メインテキスト)でインプット
・ 法令上の制限(メイン問題集)でアウトプット
・ 宅建業法の復習
【6月~7月】
・ 税/その他(メインテキスト)でインプット
・ 税/その他(メイン問題集)でアウトプット
・ 法令上の制限の復習
【7月~8月】
・ 権利関係(メインテキスト)でインプット
・ 権利関係(メイン問題集)でアウトプット
・ 税/その他の復習
【8月~9月】
・ 全科目で上記を反復
・ 回を重ねるごとに間違いやすい箇所などに絞って反復
▼
【9月~10月】
・ 直前予想問題/模擬試験を解く
▼
【10月】
・ 本試験
私が使った模試は、次のとおりでした。
・ LEC 宅建0円模試
・ LEC 出る順 直前予想模試
宅建士試験の勉強の方法は、次のとおりでした。
私は宅建の勉強を次のように進めていました。
・ テキストでのインプット ⇔ 過去問(問題集)でのアウトプット(比率5:5)
・ テキストを読み進めたところまで、適宜、問題集のアウトプットもする
・ 最初の1周目は完璧な理解よりも、1周終わらせることを優先する
・ 2周目以降は、問題集で出題される重点的なテーマを優先的に勉強する
・ 解説の内容をしっかりと理解する
・ 不明点はテキストでもしっかりと確認する
【権利関係】
・ 論点の理解を深める
・ 理解した知識を使って初見の問題でも解決できるように意識して勉強する
【権利関係以外】
・ 理解も大事だが、暗記から逃げないことが何より大事
教えてもらった通りに勉強してみるよ。
合格できるように頑張ってね。