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「防火管理者や防災管理者になるにはどうすればいい?」
「防火・防災管理講習って何をするの?」
「最後の効果測定は難しい?」
私は実際に、一般財団法人日本防火・防災協会が実施する防火・防災管理講習を受講しました。
講習は2日間。
朝から夕方まで講義を受け、最後には効果測定もあります。
受講する前は、
「講習を受けるだけなら簡単だろう」
と思っていました。
ところが、実際に受講してみると2日間の講義はかなり長く、最後の効果測定も思っていたほど楽ではありませんでした。
特に効果測定は時間が短く、
「テキストを持ち込めるなら、その場で調べればいいだろう」
と思っていると苦戦する可能性があります。
この記事では、私が実際に受講した経験をもとに、
- 防火管理者・防災管理者とは何か
- 防火・防災管理講習とは何か
- 講習の種類
- 受講した実施機関
- 2日間の講習内容
- 効果測定の問題数・形式
- 実際に受けて感じた難易度
- 受講するときに気をつけたいこと
について解説します。
- 防火管理者とは?
- 防災管理者とは?
- 防火・防災管理講習とは?
- 防火・防災管理講習はどこで受講できる?
- 私が受講した防火・防災管理講習の費用は1万円だった
- 防火・防災管理講習を受講した流れ
- 防火・防災管理講習は2日間だった
- 防火・防災管理講習で学んだ内容
- 防火管理者・防災管理者は総務職とも相性がいい
- 講習の最後には「効果測定」があった
- 防火・防災管理講習の効果測定は難しい?
- 効果測定で一番困ったのは「時間」
- 効果測定対策|講義をしっかり聞くのが一番
- テキストには付箋を付けておくと便利
- 講習中は眠くならないように注意する
- 防火・防災管理講習にはオンライン形式もある
- 防火管理と「防災士」は別のもの
- 防火・防災管理講習についてよくある質問
- まとめ|効果測定を甘く見ず、2日間の講義をしっかり聞こう
防火管理者とは?
防火管理者は、建物などにおける火災の発生を防ぎ、万が一火災が発生した場合にも被害をできるだけ小さくするため、防火管理上必要な業務を行う人です。
一定の防火対象物では、防火管理者を選任する必要があります。
具体的には、
- 消防計画の作成
- 消火・通報・避難訓練
- 消防設備などの点検・整備
- 火気の使用・取扱いに関する監督
- 避難設備などの維持管理
など、防火管理に関するさまざまな業務があります。
そのため、
単に講習を受けて資格を取得して終わり
というものではなく、実際に防火管理者として選任された場合には、建物や事業所の防火管理に関わることになります。
防災管理者とは?
防災管理者は、火災以外の災害についても被害を軽減するための防災管理を行う人です。
一定の大規模・高層建築物などでは、防災管理者を選任する必要があります。
防火管理者と防災管理者は名前が似ていますが、まったく同じ制度ではありません。
そのため、
自分がどの講習を受ける必要があるのか
は、実際に選任される建物や事業所によって確認する必要があります。
防火・防災管理講習とは?
防火管理者や防災管理者として必要な資格を取得する方法の一つが、講習の受講です。
講習には、
- 甲種防火管理新規講習
- 乙種防火管理講習
- 防災管理新規講習
- 防火・防災管理新規講習
- 再講習
などがあります。
この中で私が受講したのは、
防火・防災管理新規講習
です。
防火・防災管理新規講習は、
甲種防火管理新規講習と防災管理新規講習を組み合わせた講習
と考えるとわかりやすいでしょう。
私は、
「防火管理者と防災管理者の両方について学ぶなら、一度に受講してしまおう」
と思い、この講習を選びました。
ただし、受講すべき講習は建物の用途・規模・収容人員などによって異なります。
実際に防火管理者や防災管理者へ選任される予定がある場合には、自己判断せず、建物・事業所を管轄する消防署などへ確認してください。
防火・防災管理講習はどこで受講できる?
防火・防災管理関係の講習は、
- 消防本部・消防署など
- 一般財団法人日本防火・防災協会
などで実施されています。
私が利用したのは、
一般財団法人日本防火・防災協会
です。
理由は単純で、
自分が通いやすい場所で講習が開催されていたから
です。
資格講習は朝から夕方まで行われることも多いため、
「受講料が一番安いところ」
だけではなく、
会場まで通いやすいか
も選ぶ基準になると思います。
私が受講した防火・防災管理講習の費用は1万円だった
私が受講した防火・防災管理講習の受講料は、
10,000円
でした。
これは私が日本防火・防災協会で受講したときの金額です。
講習の実施機関や受講する講習によって費用は異なる可能性があります。
また、受講料は変更されることもあるため、申し込むときには実施機関の最新情報を確認してください。
防火・防災管理講習を受講した流れ
私が受講したときは、おおまかに次の流れでした。
1.防火・防災管理講習へ申し込む
↓
2.2日間の講習を受講する
↓
3.効果測定を受ける
↓
4.修了
という流れです。
防火・防災管理講習は、
試験だけを受けて資格を取得するタイプではなく、講習をしっかり受講することが前提
になっています。
そのため、2日間の日程を確保する必要があります。
防火・防災管理講習は2日間だった
私が受講した対面形式の防火・防災管理講習は、
2日間
でした。
時間はおおむね、
9時30分ごろ~17時ごろ
です。
朝から夕方まで講義を受けます。
「2日間座って講義を聞くだけ」
と思うと簡単そうですが、実際にはかなり疲れます。
資格試験のように自分のペースで休憩できるわけでもありません。
講義時間も長いため、
2日目の最後まで集中力を維持すること
が意外と重要でした。
防火・防災管理講習で学んだ内容
私が受講した講習では、大きく次のような内容を学びました。
- 防火・防災管理の意義と制度の概要
- 火気取扱いの基本知識と出火防止対策
- 施設・設備の維持管理
- 教育・訓練
- 防火・防災管理の進め方と消防計画
単純に、
「火事を起こさないように気をつけましょう」
という話だけではありません。
防火・防災管理者として、
- 何を管理するのか
- どのような計画を作るのか
- どのように訓練するのか
- どのような設備を確認するのか
- 災害時にどう対応するのか
といった実務につながる内容を学びます。
防火管理者・防災管理者は総務職とも相性がいい
私がこの講習を受けた理由の一つには、
バックオフィス業務について知識を増やしたかった
というものがあります。
会社によって部署名や担当範囲は異なりますが、防火・防災管理は総務部門が関係することもあります。
総務では、
- オフィス管理
- 防火・防災
- 安全衛生
- 従業員の健康管理
- 施設管理
など、非常に幅広い業務を担当することがあります。
そのため、会社で防火管理者・防災管理者に選任される可能性がある人だけでなく、
総務として施設管理や防災について学びたい人
にも関係する知識です。
総務・人事・労務系の資格としては、衛生管理者は意味ない?役に立つ5つのメリットを合格者が解説もあります。
講習の最後には「効果測定」があった
防火・防災管理講習を受けると、最後に効果測定がありました。
私が受講したときの効果測定は、
- 試験時間:20分
- 問題数:20問
- 試験形式:○×式
- テキスト持込み可
- 結果:その場で確認
- 基準に達しない場合:補講・再効果測定
という内容でした。
「講習の最後にある確認テスト」
というイメージで受講していましたが、私は意外と苦戦しました。
防火・防災管理講習の効果測定は難しい?
結論からいうと、
国家資格の難関試験のような難しさではありません。
講習内容をしっかり聞いていれば対応できる内容です。
しかし、
何も聞かずに最後の効果測定だけ受ければ簡単に終わる
というほど甘く考えない方がいいと思います。
私が受講したときは、体感では補講になっている人もそれなりにいました。
正確な人数を数えていたわけではありませんが、
「ほぼ全員が余裕で満点」
という雰囲気ではありませんでした。
私自身も、
「思っていたより微妙に難しいな」
と感じました。
効果測定で一番困ったのは「時間」
私が特に苦戦した理由は、
試験時間が20分しかなかったこと
です。
20問なので、単純計算すると1問あたり約1分。
しかも、迷った問題についてテキストを調べようとすると、すぐに時間がなくなります。
私は、
「テキスト持込み可なら、分からないところは調べればいい」
と思っていました。
しかし実際には、
テキストのどこに書かれているのかを探しているうちに時間が過ぎていきました。
持込み可能な試験でも、
テキストをその場で最初から調べる時間はない
ということです。
効果測定対策|講義をしっかり聞くのが一番
私が受講して感じた一番の対策は、
講義をきちんと聞くこと
です。
当然といえば当然ですが、これが一番重要です。
「どうせ最後はテキストを見られる」
と思って講義を流してしまうと、効果測定で困ります。
また、講師が、
「ここは重要です」
と説明したところは特に意識しておくといいでしょう。
テキストには付箋を付けておくと便利
テキスト持込み可の場合には、
重要なページへ付箋を貼る
のもおすすめです。
たとえば、
- 防火管理制度
- 消防計画
- 防災管理制度
- 訓練
- 消防設備
- 火気管理
など、講義で重要だと感じたところへ付箋を付けておけば、確認したいときにすぐ開けます。
私自身、
「もっとテキストを探しやすくしておけばよかった」
と思いました。
効果測定だけを考えても、講義中にテキストを使い込んでおくメリットがあります。
講習中は眠くならないように注意する
個人的に一番現実的な注意点です。
防火・防災管理講習は2日間あり、朝から夕方まで座って講義を聞きます。
内容に興味があっても、
長時間座って講義を聞き続けるのは普通に疲れます。
特に昼食後は眠くなりやすいです。
しかし、最後には効果測定があります。
講義内容を聞き逃すと後で困るため、
- 前日は睡眠を取る
- 昼食を食べすぎない
- 休憩時間には少し動く
- 水分を取る
など、集中力を維持できる状態で参加した方がいいと思います。
防火・防災管理講習にはオンライン形式もある
私が受講したのは、会場へ行って2日間受講する対面形式でした。
現在は実施機関によって、オンライン形式の講習が用意されている場合もあります。
そのため、
「2日間会場へ行くのが難しい」
という人は、オンライン講習が利用できるか確認してみるといいでしょう。
ただし、
講習の種類や実施方法は実施機関によって異なります。
また、自分が実際に受けるべき講習がどれなのかは、建物・事業所の条件によっても変わります。
単に、
「オンラインの方が楽そうだから」
という理由だけで講習を選ばず、必要な資格を確認してから申し込みましょう。
防火管理と「防災士」は別のもの
防災について勉強できるものとして、
防災士
という資格もあります。
名前が似ているため混同する人もいるかもしれませんが、
防火管理者・防災管理者と防災士は別の制度です。
防火管理者・防災管理者は、一定の建物や事業所における管理制度と関係します。
一方、防災士は民間資格で、防災に関する幅広い知識や技能を学ぶ資格です。
私は防災士養成研修講座も実際に受講し、防災士試験を受験しました。
興味がある人は、防災士養成研修講座&防災士試験の体験談もあわせてご覧ください。
同じ「防災」というテーマでも、講習の目的や内容はかなり違いました。
防火・防災管理講習についてよくある質問
防火・防災管理講習は何日かかる?
私が受講した防火・防災管理新規講習の対面形式は2日間でした。
講習の種類や受講方法によって必要な日数・時間は異なります。
防火・防災管理講習を受ければ防火管理者になれる?
防火管理者として必要な資格を取得する方法の一つが講習です。
ただし、実際にどの講習を受ける必要があるのかは、防火対象物の用途や規模などによって異なります。
自分が選任される予定の建物を管轄する消防署などへ確認してください。
防火・防災管理講習の効果測定は落ちる?
私が受講した講習では、基準に達しなかった場合には補講・再効果測定という流れでした。
講習をきちんと聞いていれば極端に難しい内容ではありませんが、何も対策せずに受ければ苦戦する可能性はあります。
効果測定はテキストを見られる?
私が受講したときはテキストを持ち込めました。
ただし、20分と時間が短かったため、すべてをテキストで調べる余裕はありませんでした。
講義中から重要なページを把握しておくことをおすすめします。
防火・防災管理講習に事前勉強は必要?
私自身は資格試験のような事前勉強はしていません。
基本的には講習の内容をしっかり理解することが重要だと思います。
ただし、実施機関から事前案内や教材が送られている場合には確認しておきましょう。
防火・防災管理講習は資格取得のためだけに受けてもいい?
申込条件は実施機関によって異なります。
実際に防火管理者・防災管理者へ選任される予定があることなどを条件としている実施機関もあるため、申込先の条件を確認してください。
まとめ|効果測定を甘く見ず、2日間の講義をしっかり聞こう
今回は、私が実際に受講した、
防火・防災管理講習
について紹介しました。
私が受講したのは一般財団法人日本防火・防災協会の講習で、
受講料は10,000円、対面で2日間
でした。
講習では、
- 防火・防災管理制度
- 火気の取扱い
- 出火防止
- 設備の維持管理
- 教育・訓練
- 消防計画
などについて学びました。
そして最後には効果測定がありました。
私が受けた効果測定は、
20分・20問・○×式
です。
テキストを持ち込むことはできましたが、試験時間が短いため、
「全部テキストで調べればいい」
という考えでは厳しいと感じました。
私自身、思っていたより苦戦しています。
これから受講する人には、
2日間の講義をきちんと聞くこと。
重要なところには付箋などを付けておくこと。
をおすすめします。
また、防火・防災管理講習の種類や受講方法は変更される可能性があります。
実際に受講する際には、自分がどの講習を受ける必要があるのかを管轄消防署などへ確認したうえで、申込先の最新情報を確認してください。
防火・防災についてさらに学びたい人は、私が実際に受講した防災士養成研修講座&防災士試験の体験談も参考にしてください。
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