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「宅建に独学で合格した勉強法|一度落ちた私のスケジュールと過去問の使い方」

宅建士

※本ブログはフリューゲル行政書士事務所が運営しております。

「宅建は独学でも合格できる?」

「何月から勉強を始めればいい?」

「テキストと過去問はどう使えばいい?」

宅建試験へ挑戦しようと思っても、独学だと何から始めればいいのかわからない人もいると思います。

私は宅建試験を2回受験しています。

1回目は、

31点で不合格。

その年の合格点は36点でした。

そして翌年、

勉強方法を大きく変えて独学で合格しました。

そのため私は、

「独学でどう勉強すれば失敗するのか」

そして、

「どう勉強方法を変えたら合格できたのか」

の両方を経験しています。

先に結論をいうと、私が合格したときの基本的な勉強方法は、

テキストでインプット

分野別過去問題集でアウトプット

わからないところをテキストへ戻る

何度も繰り返す

直前期に年度別過去問・模試

という非常にシンプルなものでした。

特別な裏技を使ったわけではありません。

この記事では、

  • 私が1回目に落ちた勉強方法
  • 2年目に変えたこと
  • 実際に使ったテキスト
  • 独学の勉強スケジュール
  • テキストと問題集の使い方
  • 科目別の勉強方法
  • 過去問は何周すればいいのか
  • 模試の使い方
  • 独学でやってはいけないこと

まで、実際の合格体験をもとにまとめます。

※この記事は2026年8月時点の宅建試験制度をもとにしています。

  1. 結論|宅建は独学でも十分に合格を目指せる
  2. 私は1回目の宅建試験に落ちた
  3. 年度別過去問13年分だけで勉強して失敗した
  4. 2年目は「年度別過去問だけ」をやめた
  5. 独学合格の基本は「テキスト+分野別過去問」
  6. 私のインプットとアウトプットの比率
  7. 1周目は完璧に理解しなくていい
  8. 問題集では「正解したか」だけを見ない
  9. わからない問題は必ずテキストへ戻る
  10. 私が合格したときに使ったテキスト
    1. 宅建業法
    2. 法令上の制限
    3. 税・その他
    4. 権利関係
  11. なぜ権利関係だけ教材を増やしたのか
  12. 「認知特性に合う教材なら受かる」とは考えない
  13. 宅建独学のおすすめスケジュール|1年ある場合
    1. 11月~2月|権利関係
    2. 2月~3月|宅建業法
    3. 3月~4月|法令上の制限
    4. 4月~5月|税・その他
    5. 6月|予備期間
    6. 7月~8月|全科目を反復
    7. 9月~10月|年度別過去問・模試
  14. 6か月なら教材を増やしすぎない
  15. 6か月のおすすめスケジュール
    1. 4月~5月
    2. 5月~6月
    3. 6月~7月
    4. 7月~8月
    5. 8月~9月
    6. 9月~10月
  16. なぜ宅建業法を得点源にするのか
  17. 権利関係は「答え」ではなく法律関係を理解する
  18. 法令上の制限は数字から逃げない
  19. 税・その他は後回しにしすぎない
  20. 過去問は何周すればいい?
  21. 周回するほど「全部やらない」
  22. 年度別過去問は直前期に使う
  23. 模試は「予想を当ててもらうもの」ではない
  24. 模試の点数が悪くても落ち込まない
  25. 模試を何回も受けすぎない
  26. 2026年度の宅建試験は10月18日
  27. 独学なら最新版の教材を使う
  28. YouTube講義も使った
  29. ノートをきれいに作りすぎない
  30. 一問に時間をかけすぎない
  31. 勉強時間より「毎日触れること」を重視した
  32. 勉強と休憩もセットで考える
  33. 独学で一番大切なのは「計画を修正すること」
  34. 独学に向いている人
  35. 独学が向いていない可能性がある人
  36. 独学でやってはいけないこと
    1. 教材を大量に買う
    2. テキストを読むだけ
    3. 過去問の答えだけ覚える
    4. 年度別過去問だけで最初から勉強する
    5. 1周目から完璧を求める
    6. 難問ばかり追いかける
    7. 苦手科目を放置する
    8. 模試を受けっぱなしにする
  37. 宅建独学についてよくある質問
    1. 宅建は独学でも合格できる?
    2. 何か月前から始める?
    3. 1日何時間勉強する?
    4. 最初に何から勉強する?
    5. テキストと過去問の比率は?
    6. 過去問は何年分必要?
    7. 過去問は何周する?
    8. 模試は必要?
    9. おすすめの模試は?
    10. 古いテキストでも大丈夫?
    11. 独学と通信講座ならどっち?
  38. まとめ|私は「過去問だけ」から「テキスト+分野別過去問」に変えて合格した

結論|宅建は独学でも十分に合格を目指せる

私は、

宅建は独学でも十分に合格を目指せる試験

だと思っています。

私自身が独学を中心に合格しました。

宅建試験は、

50問・四肢択一式

です。

記述式や論文試験はありません。

また、宅建は受験者が多いため、

  • テキスト
  • 分野別過去問題集
  • 年度別過去問題集
  • 模試
  • YouTube講義
  • 通信講座

など、教材も非常に充実しています。

だから、

正しい教材を選び、勉強を継続できる人

なら独学との相性はいいと思います。

ただし、

独学=簡単

ではありません。

私は一度落ちています。

そして、その失敗から勉強方法を変えて合格しました。

私は1回目の宅建試験に落ちた

最初に、失敗したときの話をします。

1回目の結果は、

31点/50点。

合格点は36点。

5点足りませんでした。

当時の私は、

「宅建は過去問が重要らしい」

という情報を見て、

「それなら過去問だけやればいいのでは?」

と考えました。

そこで、

年度別過去問13年分

をひたすら勉強しました。

しかし、これが私には合いませんでした。

年度別過去問13年分だけで勉強して失敗した

宅建試験は50問です。

1問4肢なので、

50問×4肢=200肢。

13年分なら、

約2,600肢

です。

私は一つ一つについて、

なぜ正しいのか。

なぜ間違っているのか。

解説を読んで確認しました。

すると、

とにかく1周するのに時間がかかる。

最終的には、1周半程度しかできませんでした。

さらに年度別なので、

民法。

宅建業法。

法令上の制限。

また別の民法。

というように論点がバラバラに登場します。

その結果、

知識は増えたけれど、頭の中で体系的につながっていない

という状態になりました。

本番では、

4択から2択までは絞れる。

でも最後の2択がわからない。

という問題が大量にありました。

結果は31点。

これが、私の1年目でした。

詳しい失敗については、宅建試験に落ちた原因は?31点で不合格だった私の失敗談と翌年合格までで書いています。

2年目は「年度別過去問だけ」をやめた

1回目に落ちたあと、

同じ勉強方法をもう1年続けるのはやめました。

2年目は、

テキスト+分野別過去問題集

を中心にしました。

ここが最大の変更です。

たとえば宅建業法なら、

宅建業法のテキストを読む。

宅建業法の問題をまとめて解く。

間違えたところをテキストへ戻る。

また宅建業法の問題を解く。

という形です。

すると、

同じ論点が短い間隔で何度も登場します。

「あれ?さっき間違えた問題と同じ話だ」

となります。

この繰り返しによって、

バラバラだった知識がつながるようになりました。

独学合格の基本は「テキスト+分野別過去問」

これから宅建を独学する人へ一つだけ勉強方法を伝えるなら、

私は、

テキストと分野別過去問題集をセットで使う

ことをおすすめします。

テキストだけ読んでも、

実際の試験でどう聞かれるのかわかりません。

逆に問題集だけだと、

その問題の周辺知識や制度全体がわからないことがあります。

だから、

テキスト⇔問題集

を行ったり来たりします。

私のインプットとアウトプットの比率

私が合格したときは、

インプット:アウトプット=5:5

くらいのイメージでした。

最初はテキストを使う時間が多め。

勉強が進むほど問題演習が増える。

という感じです。

最終的には、

問題を解く

わからないところだけテキストへ戻る

という勉強が中心になります。

最初から5:5を厳密に計る必要はありません。

重要なのは、

テキストを読むだけの勉強にしない

ことです。

1周目は完璧に理解しなくていい

これは宅建だけでなく、私が資格試験全般で意識していることです。

1周目から、

「全部覚えなければ」

「完全に理解しなければ」

と思うと、先へ進めなくなります。

特に権利関係では、

「何を言っているのか全然わからない」

という部分も出てきます。

それでも、

一度最後まで進みます。

1周目でわからなかったことが、

2周目では少しわかる。

3周目では、

「この話は前の論点とつながっているんだ」

とわかる。

資格試験ではよくあります。

だから私は、

1周目は理解度100%ではなく、全範囲を見ることを優先

しました。

問題集では「正解したか」だけを見ない

過去問を解くと、

○だった。

×

だった。

だけを気にしてしまいます。

でも私は、

正解した問題でも解説を確認する

ようにしていました。

なぜなら、

正解したけれど、

「なんとなく3番だと思った」

という問題もあるからです。

それでは本番で選択肢の表現が少し変わっただけで間違えます。

重要なのは、

なぜこの選択肢が正しいのか説明できること。

さらに、

なぜ他の選択肢が間違っているのかわかること。

ここまで確認します。

わからない問題は必ずテキストへ戻る

問題集の解説だけで理解できない場合は、

必ずテキストへ戻りました。

問題集の解説は、

その問題を理解するために作られています。

一方、テキストなら、

その制度全体。

原則。

例外。

関連する制度。

まで確認できます。

だから、

問題を解く。

間違える。

解説を読む。

まだわからない。

テキストへ戻る。

という流れです。

この、

問題集からテキストへ戻る作業

がかなり重要だったと思っています。

私が合格したときに使ったテキスト

私が2回目の宅建試験で中心に使ったのは、

「宅建士 合格のトリセツ」シリーズ

です。

さらに権利関係だけ、

「出る順宅建士」シリーズ

を追加しました。

つまり、

宅建業法

合格のトリセツ

法令上の制限

合格のトリセツ

税・その他

合格のトリセツ

権利関係

合格のトリセツ

出る順宅建士

という使い分けです。

なぜ権利関係だけ教材を増やしたのか

私は1回目の宅建試験に落ちています。

そのため、2回目まで約1年間ありました。

時間に余裕があったので、

権利関係だけ少し深く勉強する

ことにしました。

権利関係では、

単に数字を覚えるだけではなく、

誰と誰の間にどんな法律関係があるのか。

誰が何を主張できるのか。

といった理解が必要になります。

そのため、

まず「合格のトリセツ」で全体像をつかむ。

「出る順宅建士」で詳しく勉強する。

という方法を取りました。

これが私には合っていました。

ただし、

宅建合格にテキストを2シリーズ揃えることが必須

という意味ではありません。

勉強期間が短い人が教材を増やしすぎると、どれも中途半端になる可能性があります。

6か月程度で勉強するなら、

まず一つのシリーズを繰り返す

方をおすすめします。

教材選びについては、宅建士試験の独学におすすめのテキスト・参考書・教材は?で詳しく比較しています。

「認知特性に合う教材なら受かる」とは考えない

元の記事では、

本田40式認知特性テスト

の結果を参考に、図やイラストが多い「合格のトリセツ」を選んだことを書いていました。

これは私が教材を選んだときの実体験なので残します。

私は、

図やイラストが多い教材の方が読みやすい

と感じました。

ただし現在は、

認知タイプに合わせて教材を選べば学習効果が科学的に高くなる

とまでは考えていません。

最終的には、

書店で見る。

試し読みする。

数ページ読んでみる。

そのうえで、

自分が最後まで繰り返せそうな教材

を選ぶのが一番重要だと思います。

認知特性テストそのものについては、おすすめの勉強法が診断できる「本田40式認知特性テスト」で詳しく紹介しています。

宅建独学のおすすめスケジュール|1年ある場合

私の場合は、一度不合格になったため次の試験まで約1年間ありました。

時間があるなら、かなり余裕を持って勉強できます。

私なら次のように進めます。

11月~2月|権利関係

まず権利関係です。

メインテキストで全体像を確認。

分野別過去問。

必要に応じて詳しいテキスト。

また問題演習。

という形で進めます。

権利関係は理解に時間がかかりやすいので、時間があるなら早めに触れておきます。

2月~3月|宅建業法

宅建業法を勉強します。

テキスト。

分野別過去問。

を繰り返します。

宅建業法は本試験で非常に重要なので、

得点源にするつもりで勉強

します。

3月~4月|法令上の制限

都市計画法や建築基準法などを勉強します。

数字も多いので、

問題を何度も解いて定着

させます。

4月~5月|税・その他

税金、不動産価格、土地・建物などを勉強します。

6月|予備期間

ここを空けておくのがおすすめです。

仕事が忙しかった。

体調を崩した。

予定より権利関係に時間がかかった。

という場合に使えます。

勉強計画は、予定どおり進まない前提で作った方が楽です。

7月~8月|全科目を反復

ここからは、

新しい知識を増やすより、今まで勉強したものを繰り返す

時間を増やします。

特に、

間違えた問題。

覚えていない数字。

苦手論点。

を重点的に復習します。

9月~10月|年度別過去問・模試

直前期は、

50問を2時間で解く練習

を入れます。

ここで初めて、年度別過去問や模試を本格的に使います。

そして10月の本試験へ向かいます。

6か月なら教材を増やしすぎない

4月ごろから始めて10月試験を受けるなら、約6か月です。

この場合は、

教材を増やしすぎないこと

を強くおすすめします。

私なら、

メインテキスト1冊。

分野別過去問題集1シリーズ。

これを軸にします。

権利関係だけ別シリーズ。

一問一答。

何冊もの予想問題集。

大量の参考書。

などに手を広げるのは、まず一冊を十分に回してからです。

6か月のおすすめスケジュール

現在の私なら、6か月の場合は元記事のスケジュールを少し変えます。

以前の記事では、

宅建業法。

法令上の制限。

税・その他。

最後に権利関係。

という順番を紹介していました。

しかし、権利関係を最後まで完全に後回しにすると、理解に時間がかかった場合に余裕がなくなります。

そこで、

4月~5月

宅建業法を中心に勉強

権利関係にも少しずつ触れる

5月~6月

宅建業法の反復

権利関係を本格化

6月~7月

権利関係

法令上の制限

7月~8月

法令上の制限

税・その他

これまでの復習

8月~9月

全科目の分野別過去問を反復

9月~10月

年度別過去問・模試

苦手論点の最終確認

という形にします。

宅建業法で早めに得点感覚を作りつつ、

時間のかかりやすい権利関係も早い段階から並行して触る

という考えです。

なぜ宅建業法を得点源にするのか

宅建の独学では、

宅建業法を安定して取れるようにする

ことが重要です。

宅建業法には、

免許。

宅建士。

営業保証金。

保証協会。

媒介契約。

重要事項説明。

37条書面。

8種制限。

など、たくさんのルールがあります。

暗記しなければならない部分も多いです。

しかし逆に、

知っていれば判断できる問題も多い

です。

だから私は、

「権利関係の難問が解けない!」

と悩む前に、

宅建業法の基本問題を確実に取る

ことを優先した方がいいと思います。

権利関係は「答え」ではなく法律関係を理解する

権利関係は、宅建業法とは少し勉強方法を変えます。

たとえば民法では、

A。

B。

C。

という複数の人物が登場します。

誰と誰が契約したのか。

誰が所有者なのか。

第三者がどう関係するのか。

問題文を読んで整理する必要があります。

だから、

「この文章が出たら×」という丸暗記だけでは対応しにくい

です。

私は権利関係では、

なぜそうなるのか。

誰が何を主張できるのか。

を意識して勉強しました。

すべてを法律学者のように理解する必要はありません。

しかし、

基本的な制度の意味

は理解した方が初見問題にも対応しやすくなります。

法令上の制限は数字から逃げない

法令上の制限では、

数字。

条件。

許可。

届出。

などが多く出てきます。

最初は、

「また数字か……」

と思います。

でも、

覚えるしかないところは覚える

ことも必要です。

私は、

問題を解く。

間違える。

また解く。

という繰り返しで覚えていきました。

テキストを眺めながら、

「覚えた気がする」

だけではなく、

問題で答えられるか確認する

ことが重要です。

税・その他は後回しにしすぎない

税・その他は、

宅建業法や権利関係と比べると軽視されがちです。

しかし、

合格点ギリギリの人にとって1点は非常に大きい

です。

私は1回目に5点差で落ちています。

だから、

「ここは数問だから捨てよう」

を積み重ねる怖さはよくわかります。

難問まで極める必要はありません。

ただし、

基本問題まで捨てない

ようにしましょう。

過去問は何周すればいい?

よく、

「過去問は3周すればいい」

「10周必要」

などと言われます。

私は、

周回数だけで判断しない方がいい

と思います。

人によって、

1周目の理解度。

使っている問題集。

勉強期間。

が違うからです。

私が重視するのは、

同じ論点を安定して正解できるか

です。

1回目。

間違える。

2回目。

また間違える。

3回目。

正解したけれど理由が曖昧。

なら、まだ終わりではありません。

一方、

正解できる。

理由も説明できる。

別の聞かれ方でも判断できる。

なら、その問題の優先度を下げてもいいでしょう。

周回するほど「全部やらない」

これも大事です。

1周目は全部解く。

2周目も全部。

3周目も全部。

と続ける必要はありません。

勉強が進んできたら、

間違える問題だけを重点的に繰り返す

ようにします。

毎回正解する簡単な問題へ同じ時間をかけるより、

苦手な論点へ時間を使った方が効率的だからです。

私は、

回数を重ねるほど勉強範囲を絞っていく

イメージで勉強していました。

過去問の使い方そのものについては、過去問を繰り返すだけで資格試験は合格できるのか?でも詳しく紹介しています。

年度別過去問は直前期に使う

私が一度落ちた最大の原因の一つが、

年度別過去問を最初からメイン教材にしたこと

でした。

だから2年目は役割を変えました。

年度別過去問は、

本番形式の練習

として使います。

50問。

2時間。

途中でテキストを見ない。

できれば本番に近い環境で解く。

そして、

何点だったのか。

時間は足りたか。

どの分野で落としたか。

を確認します。

つまり、

知識を作る=分野別過去問

本番力を確認する=年度別過去問

という使い分けです。

私はこの方が合いました。

模試は「予想を当ててもらうもの」ではない

私は合格した年に、

LECの宅建0円模試

などを利用しました。

2026年度もLECでは宅建0円模試が実施されています。

また私は、

出る順宅建士の直前予想模試

も使いました。

こちらも2026年版が販売されています。

ただし私は、

模試に本試験の問題を当ててもらうこと

を一番の目的にはしていません。

模試で重要なのは、

  • 50問を2時間で解く
  • 時間配分を確認する
  • 現在の得点力を確認する
  • 苦手分野を発見する
  • 本番の緊張感に慣れる

ことです。

模試の点数が悪くても落ち込まない

模試で、

25点。

30点。

という点数を取ることもあるかもしれません。

でも、

模試は本試験ではありません。

重要なのは、

「30点しか取れなかった……」

と落ち込むことではなく、

残り20問のうち、どの問題なら本番までに取れるようになるか

を見ることです。

知らなかった。

覚える。

理解できていなかった。

テキストへ戻る。

ケアレスミス。

原因を考える。

模試は、

弱点を本番前に教えてくれる教材

として使います。

模試を何回も受けすぎない

元の記事では、

LEC宅建0円模試1回。

直前予想模試4回。

の合計5回程度を使っていました。

私はこれで十分でした。

模試を10回。

20回。

と大量に受けるより、

1回受けた模試の復習

の方が重要です。

模試を解く。

採点。

解説を読む。

弱点をテキスト・問題集で補強。

ここまでやって一つの模試です。

2026年度の宅建試験は10月18日

2026年度の宅建試験は、

2026年10月18日(日)

に実施されます。

受験手数料は、

8,200円

です。

試験は50問・四肢択一式。

試験問題は2026年4月1日時点で施行されている法令を基準に出題されます。

そのため、

必ず受験年度に対応した教材を使う

ようにしてください。

特に中古で何年も前のテキストを買う場合は注意が必要です。

独学なら最新版の教材を使う

法律系資格では法改正があります。

宅建業法。

民法。

法令上の制限。

税制。

などが変わる可能性があります。

独学の場合、先生が、

「ここは今年から変わりました」

と教えてくれるわけではありません。

だからこそ、

教材は受験年度対応版を使う

ことをおすすめします。

数千円を節約するために古い教材を使い、

古い知識を覚えてしまう方がもったいないです。

YouTube講義も使った

私は合格した年、

YouTubeの宅建講義も利用しました。

文章だけでは理解しづらいところを、

人から説明してもらえる

というメリットがあります。

特に権利関係などでは助かりました。

ただし、注意も必要です。

動画を見る。

関連動画を見る。

別の講師も見る。

気づけば2時間経過。

ということがあります。

また、

講義を見ただけで勉強した気になりやすい

のも注意点です。

YouTubeを見るなら、

講義を見る。

問題を解く。

というセットにすることをおすすめします。

ノートをきれいに作りすぎない

独学でやりがちなのが、

きれいなまとめノート作り

です。

もちろんノートを作ること自体は悪くありません。

でも、

テキストの内容を最初から全部ノートへ書き写す。

色分けする。

図をきれいに描く。

という作業に何十時間も使うなら、

私は問題演習へ時間を回します。

必要なら、

間違えた数字。

どうしても覚えられない論点。

だけメモする。

くらいでも構いません。

勉強の目的はノートを完成させることではなく、本試験で正解すること

です。

一問に時間をかけすぎない

これも1年目の私の失敗につながります。

理解できない問題があると、

1時間。

2時間。

と調べ続けてしまうことがあります。

でも、宅建試験全体から見れば1論点です。

特に1周目なら、

「今は完全にはわからない」

として先へ進んでも構いません。

2周目に戻ってくると、

意外と簡単に理解できることがあります。

一つの難問のために全体の勉強が止まらないようにする

ことが大切です。

勉強時間より「毎日触れること」を重視した

宅建では数か月勉強します。

だから、

休日に10時間。

平日は5日間何もしない。

より、

平日も少しずつ触れる

方が私は勉強しやすかったです。

30分でもいい。

問題を10問でもいい。

テキストを数ページでもいい。

勉強しない期間を長くすると、

前に覚えたことを思い出すところから始まります。

社会人なら特に、

短時間でも勉強する日を増やす

ことをおすすめします。

勉強と休憩もセットで考える

長時間勉強する日は、

ずっと机へ座り続ける必要はありません。

25分+5分。

50分+10分。

など、自分に合った休憩を入れます。

私自身、資格試験ではポモドーロ・テクニックも使いました。

ただし、模試を解くときは本試験と同じ2時間で解きます。

勉強中の休憩については、勉強の休憩は何分がいい?おすすめのリフレッシュ方法10選でも紹介しています。

独学で一番大切なのは「計画を修正すること」

独学では誰もスケジュールを管理してくれません。

4月に、

「5月までにここまでやる!」

と決めても、

実際には終わらないことがあります。

そのとき、

予定どおりできなかった=失敗

ではありません。

予定を修正します。

たとえば、

権利関係が予定より1か月遅れている。

教材を減らす。

難問を後回しにする。

宅建業法を並行して始める。

というように調整します。

独学は、

最初に立てた計画を絶対に守ることではなく、本試験までに合格できる状態へ持っていくこと

が目的です。

独学に向いている人

私は次のような人なら、宅建独学と相性がいいと思います。

  • 自分で勉強を始められる
  • 毎週ある程度の時間を確保できる
  • テキストを読んで進められる
  • 問題集を何度も繰り返せる
  • わからないところを自分で調べられる
  • スケジュールを修正できる

独学が向いていない可能性がある人

一方、

  • 何を勉強すればいいかわからない
  • 一人だとまったく勉強を続けられない
  • 民法が何度読んでも理解できない
  • 学習計画を自分で作るのが苦痛
  • 強制的に勉強する環境が必要

という人なら、

通信講座。

予備校。

を利用するのもありです。

私は、

独学で合格すること自体に価値がある

とは思っていません。

目的は、

宅建試験に合格すること

です。

自分が合格しやすい方法を選びましょう。

独学でやってはいけないこと

私自身の失敗も踏まえると、次のような勉強はおすすめしません。

教材を大量に買う

一冊を繰り返す前に次々買う。

テキストを読むだけ

問題を解かなければ本試験形式に慣れません。

過去問の答えだけ覚える

理由がわからないと、聞き方を変えられたときに対応できません。

年度別過去問だけで最初から勉強する

少なくとも私はこれで落ちました。

1周目から完璧を求める

全範囲が終わりません。

難問ばかり追いかける

基本問題を取れる方が重要です。

苦手科目を放置する

「権利関係は捨てる」など極端な戦略はおすすめしません。

模試を受けっぱなしにする

復習までやります。

宅建独学についてよくある質問

宅建は独学でも合格できる?

十分可能だと思います。

私自身、一度不合格になった後、独学を中心に勉強して合格しました。

何か月前から始める?

法律初学者なら、私は半年程度あると勉強しやすいと思います。

1年間あるなら、より余裕を持って進められます。

1日何時間勉強する?

必要な勉強時間には個人差があります。

毎日一定時間に固定するより、

本試験までに必要な学習を終えられるペース

で計画してください。

最初に何から勉強する?

半年程度なら、私は宅建業法を中心に始めながら、権利関係にも早めに触れます。

時間が1年あるなら、権利関係をじっくり始める方法もあります。

テキストと過去問の比率は?

私が合格したときは5:5程度のイメージでした。

ただし後半になるほど過去問などの問題演習が多くなります。

過去問は何年分必要?

年数だけで決めない方がいいと思います。

まず分野別過去問で重要論点を繰り返し、直前期に年度別問題を本試験形式の練習として使う方法をおすすめします。

過去問は何周する?

「○周すれば合格」とは決まっていません。

同じ論点を安定して正解できるまで繰り返します。

模試は必要?

必須ではありませんが、私はおすすめします。

50問を2時間で解く練習と、現在の実力確認ができるからです。

おすすめの模試は?

私はLECの宅建0円模試などを利用しました。

2026年度も0円模試が実施されています。

古いテキストでも大丈夫?

おすすめしません。

宅建試験は法令を扱うため、受験年度に対応した教材を使った方が安全です。

独学と通信講座ならどっち?

自分で勉強を継続できるなら独学でも十分狙えます。

一人では続けにくいなら通信講座や予備校を利用して構いません。

まとめ|私は「過去問だけ」から「テキスト+分野別過去問」に変えて合格した

私の宅建独学をまとめると、

1回目。

年度別過去問13年分だけで勉強

31点で不合格。

勉強方法を見直す。

2回目。

テキスト+分野別過去問題集

を中心に変更。

わからないところはテキストへ戻る。

何度も繰り返す。

直前期に年度別過去問・模試。

宅建試験合格。

という流れでした。

私が合格したときに意識したポイントは、

  • インプットとアウトプットを両方やる
  • 1周目は完璧を求めない
  • 問題集は解説まで読む
  • 不明点はテキストへ戻る
  • 宅建業法を得点源にする
  • 権利関係は丸暗記だけに頼らない
  • 法令上の制限は暗記から逃げない
  • 問題集は何度も繰り返す
  • 回数を重ねるほど苦手問題に絞る
  • 年度別過去問は本番練習に使う
  • 模試は点数より弱点発見に使う
  • 教材を増やしすぎない

ということです。

宅建に独学で合格するために、

特殊な勉強法は必要ありません。

テキストを読む。

問題を解く。

間違える。

解説を読む。

テキストへ戻る。

また問題を解く。

この繰り返しです。

ただ私は一度落ちたことで、

「たくさん勉強しているつもり」でも、やり方が悪ければ合格できない

ことを知りました。

逆にいえば、

勉強方法の問題点を見つけ、

修正して、

必要なことを繰り返せば、

独学でも十分に宅建合格を目指せます。

これから勉強を始める人には、

まず受験年度に対応した、

テキスト1冊+分野別過去問題集1シリーズ

を用意することをおすすめします。

そして、

最初から完璧を目指さず、

まず1周。

次に2周目。

間違えたところを繰り返す。

そこから少しずつ、

本試験で正解できる知識

へ変えていってください。

※本ブログはフリューゲル行政書士事務所が運営しております。

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