
最近、企業法務への興味がどんどん増しているんだ。

最近は、企業法務の仕事も注目されるようになってきているもんね。

そこで、どんな人が企業法務に向いているのか気になっているんだ。

企業法務に向いている人は、以下のような人だね。
・ 一つのことを追求することが好きな人
・ 勉強が好きな人
・ 縁の下の力持ちタイプの人
・ 集中力が高い人
・ 几帳面な人
・ 資格マニアな人

もっと詳しく話しを聞きたいな。

それじゃあ、今回は企業法務/法務部に向いている人について話しをしていこうか。

よろしく頼むよ。
一つのことを追求することが好きな人
企業法務の仕事は、基本的には法律の知識があることが前提になります。
その法律と向き合い続けることができる人が企業法務には向いているといえるでしょう。
企業法務は専門性の高い業務を行うことになります。
専門性を高めるためには法律と向き合い続ける必要があります。
また、業務も似たような業務を繰り返し行っていきます。
例えば、企業法務の定番の契約書業務は似たような契約書を繰り返しチェックしていきます。
つまり、この業務についても専門性を高めていく必要があります。
飽きることなくひとつのことに向き合い続けられる人が企業法務に向いているといえるでしょう。
勉強が好きな人
勉強が好きな人でなければこの仕事を続けるのは難しいでしょう。
企業法務の仕事は、法律知識があることが前提と前の章で言いました。
この法律知識は多くの場合、業務外の時間で身に着ける必要があります。
企業法務を仕事にする限りこれは避けては通れません。
勉強が好きな人であれば企業法務の仕事に向いているといえるでしょう。
縁の下の力持ちタイプの人
企業法務の仕事は決して表に出て脚光を浴びるような仕事ではありません。
バックオフィスの一部署として事業部門のサポートに回ることも多いでしょう。
企業法務のどの業務をみても企業法務が主役となるような仕事はほぼありません。
ほとんどの仕事が経営層や他部門のサポートに回る仕事なのです。
縁の下の力持ちとして誰かを支えることが得意な人には企業法務は向いているといえます。
また、企業のブレーキ役でもあるため嫌われ役に回る場面も非常に多いです。
こういった仕事も苦じゃなく担えるような人は企業法務に向いているといえるでしょう。
逆に、表に出て目立つような活躍をしたい人にはつらい職種かもしれません。
集中力が高い人
企業法務の仕事はとにかく細かくミスが許されないものが多いです。
例えば、契約書業務を例に考えただけでもそれがわかります。
契約書業務では形式と内容の両方でミスが許されません。
形式的には、以下のようなことをチェックしていきます。
・ 形式的に必要なものが抜け落ちていないか
・ フォントはそろっているか
・ インデントはそろっているか
・ 条文の数字はずれていないか
・ 誤字脱字はないか
・ 語尾表現は統一されているか
・ 同じ意味の言葉には同じ文言が使われているか
・ 甲乙が反対になっていたりしないか
内容的には以下のようなことをチェックしていきます。
・ 内容的に必要なものが抜け落ちていないか
・ 言葉を間違えて使っていないか
・ 法律の解釈を間違えていないか
・ 適用する法律を間違えていないか
このように確認すべきことを挙げればきりがないほどでてきます。
契約書業務以外でも細かい仕事が求めらえる業務が多いです。
集中力高く細かい仕事もきっちり仕上げることが得意な人は企業法務に向いているといえます。
几帳面な人
企業法務の仕事は、法律のとおりにきっちりとこなすことが求められます。
例えば、商事法務の分野を例に考えただけでもそれがわかります。
商事法務の分野では、法律に従ったスケジュールが作成されることが多いです。
株主総会、吸収合併、事業譲渡etc…
これらのスケジュール管理も法務の仕事になってきます。
自部署だけでなく他部署のスケジュールの管理も行うことが多いでしょう。
細かく当事者も多いスケジュール管理などで、几帳面であることは非常に重要なのです。
逆に、おおざっぱな性格だとこれをこなしていくのは難しいです。
(番外編)資格マニアな人
意外かもしれませんが、資格マニアであることが法務に向いているということもあります。
企業法務/法務部の仕事では資格があるのは大いに歓迎されるからです。
そして、企業法務/法務部に関係する資格は意外にも多いのです。
また、前の章でも「勉強が好き」な人は企業法務/法務部の仕事に向いているといいました。
資格を取得するのもその勉強のうちのひとつなのです。
まとめ

企業法務/法務部の仕事に向いているのがどんな人かよくわかったよ。

それじゃあ、今回伝えたことをまとめていこうか。
企業法務/法務部の仕事に向いているのは、以下のような人たちでした。
・ 一つのことを追求することが好きな人
・ 勉強が好きな人
・ 縁の下の力持ちタイプの人
・ 集中力が高い人
・ 几帳面な人
・ 資格マニアな人

僕にぴったりだということもわかったよ。

それはよかった。
今回はここまでとなります。
この記事が企業法務に興味を持つ人の役に立てたなら幸いです。