
防災士の資格を取得したいと思っているんだ。

災害大国の日本ではとっても役に立つ資格だよね。

でも防災士になるまでの過程がよくわからないんだよね。

防災士になるためには次の3つのステップをクリアする必要があるんだ。
・ 防災士養成研修講座の受講(2日間)
・ 防災士試験の合格
・ 救急救命講習の受講

防災士養成研修講座ってどんな講座なのかな?

それじゃあ、講座と講座後に実施される防災士試験の解説をしていこうか。

ありがとう!すごく助かる!

私が受けてきた体験を通して伝えていくね。
防災士養成研修講座を開催している実施機関

防災士養成研修講座は、色んな実施機関が開催していているんだ。

どの実施機関でも内容は統一されているのかな?

内容や費用もその実施機関によって違うんだ。

どこでその実施機関を調べればいいのかな?

防災士養成研修講座の実施機関は、以下のページで確認できるよ。

ネモさんはどこで受講したの?

私は大学の公開講座で受講したよ。
各実施機関による防災士養成研修講座への参加条件の特徴は以下のとおりです。
・ 自治体が主催者の場合
→ 費用が無料だったりと圧倒的に安い場合が多い
→ 地域の防災組織の推薦が必要など受講できる人は限られる
・ 大学が主催者の場合
→ 費用が比較的安い場合が多い
→ 大学所属の学生向けの場合もある
・ 民間団体が主催者の場合
→ 費用は高い
→ 救急救命講習まで実施してくれる場合がある

大学に決めたのは費用が安かったからだね。

ちなみにどれくらい費用が安かったの?

民間団体に比べて2万円くらい安かったかな。

それは大きいね!
防災士養成研修講座の内容

防災士養成研修講座は、次のような流れで受講するんだ。
・ 防災士養成研修講座へ申し込み
▼
・ 履修確認レポート(事前課題)の作成
▼
・ 防災士養成研修講座(2日間)の受講
▼
・ 防災士試験(講座の2日目に実施)

各フェーズについて詳しく知りたいな。

それじゃあ体験してきた内容を説明していくね。
履修確認レポート(事前課題)の作成

防災士養成研修講座は、事前に自宅で取り組む課題が出されるんだ。

どんな内容だったの?
防災士養成研修講座の事前課題は、次のような内容でした。
【参考資料】
・ 日本防災士機構の防災士教本
【課題の内容】
・ 防災士教本の内容についての理解度確認問題
【必要時間】
・ 4~5時間

防災士教本の内容が虫食いになっている穴埋め問題だったよ。

防災士教本を見ながら穴を埋めていく感じなんだね。
防災士養成研修講座(2日間)

防災士養成研修講座の大まかな内容は、以下のとおりだよ。
【日程】
(だいたい)9:00~18:00の2日間
【内容】
・ 12コマの講義
・ 防災士試験対策講座
・ 防災士試験(全講義修了後に実施)
講義の内容

防災士養成研修講座のカリキュラムは、以下のとおりでした。
【演習(グループワーク)】
1.避難所の設置と運営協力
2.地域防災と多様性への配慮
【座学】
3.災害ボランティア活動
4.耐震診断と補強
5.風水害・土砂災害への備え
6.近年の主な自然災害
7.地震・津波による災害
8.地震・津波への備え
9.被害想定・ハザードマップと避難
10.自主防災活動と地区防災計画
11.防災士に期待される活動
12.災害医療とこころのケア
2日間の講座では、災害が起こる前から起こった後までの知識を体系的に学ぶことができました。
講義は1日中行われるので、体力はかなり使います。

演習ってどんな内容だったの?

グループで避難所運営ゲーム(HUG)に取り組んだんだ。

ゲームってなんだか楽しそうだね。

災害が起きたことを想定したゲームで中々興味深い体験ができたよ。
防災士試験対策講座の内容

1日目の講義修了後、自由参加の試験対策講座が実施されたんだ。

どんな内容だったの?

防災士試験で問われやすい論点について解説してくれたんだ。

まさしく試験対策だね。

講座の内容を理解出来たら防災士試験は充分合格できる内容だったよ。
防災士試験

防災士試験の概要は、以下のとおりだよ。
・ 試験時間:1時間
・ 試験問題:30問
・ 試験形式:択一式(3択)
・ 合格率:約92%(2023年度)
・ 合格発表:1~2週間後に郵送にて通知

問題数や試験形式からみても難易度はそこまで高くない試験なんだね。

合格率も高いところからみても難易度は易しい試験だとわかるね。
私が受けた講座では「試験対策講座(自由参加)」がありました。
その試験対策講座を受講すれば試験には合格できるといったレベルの試験でした。
他の実施機関では「防災士試験対策ブック」が事前に配布されるところもあるみたいです。
このような防災士養成研修講座であれば不合格になる可能性は低いと思っていいでしょう。
まとめ

防災士養成研修講座と防災士試験についてよくわかったよ。

今回伝えたことをまとめていこうか。
防災士になるためには、以下の3つのステップをクリアする必要があります。
・ 防災士養成研修講座の受講(2日間)
・ 防災士試験の合格
・ 救急救命講習の受講
防災士養成研修講座を開催している実施機関は、以下で確認できます。
各実施機関による防災士養成研修講座への参加条件の特徴は、以下のとおりでした。
・ 自治体が主催者の場合
→ 費用が無料だったりと安い
→ 地域の防災組織の推薦が必要など受講できる人は限られる
・ 大学が主催者の場合
→ 費用が比較的安い
→ 大学所属の学生向けの場合もある
・ 民間団体が主催者の場合
→ 費用は高い
→ 救急救命講習まで実施してくれる場合がある
防災士養成研修講座の概要は、以下のとおりでした。
・ 防災士養成研修講座へ申し込み
▼
・ 履修確認レポート(事前課題)の作成
▼
・ 防災士養成研修講座(2日間)の受講
▼
・ 防災士試験(講座の2日目に実施)
履修確認レポート(事前課題)の内容は、以下のとおりでした。
【参考資料】
・ 日本防災士機構の防災士教本
【課題の内容】
・ 防災士教本の内容についての理解度確認問題
【必要時間】
・ 4~5時間
防災士養成研修講座(2日間)の内容は、以下のとおりでした。
【日程】
(だいたい)9:00~18:00の2日間
【内容】
・ 12コマの講義
・ 防災士試験対策講座
・ 防災士試験(全講義修了後に実施)
防災士試験の概要は、以下のとおりでした。
・ 試験時間:1時間
・ 試験問題:30問
・ 試験形式:択一式(3択)
・ 合格率:約92%(2023年度)
・ 合格発表:1~2週間後に郵送にて通知

防災士養成研修講座と防災士試験をしっかりと受けてくるよ。

2日間大変だけど、頑張ってね。