※本ブログはフリューゲル行政書士事務所が運営しております。
「簿記を取ったら人生は変わる?」
「簿記3級でも仕事に役立つ?」
「簿記2級まで取れば転職できる?」
「簿記1級まで取ったらどんな道がある?」
資格について調べていると、
「資格で人生が変わった」
という言葉を見かけることがあります。
では、
簿記でも人生は変わるのでしょうか。
私は実際に、
日商簿記3級・2級に合格しています。
その経験からいうと、
簿記に合格しただけで、翌日から人生が劇的に変わるわけではありません。
簿記2級を取った瞬間に、
年収が上がる。
大企業からスカウトが来る。
経理へ転職できる。
という資格ではありません。
でも、
簿記を勉強する。
↓
会社のお金が少しわかる。
↓
資格に合格する。
↓
履歴書に書ける。
↓
経理・会計という仕事を知る。
↓
さらに上位資格へ挑戦する。
↓
実際に応募してみる。
というように、
次の行動につながるきっかけ
にはできます。
私はこれこそ、
「資格で人生が変わる」
ということだと思っています。
この記事では、
- 簿記だけで人生が変わるわけではない理由
- それでも簿記が人生を変えるきっかけになる理由
- 簿記3級で広がる選択肢
- 簿記2級で広がる選択肢
- 簿記1級で広がる選択肢
- 経理未経験者が簿記をどう活かすか
- 転職以外で簿記を活かす方法
- 上位資格へのステップアップ
- 簿記を取った後に本当に大切なこと
について考えていきます。
※この記事では「簿記資格だけで就職・転職・年収アップが保証される」という意味で「人生が変わる」と表現しているわけではありません。
結論|簿記だけで人生は変わらない。でも選択肢は増やせる
最初に結論です。
私は、
簿記を取れば人生が変わる
という言葉を、
「資格を取るだけで人生逆転」
という意味では使いません。
私が考えるのは、
簿記をきっかけに、自分が選べる道を増やすことができる
という意味です。
たとえば、
今まで経理という仕事を考えたことがなかった。
↓
簿記3級を勉強。
↓
会計が面白いと感じる。
↓
簿記2級へ。
↓
未経験経理求人へ応募。
という人がいたら、
簿記を始める前とは人生の進む方向が変わっています。
また、
経理として働いている。
↓
簿記2級を取得。
↓
さらに簿記1級へ挑戦。
↓
会計をより専門的に学ぶ。
↓
経理・会計分野でキャリアを伸ばす。
という道もあります。
つまり、
資格そのものが人生を変えるのではなく、資格をきっかけに取る行動が人生を変える
と私は考えています。
そもそも簿記を勉強すると何が身につく?
簿記は、
企業の日々の経営活動を記録・計算・整理し、
経営成績や財政状態を明らかにするための技能
です。
日本商工会議所も、簿記を学ぶことで、
- 会計知識
- 財務諸表を読む力
- 経営管理・分析の基礎
- コスト感覚
などにつながると説明しています。
だから、
簿記は経理担当者だけの知識ではありません。
営業。
法務。
総務。
経営者。
個人事業主。
投資をする人。
などにも、
会社のお金を理解するための基礎知識
として役立つ場面があります。
- 私自身も簿記を勉強して会社を見る目が変わった
- 1.「自分にも勉強できる」という成功体験になる
- 2.経理・会計という仕事を選択肢に入れられる
- 3.会社のお金を理解する力が身につく
- 4.さらに上の資格・勉強へつながる
- 5.転職以外にも使える
- 簿記3級で「いきなり人生逆転」は考えない
- 簿記3級が向いている人
- 3級で人生が変わるパターン
- 経理転職を考えるなら2級は一つの目標にしやすい
- 簿記2級で人生が変わるパターン
- 2級は経理以外でも使える
- 1級は「資格を追加する」より「会計を専門分野にする」イメージ
- 「実務経験+簿記1級なら上場企業へ転職できる」とは言わない
- 3級
- 2級
- 1級
- 変わりやすい人
- 変わりにくい人
- 会計を一度勉強してみたい
- 経理への転職・実務活用まで考えたい
- 経理・会計を専門分野としてさらに深く学びたい
私自身も簿記を勉強して会社を見る目が変わった
簿記を勉強する前でも、
売上。
利益。
赤字。
黒字。
という言葉くらいは知っていました。
でも簿記を勉強すると、
売上が上がった。
↓
だから現金も同じだけ増えた。
とは限らない。
ということがわかってきます。
売掛金。
買掛金。
減価償却。
棚卸資産。
負債。
純資産。
など、
会社のお金を見るための言葉が増えます。
もちろん簿記2級へ合格しただけで、
企業分析の専門家になるわけではありません。
それでも、
決算書を見るための土台
は確実に増えました。
簿記が人生を変えるきっかけになる5つの理由
私が考える理由は、主に5つあります。
1.「自分にも勉強できる」という成功体験になる
資格勉強を長くしていなかった人にとって、
資格試験へ合格する経験そのもの
に意味があります。
仕事。
家事。
学校。
などと並行して勉強する。
↓
試験を受ける。
↓
合格する。
「自分でもやればできる」
という経験になります。
特に簿記3級は、
会計を初めて勉強する入口として使いやすい資格です。
日本商工会議所も3級を、基本的な商業簿記を修得し、経理関連書類を適切に処理するために求められるレベルと位置付けています。
3級に合格。
↓
次は2級。
↓
ほかの資格もやってみよう。
と次の目標が生まれることもあります。
私自身も、
資格を一つ取る。
↓
次を勉強する。
という形でいろいろな資格へ挑戦してきました。
2.経理・会計という仕事を選択肢に入れられる
簿記を勉強すると、
経理という仕事への理解
が深まります。
もちろん、
簿記を持っていないと経理になれない。
という意味ではありません。
逆に、
簿記2級を持っていれば必ず経理になれる。
という意味でもありません。
でも、
経理未経験。
↓
簿記を勉強。
↓
簿記資格を取得。
↓
経理を志望。
という流れなら、
「なぜ経理へ行きたいのか」
を説明する一つの材料になります。
資格を取ること自体が、
新しい職種へ入るための準備になるわけです。
3.会社のお金を理解する力が身につく
簿記を仕事へ直接使わなくても、
会社員として役立つ可能性があります。
会社は最終的に、
売上。
費用。
利益。
資産。
負債。
キャッシュ。
といった数字で動いています。
自分の仕事が、
どのように売上につながるのか。
どんな費用が発生するのか。
利益はいくら残るのか。
こうしたことを考えるきっかけになります。
4.さらに上の資格・勉強へつながる
簿記は、
その先へ進みやすい資格
でもあります。
たとえば、
簿記3級
↓
簿記2級
↓
簿記1級
という進み方があります。
さらに会計分野へ興味が出れば、
税務。
会計。
経営分析。
公認会計士・税理士などの専門資格。
といった分野へ進むこともできます。
ただし、
「簿記1級を取れば次は必ず税理士」
という意味ではありません。
あくまで、
会計を学んだことで次の選択肢が見えてくる
ということです。
5.転職以外にも使える
簿記というと、
経理への転職
ばかり注目されます。
でも、それだけではありません。
個人事業。
会社経営。
投資。
副業。
企業分析。
管理部門。
などでも会計知識は使えます。
私自身も現在は経理職ではありませんが、
事業をしていれば、
売上。
経費。
利益。
という数字とは無関係ではいられません。
だから、
資格として直接使わなくても、勉強した知識が残る
という点も簿記の良さだと思います。
簿記3級で人生はどう変わる?
ここから、
3級。
2級。
1級。
それぞれを考えてみます。
まず、
簿記3級。
日本商工会議所は3級について、
基本的な商業簿記を修得し、小規模企業の企業活動・会計実務を踏まえて経理関連書類を適切に処理するためのレベルとしています。
つまり、
会計・経理の入口
です。
簿記3級で「いきなり人生逆転」は考えない
元の記事では、
32歳の専業主婦。
↓
簿記3級取得。
↓
未経験経理アルバイト。
↓
正社員。
という例を出していました。
こうしたキャリアが実現する可能性はあります。
でも、
簿記3級を取れば未経験経理へ必ず採用される
とは言えません。
求人によって、
経験。
PCスキル。
勤務時間。
年齢。
会社との相性。
なども見られます。
だから現在なら、
簿記3級は、
「未経験経理への切符」ではなく、「経理へ挑戦するための最初の材料」
と考えます。
簿記3級が向いている人
たとえば、
- これから簿記を始める
- 事務職へ興味がある
- 経理に興味がある
- 会計をまったく知らない
- 仕事復帰を考えている
- 会社のお金を理解したい
という人です。
資格自体だけでなく、
「簿記を勉強した」という行動
を次につなげます。
3級で人生が変わるパターン
たとえば、
会社員。
↓
何となく今の仕事が合わない。
↓
簿記3級を勉強。
↓
会計が面白い。
↓
2級へ。
↓
経理へ転職活動。
という流れです。
この場合、
人生を変えた直接の原因は3級合格だけではありません。
でも、
3級を始めなかったら、
経理という仕事へ興味を持たなかったかもしれません。
そういう意味では、
十分に人生を変えるきっかけになっています。
簿記3級の具体的な勉強方法は、簿記3級とは?初心者の独学勉強方法・無料のオンライン講座を解説で紹介しています。
簿記2級で人生はどう変わる?
次は、
簿記2級。
私自身も合格しています。
日本商工会議所は2級について、
高度な商業簿記・工業簿記を修得し、
財務諸表の数字から経営内容を把握し、企業活動や会計実務を踏まえて適切な処理・分析を行うために求められるレベル
としています。
3級より、
かなり実務寄り・専門寄りになります。
経理転職を考えるなら2級は一つの目標にしやすい
経理へ転職したい人なら、
私は、
2級まで勉強する価値はかなりある
と思います。
ただし、
元の記事の、
「簿記2級まであれば未経験でも経理へ転職できる」
という書き方は修正します。
できる人はいます。
でも、
保証はありません。
経理求人では、
- 実務経験
- 月次決算
- 年次決算
- Excel
- 会計ソフト
- 税務知識
などを求められることもあります。
だから、
簿記2級は、
「未経験経理への転職を保証する資格」ではなく、「本気で経理を目指して勉強していることを示しやすい資格」
と考える方がいいでしょう。
簿記2級で人生が変わるパターン
たとえば、
営業職。
↓
経理へキャリアチェンジしたい。
↓
簿記3級。
↓
簿記2級。
↓
未経験可の経理求人へ応募。
↓
経理として実務経験を積む。
という流れです。
この場合も、
簿記2級が直接、
人生を変えた。
というより、
簿記2級を使って実際に転職活動をしたことで変わる
わけです。
2級は経理以外でも使える
簿記2級で学ぶのは、
経理担当者だけに必要な知識ではありません。
商業簿記。
工業簿記。
原価計算。
財務諸表。
を勉強します。
そのため、
経営管理。
財務。
企画。
金融。
営業。
管理職。
個人事業。
などでも、
知識を応用できる場面があります。
「経理にならなかったから簿記2級は無駄」
とは私は思いません。
簿記2級について詳しくは、簿記2級は難しい?勉強時間・独学方法・無料講座を合格者が解説をご覧ください。
簿記1級で人生はどう変わる?
そして、
簿記1級。
ここは私自身は簿記1級合格者ではありません。
そのため、
1級について自分の合格体験のようには書きません。
公式情報をもとに整理します。
日本商工会議所は1級について、
極めて高度な商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算を修得し、企業会計に関する法規を踏まえて、経営管理や経営分析を行うために求められるレベル
としています。
3級・2級とは明確にレベルが違います。
1級は「資格を追加する」より「会計を専門分野にする」イメージ
簿記1級まで勉強するなら、
単に、
「履歴書の資格欄を一つ増やしたい」
というより、
会計を自分の専門分野の一つにしたい
という人向けだと思います。
たとえば、
経理。
財務。
会計。
原価計算。
経営管理。
などの分野で、
さらに専門性を高めたい人です。
「実務経験+簿記1級なら上場企業へ転職できる」とは言わない
元の記事では、
会計事務所勤務。
+
簿記1級。
↓
上場企業経理へ転職。
という例を出していました。
十分考えられるキャリアではあります。
ただし、
簿記1級があれば上場企業へ転職できる
というものではありません。
採用では、
実務経験。
担当業務。
会社規模。
連結決算経験。
税務。
開示。
マネジメント経験。
なども見られます。
1級は、
高度な会計知識を持っていることを示す強い材料の一つ
として使うのが自然でしょう。
3級・2級・1級は「どれが一番人生を変える?」
これは一概に決められません。
3級
ゼロから一へ進む資格。
簿記を知らなかった人が、
会計という新しい世界を知る。
2級
仕事へつなげやすくする資格。
商業簿記に加えて工業簿記・原価計算まで学び、
経理・会計分野への理解を深める。
1級
専門性をさらに高める資格。
より高度な会計知識を学び、
経理・会計分野で上を目指す。
という違いで考えるとわかりやすいと思います。
だから、
「1級が一番偉いから1級まで取らないと意味がない」
ということではありません。
自分の目的に必要なところまで取ればいいでしょう。
簿記で人生を変えたいなら「合格後」が一番重要
この記事で一番言いたいのはここです。
資格は使わないと何も起こりません。
簿記3級合格。
↓
終わり。
簿記2級合格。
↓
終わり。
では、
生活が大きく変わらないこともあります。
人生を変えたいなら、
合格後に次の行動を取る必要があります。
行動1|求人を見る
経理に興味があるなら、
実際に求人を見ます。
どんな経験が必要?
簿記何級が書いてある?
Excelは必要?
未経験求人はある?
給与は?
と調べます。
そうすると、
次に自分が何をすればいいかが見えてきます。
行動2|実際に応募する
資格を取って、
「転職できるかな」
と1年間考えるより、
応募してみた方が早いことがあります。
落ちても、
どんな経験が不足しているか。
どんな企業なら可能性があるか。
が見えてきます。
もちろん、今すぐ仕事を辞める必要はありません。
在職中に転職活動する方法もあります。
行動3|実務経験を積む
経理職では、
資格だけでなく、
実務経験
が重要になります。
未経験から入れる会社へ入り、
仕訳。
請求。
入出金。
月次。
決算補助。
などを経験する。
そして、
資格+実務経験
にしていきます。
資格は入口。
実務で強くする。
という考え方です。
行動4|次の資格へ進む
簿記を勉強して、
「もっと会計を学びたい」
と思ったなら、
2級。
1級。
会計関連資格。
へ進む方法もあります。
逆に、
「3級までで十分だった」
なら、そこで止めても構いません。
資格は、
全部上まで取らなければ意味がないものではありません。
行動5|仕事以外で使う
転職するつもりがなくても、
決算書を読む。
投資先企業を見る。
自分の事業の数字を見る。
会社のコストを考える。
といった使い方があります。
日本商工会議所も簿記について、会計知識だけでなく財務諸表を読む力や経営管理・分析の基礎につながるとしています。
簿記を取れば「替えのきかない人材」になれる?
元の記事には、
「簿記2級を取って、替えのきかない人材になる」
という表現がありました。
現在なら、これは使いません。
簿記2級を持っている人はたくさんいます。
1級でも、
資格だけで、
会社にとって絶対に替えのきかない存在になる
とは言えません。
本当に市場価値を高めるなら、
簿記。
+
経理実務。
+
決算。
+
業界知識。
+
Excel。
+
コミュニケーション。
など、
資格と実務を組み合わせる
ことが重要だと思います。
これは他の資格でも同じです。
「大企業で働きたいから簿記1級」だけでは足りない
元の記事では、
簿記1級。
↓
大企業・上場企業。
という流れをかなり強めに描いていました。
これも少し単純すぎます。
上場企業の経理なら、
連結。
開示。
税務。
監査法人対応。
決算。
など、会社によっていろいろな経験を求められます。
簿記1級は強い勉強実績にはなりますが、
資格だけで企業規模を一気に飛び越えられるとは限りません。
一方、
簿記資格。
+
実務経験。
を積み上げて、
徐々にキャリアアップすることは十分考えられます。
簿記は会計資格への入口にもなる
簿記を勉強して、
「数字を扱う仕事が面白い」
と気づく人もいると思います。
そこから、
ビジネス会計。
税務。
ファイナンス。
経営。
などへ広げることができます。
私は簿記だけでなく、
ビジネス会計検定2級
にも合格しています。
簿記が、
決算書を作るための知識
だとすれば、
ビジネス会計検定は、
決算書を読む・分析する知識
という違いがあります。
簿記を勉強したあとにビジネス会計へ進むと、理解しやすい部分があります。
詳しくは、ビジネス会計検定とは?難易度・勉強方法・勉強時間を解説をご覧ください。
簿記は独学でも始めやすい
「人生を変えるために簿記をやってみたい」
と思っても、
最初から高額なスクールへ申し込む必要はありません。
現在は、
CPAラーニング
で簿記3級・2級・1級の学習コンテンツを無料で利用できます。
私は簿記3級・2級講座がまだ有料だった時期に、実際にお金を払って受講しました。
現在の無料講座については、CPAラーニングの簿記講座は本当に無料?1級・2級・3級を受講経験者が解説で詳しく紹介しています。
だから、
「興味はあるけど、自分に簿記が合うかわからない」
という人なら、
まず無料で3級から触ってみる
のもいいと思います。
簿記で人生が変わる人・変わらない人の違い
私は、資格取得後の行動が大きいと思います。
変わりやすい人
簿記を取る。
↓
求人を見る。
↓
応募する。
↓
実務を経験する。
↓
次の勉強をする。
という人です。
つまり、
資格を次の行動に使う人。
変わりにくい人
簿記を取る。
↓
合格証を見る。
↓
満足する。
↓
何もしない。
という人です。
もちろん、
趣味や自己研鑽として資格を取ることも素晴らしいと思います。
その場合は、
人生を変える必要すらありません。
ただ、
「仕事を変えたい」
「収入を上げたい」
「キャリアを作りたい」
という目的なら、
合格後の行動までセット
にしましょう。
簿記3級だけでも意味はある?
あります。
「3級なんて意味ない」
と言われることがありますが、
私はそうは思いません。
完全初心者が、
仕訳。
決算。
財務諸表。
の基本を勉強する。
そのこと自体に意味があります。
日本商工会議所も3級を、業種・職種を問わずビジネスパーソンが身につけるべき基本知識として位置付けています。
ただし、
転職で資格を強く使いたいなら2級まで進むことも検討する
という考えです。
簿記2級なら人生は変わる?
可能性は広がりますが、自動では変わりません。
2級へ合格した。
↓
経理求人を見る。
↓
応募する。
↓
実務経験を作る。
という動きがあって初めてキャリアにつながります。
資格だけで待っていても、
人生は勝手には変わりません。
簿記1級まで取れば人生は変わる?
1級は高度な簿記・会計知識を問う資格です。
経理・会計を専門にしたい人にとって、大きな学習実績になるでしょう。
ただし、
1級=大企業内定
1級=高収入
ではありません。
実務経験などと組み合わせて活かすことが重要です。
経理に転職しないなら簿記は無駄?
無駄とは思いません。
簿記を理解すると、
会社のお金。
利益。
原価。
決算書。
を見るための土台ができます。
営業。
管理職。
事業企画。
個人事業。
経営。
投資。
などでも役立てられる可能性があります。
簿記そのもののメリットについては、簿記は意味ない?何の役に立つ?簿記のメリット5選で詳しく紹介しています。
私ならどこまで取る?
目的別なら、
こう考えます。
会計を一度勉強してみたい
3級。
経理への転職・実務活用まで考えたい
2級。
経理・会計を専門分野としてさらに深く学びたい
1級を検討。
です。
重要なのは、
全員が1級まで取る必要はない
ということ。
自分の目的に必要なところまで勉強すればいいと思います。
まとめ|簿記ではなく「簿記を使った行動」が人生を変える
簿記で人生が変わる理由をまとめると、
- 会計という新しい知識を身につけられる
- 資格合格という成功体験になる
- 経理・会計という仕事を知るきっかけになる
- 転職活動の材料として使える
- 会社のお金を理解する基礎ができる
- 上位資格へ進むきっかけになる
- 個人事業・経営・投資などにも知識を応用できる
という点があります。
そして、
簿記3級
会計を知る最初の一歩。
簿記2級
経理・会計へもう一段踏み込む。
簿記1級
会計を専門分野としてさらに深く学ぶ。
という違いがあります。
元の記事では、
簿記3級。
↓
経理アルバイト。
↓
正社員。
簿記2級。
↓
未経験経理へ転職。
簿記1級。
↓
上場企業へ転職。
というキャリアをかなり一直線に描いていました。
今なら、
そんなに簡単ではない
と書きます。
資格だけで採用されるわけではありません。
実務経験も必要です。
会社との相性もあります。
転職活動も必要です。
でも、
だから簿記が無意味になるわけでもありません。
何もしなければ、
選択肢は今のままです。
簿記3級を勉強してみる。
そこで会計が面白いと気づく。
2級へ進む。
求人を見る。
応募する。
実務経験を積む。
さらに上を目指す。
その一つ一つによって、
人生の進める方向が少しずつ増えていく。
私は、
それが資格で人生が変わるということだと思っています。
簿記に興味があるなら、
最初から、
「これで人生を逆転してやる!」
まで考えなくて構いません。
まず3級の講義を一本見る。
仕訳を一つ覚える。
問題を一問解く。
そこから始めればいいです。
人生を変えるのは、
簿記の合格証そのものではありません。
簿記をきっかけに、
次に何をするか。
そこが一番大切だと思います。
※本ブログはフリューゲル行政書士事務所が運営しております。

