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企業法務・法務部1年目におすすめの資格6選|優先順位も法務経験者が解説

企業法務物語

※本ブログはフリューゲル行政書士事務所が運営しております。

「企業法務として働き始めたけれど、何か資格を取りたい」

「法務部1年目なら、どの資格から勉強すればいい?」

「行政書士や宅建まで取った方がいい?」

企業法務として働き始めると、このような疑問を持つ人もいるのではないでしょうか。

私は行政書士試験に合格した後、未経験から上場企業の法務部へ転職しました。

また、これまで、

  • 行政書士
  • 宅地建物取引士
  • ビジネス実務法務検定
  • ビジネス著作権検定
  • 知的財産管理技能検定

など、複数の法律系資格を実際に勉強・受験してきました。

元々私は資格試験が好きなので、

「法務になったら法律系資格をどんどん取ればいいのでは?」

と考えていたところもあります。

しかし、実際に企業法務として働いてみると、今は少し考え方が変わりました。

企業法務1年目に大切なのは、

資格をたくさん取ることではありません。

まず自分の会社・事業・契約・法務部の仕事を覚える。

そのうえで、

自分の仕事に必要な法律を資格試験を使って体系的に勉強する。

この順番がおすすめです。

この記事では、企業法務1年目におすすめしたい資格を6つ紹介するとともに、

「何から取るべきなのか」

まで、実際に企業法務で働いた経験をもとに解説します。

企業法務の仕事内容そのものについては、企業法務とは?仕事内容・役割を未経験者向けにわかりやすく解説も参考にしてください。

  1. 結論|法務1年目なら最初はビジネス実務法務検定がおすすめ
    1. 優先度が最も高い
    2. 担当業務に応じて取得したい
    3. 本格的に法律を勉強したい人
    4. 不動産関係の業務が多い人
  2. そもそも企業法務に資格は必要?
  3. 1.ビジネス実務法務検定|法務1年目なら最優先
    1. 法律を初めて勉強するなら3級
    2. すでに法律を勉強しているなら2級
  4. なぜ行政書士よりビジネス実務法務検定を先にしたのか
  5. 2.ビジネス著作権検定|著作権を扱うならおすすめ
  6. ビジネス著作権検定上級から知財2級へ進むこともできる
  7. 3.知的財産管理技能検定|知財を担当するなら優先度が高い
  8. ビジネス著作権検定と知的財産管理技能検定はどちらを先に取る?
  9. 4.個人情報保護士|個人情報を扱う仕事なら選択肢
  10. 5.行政書士|法律を本格的に勉強したいならおすすめ
  11. ただし「法務1年目の最優先資格」ではない
  12. 「行政書士試験で企業法務の仕事の5割ができる」は言い過ぎだった
  13. 6.宅地建物取引士|不動産関連業務がある人におすすめ
  14. 企業法務1年目なら6資格すべて取る必要はない
  15. 法務1年目のおすすめ資格ロードマップ
    1. 法律をほとんど勉強したことがない人
    2. すでに法律を勉強したことがある人
    3. 法律そのものを本格的に勉強したい人
  16. 「簡単な資格からどんどん取る」はおすすめしない
  17. 法務1年目は資格以上に「自社の契約書」を勉強しよう
  18. 先輩が修正した契約書を見るのはかなり勉強になる
  19. 自社のビジネスを理解することも重要
  20. 資格を取る最大のメリットは「勉強を続ける仕組み」になること
  21. 企業法務1年目の資格についてよくある質問
    1. 法務1年目に一つだけ資格を取るなら?
    2. ビジネス実務法務検定は3級と2級のどちら?
    3. 行政書士は法務におすすめ?
    4. 宅建士は法務に必要?
    5. 知的財産管理技能検定はおすすめ?
    6. 個人情報保護士は?
    7. 資格をたくさん持っていた方が法務転職に有利?
  22. まとめ|法務1年目は「広く学ぶ→担当分野を深く学ぶ」

結論|法務1年目なら最初はビジネス実務法務検定がおすすめ

最初に結論から。

私が企業法務1年目におすすめする資格は、次の6つです。

優先度が最も高い

1.ビジネス実務法務検定

担当業務に応じて取得したい

2.ビジネス著作権検定

3.知的財産管理技能検定

4.個人情報保護士

本格的に法律を勉強したい人

5.行政書士

不動産関係の業務が多い人

6.宅地建物取引士

この6資格です。

ただし、

全部取得する必要はありません。

むしろ、企業法務として成長することが目的なら、資格の数を増やすこと自体を目標にしない方がいいと思います。

法務1年目なら、

ビジネス実務法務検定で広く学ぶ

自分の担当分野を専門資格で深く学ぶ

という流れが最も使いやすいでしょう。

そもそも企業法務に資格は必要?

企業法務として働くために、

「この資格を持っていなければ法務部員になれない」

という資格があるわけではありません。

私自身も弁護士ではありません。

企業法務では、

  • 契約書の作成・審査
  • 各部署からの法律相談
  • 会社法関係の業務
  • コンプライアンス
  • 個人情報
  • 知的財産
  • 法改正対応
  • トラブル対応

など、さまざまな仕事があります。

そして、会社によって法務部が担当する仕事もかなり違います。

だから、

資格を一つ取れば企業法務の仕事が全部できるようになる

というものではありません。

しかし資格試験には、大きなメリットがあります。

それが、

法律を体系的に勉強できること

です。

実務だけで法律を学んでいると、自分が担当した案件に知識が偏りやすくなります。

資格試験なら一定のカリキュラムに沿って勉強するため、

「こんな法律もあるんだ」

「この制度とこの制度はつながっているんだ」

と、知識の範囲を広げることができます。

私は、

企業法務の実務+資格試験による勉強

は非常に相性がいいと思っています。

1.ビジネス実務法務検定|法務1年目なら最優先

企業法務1年目に一つだけ資格をおすすめするなら、私は現在なら、

ビジネス実務法務検定

を選びます。

名前のとおり、ビジネスで必要となる法律知識を幅広く学ぶ検定です。

現在の2級では、

  • 契約
  • 情報管理
  • 広告・表示
  • 金融
  • 債権回収
  • 株式会社
  • 労働関係
  • 国際法務

など、企業活動に関係する幅広い分野が対象になっています。

つまり、

「企業法務ではどんな法律を使うのか」

を広く知るために使いやすい資格です。

法律を初めて勉強するなら3級

これまで法律をほとんど勉強したことがないなら、3級からでもいいでしょう。

契約を中心に、ビジネスで必要となる基本的な法律知識を身につけられます。

すでに法律を勉強しているなら2級

法学部出身。

行政書士や宅建を勉強した。

すでに法務として仕事をしている。

という人なら、2級から挑戦する方法もあります。

企業法務として使うことを考えるなら、私は最終的には、

ビジネス実務法務検定2級

まで取得することをおすすめします。

試験の難易度や独学方法については、ビジネス実務法務検定は難しい?合格率・勉強時間・独学方法を合格者が解説で詳しく紹介しています。

なぜ行政書士よりビジネス実務法務検定を先にしたのか

元の記事では、最初に行政書士を紹介していました。

しかし、今なら順番を変えます。

企業法務1年目という条件なら、まずビジネス実務法務検定の方がおすすめ

です。

行政書士試験は非常に勉強になります。

私自身、行政書士試験へ合格したことが、企業法務へ進む大きなきっかけになりました。

ただし、行政書士試験では行政法の比重も大きく、企業法務で使う法律だけを学ぶ試験ではありません。

一方、ビジネス実務法務検定は最初から、

企業活動と法律

をテーマにしています。

そのため、

「法務部へ入ったので仕事に関係する法律を勉強したい」

という目的なら、こちらを先に勉強した方が効率的です。

2.ビジネス著作権検定|著作権を扱うならおすすめ

次におすすめなのが、

ビジネス著作権検定

です。

現在は、

  • BASIC
  • 初級
  • 上級

があります。

上級では単なる著作権の用語だけではなく、著作権に関する問題を発見・解決するための知識や、契約・司法制度・条約なども対象になります。

著作権は企業活動のさまざまな場面に登場します。

たとえば、

  • ホームページ
  • SNS
  • 広告
  • 写真
  • イラスト
  • 動画
  • ソフトウェア
  • Webコンテンツ
  • 社内資料

などです。

特に、

Web。

広告。

出版。

IT。

コンテンツ。

広報。

マーケティング。

などに関係する会社の法務なら、著作権へ触れる機会も多いでしょう。

私自身は、ビジネス著作権検定上級に独学で合格しました。

著作権という一つの分野に絞っているため、法律系資格の中では比較的コンパクトに勉強しやすいのもメリットです。

詳しくは、ビジネス著作権検定上級は難しい?メリット・勉強時間・独学合格体験記で紹介しています。

ビジネス著作権検定上級から知財2級へ進むこともできる

ビジネス著作権検定上級の合格は、知的財産管理技能検定2級の受検資格の一つにもなっています。

ただし、ここは注意が必要です。

現在の制度では、ビジネス著作権検定上級の合格を受検資格として利用できる期間に条件があります。

そのため、

「上級を一度取れば、何年後でも無条件で知財2級を受けられる」

とは考えないようにしてください。

実際に知財2級を受ける際には、その時点の受検資格を公式サイトで確認しましょう。

3.知的財産管理技能検定|知財を担当するなら優先度が高い

知的財産に関わる会社なら、

知的財産管理技能検定

もおすすめです。

これは国家検定です。

3級では、

  • ブランド
  • 技術
  • コンテンツ
  • デザイン
  • 契約
  • エンフォースメント
  • 関係法規

などを扱い、2級ではさらに知財戦略や法務、リスクマネジメント、調査などへ範囲が広がります。

たとえば、

  • メーカー
  • IT企業
  • コンテンツ企業
  • 研究開発を行う企業
  • ブランドビジネス
  • 新商品を開発する会社

などでは、知的財産が非常に重要になります。

特許。

商標。

意匠。

著作権。

不正競争。

こうした分野を法務・知財部門で担当するのであれば、かなり仕事との関連性が高い資格です。

逆に、

自分の会社で知的財産をほとんど扱わないなら、法務1年目に急いで取る必要はありません。

資格は仕事との関連性で選びましょう。

詳しくは、知的財産管理技能検定のメリット!難易度・勉強方法・勉強時間は?で紹介しています。

ビジネス著作権検定と知的財産管理技能検定はどちらを先に取る?

著作権を中心に勉強したいなら、

ビジネス著作権検定

がおすすめです。

一方、

特許。

商標。

意匠。

著作権。

など、知的財産全般を勉強したいなら、

知的財産管理技能検定

がおすすめです。

私なら著作権にあまり詳しくない状態なら、

ビジネス著作権検定上級

知的財産管理技能検定

という順番もありだと思います。

ただし、担当業務が最初から特許・商標中心なら、最初から知的財産管理技能検定を選んでも構いません。

4.個人情報保護士|個人情報を扱う仕事なら選択肢

企業法務では、

個人情報保護法

も非常に重要な分野の一つです。

顧客情報。

従業員情報。

採用応募者の情報。

Webサービスの会員情報。

マーケティングデータ。

など、企業では大量の個人情報を扱うことがあります。

個人情報保護士認定試験では、個人情報保護法だけでなく、マイナンバー法、個人データの安全管理、第三者提供、漏えい対応、情報セキュリティなども試験範囲に含まれています。

そのため、

個人情報保護について一度体系的に勉強したい

という人には選択肢になります。

特に、

  • 個人情報に関する相談を担当する
  • プライバシーポリシーを扱う
  • 個人データの第三者提供を検討する
  • 漏えい対応に関わる
  • 情報管理部門と仕事をする

といった法務担当者なら、勉強内容との関連性があります。

一方で、企業法務1年目全員が絶対に取得する必要がある資格ではありません。

詳しくは、個人情報保護士はいらない?何に使う?勉強方法・勉強時間は?で紹介しています。

5.行政書士|法律を本格的に勉強したいならおすすめ

私は行政書士試験に合格しています。

そして、その後に未経験から上場企業の法務部へ転職しました。

そのため、

行政書士試験で法律を勉強した経験は、私のキャリアにかなり役立った

と思っています。

行政書士試験では、

  • 憲法
  • 行政法
  • 民法
  • 商法
  • 基礎法学

などを勉強します。

特に企業法務との関係では、

民法・商法・会社法をしっかり勉強できる

点がメリットです。

契約の基本を考えるうえで民法。

株式会社について考えるうえで会社法。

こうした知識は企業法務でも重要です。

ただし「法務1年目の最優先資格」ではない

行政書士はおすすめできます。

ただし、

企業法務1年目の全員が最初に取るべき資格

とは思いません。

行政書士試験は範囲が広く、行政法も大きな割合を占めます。

企業法務だけを効率的に勉強する資格ではありません。

そのため、

「法務部へ配属されたので何か一つ資格を取りたい」

ならビジネス実務法務検定。

「法律を本格的に勉強したい」

「行政書士として働く可能性も考えている」

「将来的に法律を自分の専門分野にしたい」

なら行政書士。

という使い分けをおすすめします。

私が企業法務を目指す過程で行政書士試験を選んだ理由については、フリーターだった私が企業法務を目指して行政書士試験を選んだ4つの理由でも詳しく書いています。

「行政書士試験で企業法務の仕事の5割ができる」は言い過ぎだった

元の記事では、

「民法・商法・会社法がわかれば、企業法務の5割以上の仕事ができるのではないか」

と書いていました。

今なら、この表現は使いません。

企業法務は会社によって仕事が大きく違います。

知的財産が中心の会社もあります。

労務。

個人情報。

広告規制。

業法。

金融規制。

競争法。

海外法務。

などが重要になる会社もあります。

行政書士試験は法律学習の非常に良い土台になりますが、

行政書士試験の知識だけで企業法務の何割ができる、と数字で表すことはできません。

ここは今回のリライトで明確に修正します。

6.宅地建物取引士|不動産関連業務がある人におすすめ

最後は、

宅地建物取引士(宅建士)

です。

私は宅建士試験にも合格しています。

宅建試験では、

  • 民法などの権利関係
  • 宅建業法
  • 法令上の制限
  • 税・その他

などを勉強します。

ただし、元の記事では、

「ほとんどの会社にはオフィスがあるから、不動産法務は重要」

という理由で、企業法務全般に宅建をおすすめしていました。

これは少し広げすぎでした。

今なら、宅建を強くおすすめするのは、

  • 不動産会社
  • 建設会社
  • ハウスメーカー
  • 店舗を多数展開する会社
  • 不動産の売買・賃貸を頻繁に扱う企業
  • 不動産関連契約を担当する法務

などです。

一般企業の法務部員が、

「法務だから宅建を取らなければ」

と考える必要はありません。

不動産との関連性が高ければ取る。

そうでなければ他の資格を優先する。

このくらいでいいと思います。

企業法務1年目なら6資格すべて取る必要はない

ここが、今回の記事で最も伝えたいことです。

私は資格試験が好きです。

だから、

「資格をたくさん取りたい」

という気持ちはよくわかります。

しかし、企業法務1年目なら、

資格より先に覚えなければならないことが大量にあります。

たとえば、

  • 自社の商品・サービス
  • 会社の組織
  • 契約書の審査方法
  • 社内決裁
  • 法務相談の流れ
  • 過去の契約書
  • 契約書ひな形
  • 取引の仕組み
  • 法務部内のルール

などです。

資格勉強ばかりして、

「法律には詳しいけれど、自分の会社の商売はよくわからない」

となってしまっては本末転倒です。

企業法務では、

法律+ビジネス

の両方を見る必要があります。

法務1年目のおすすめ資格ロードマップ

私なら、次のように進めます。

法律をほとんど勉強したことがない人

ビジネス実務法務検定3級

ビジネス実務法務検定2級

担当業務に関係する資格

すでに法律を勉強したことがある人

ビジネス実務法務検定2級

担当分野を深掘りする。

著作権が多い
→ ビジネス著作権検定

知的財産全般が多い
→ 知的財産管理技能検定

個人情報が多い
→ 個人情報保護士

不動産が多い
→ 宅建士

法律そのものを本格的に勉強したい人

ビジネス実務法務検定などで企業法務の全体像を学ぶ。

行政書士試験へ挑戦する。

私はこの順番がわかりやすいと思います。

「簡単な資格からどんどん取る」はおすすめしない

元の記事の最後では、

「簡単な資格からどんどん取っていこう」

というまとめにしていました。

今なら少し違います。

資格取得自体を趣味として楽しむなら、もちろん問題ありません。

私も資格試験は好きです。

でも、

企業法務として成長すること

を目的にするなら、資格の数よりも仕事との関連性を優先した方がいいでしょう。

知財を一切扱わないのに、知財資格ばかり勉強する。

不動産を扱わないのに、法務だからという理由だけで宅建を取る。

それより、

今、自分が確認している契約書を深く勉強する

方が仕事に直結します。

資格は、

「取得すること」が目的ではなく、実務能力を高めるための道具

として使うのがおすすめです。

法務1年目は資格以上に「自社の契約書」を勉強しよう

私は、法務1年目なら資格勉強と並行して、

自社でよく使う契約書を読むこと

を強くおすすめします。

たとえば、

  • 秘密保持契約書
  • 業務委託契約書
  • 売買契約書
  • 基本取引契約書

などです。

資格試験で民法を勉強していても、

実際の契約書を初めて見ると、

「これは何のための条文なんだ?」

と思うことがあります。

そこで、

契約書を読む。

先輩がどこを修正したか確認する。

なぜ修正したのか考える。

わからない法律を調べる。

これを繰り返します。

資格試験とは違う、企業法務の実践的な勉強になります。

先輩が修正した契約書を見るのはかなり勉強になる

法務1年目なら、

自分がチェックした契約書を先輩がどう直したのか

を確認することもおすすめです。

自分は問題ないと思った。

でも先輩は修正した。

なぜだろう?

ここを考えます。

逆に、

「自分は危険だと思ったけれど、先輩はそのまま通した」

ということもあります。

その場合も、

なぜ許容できるリスクなのか。

会社の方針なのか。

商売上必要なのか。

と考えます。

資格試験では、

正解か不正解か

が決まっています。

しかし実務では、

どこまでリスクを取るのか

という判断もあります。

ここは仕事を通じて覚えるしかありません。

自社のビジネスを理解することも重要

法律だけ知っていても、良い企業法務になれるとは限りません。

企業法務では、

「この会社は何をしてお金を稼いでいるのか」

を理解することが重要です。

何を売っているのか。

誰が顧客なのか。

仕入先は誰なのか。

どこに大きなリスクがあるのか。

事業部門は何を実現したいのか。

これがわからなければ、

契約書を読んでも、

どの条項が本当に重要なのか

判断しにくくなります。

だから法務1年目は、

資格。

法律。

契約書。

だけではなく、

自社のビジネスそのもの

も積極的に勉強しましょう。

資格を取る最大のメリットは「勉強を続ける仕組み」になること

それでも私は、企業法務に資格取得をおすすめします。

なぜなら、

資格試験が勉強を続ける理由になるから

です。

「民法を勉強しよう」

と思っても、いつまでに何をやればいいのかわかりません。

でも、

「○月のビジネス実務法務検定を受験する」

となれば、

試験日。

テキスト。

問題集。

合格点。

という明確な目標ができます。

企業法務では、働いている限り勉強が続きます。

だから、

資格試験を利用して法律を勉強する習慣を作る

こと自体に意味があります。

資格取得の価値は、履歴書へ一行追加できることだけではありません。

企業法務1年目の資格についてよくある質問

法務1年目に一つだけ資格を取るなら?

私はビジネス実務法務検定をおすすめします。

企業活動に関係する法律を幅広く学べるからです。

ビジネス実務法務検定は3級と2級のどちら?

法律初心者なら3級から。

法律を勉強した経験があるなら2級から挑戦する方法もあります。

行政書士は法務におすすめ?

おすすめできます。

特に民法・商法・会社法など法律の土台を本格的に学びたい人には向いています。

ただし、法務1年目全員の最優先資格ではないと思います。

宅建士は法務に必要?

必須ではありません。

不動産会社や建設会社、不動産契約を多く扱う法務担当者ならおすすめです。

知的財産管理技能検定はおすすめ?

特許・商標・著作権など知的財産を扱うならおすすめです。

担当業務によってはビジネス実務法務検定以上に優先してもいいでしょう。

個人情報保護士は?

個人情報関連の相談・契約・漏えい対応などを担当するなら、体系的な学習手段の一つになります。

資格をたくさん持っていた方が法務転職に有利?

資格の数だけで法務として評価されるとは限りません。

特に一度法務へ入った後は、

資格+実務経験

で考えた方がいいと思います。

まとめ|法務1年目は「広く学ぶ→担当分野を深く学ぶ」

企業法務1年目におすすめする資格は、

  1. ビジネス実務法務検定
  2. ビジネス著作権検定
  3. 知的財産管理技能検定
  4. 個人情報保護士
  5. 行政書士
  6. 宅地建物取引士

です。

ただし、

6資格をこの順番に全部取得してください

という意味ではありません。

私なら、

まずビジネス実務法務検定で企業法務に関係する法律を広く勉強する。

その後、

著作権。

知的財産。

個人情報。

不動産。

など、

自分が実際に担当している分野に合わせて専門資格を選びます。

そして、

「もっと法律そのものを本格的に勉強したい」

と思ったら行政書士試験へ挑戦する。

この順番がおすすめです。

私は実際に複数の法律系資格を取得し、企業法務でも働きました。

その経験から思うのは、

資格は多ければ多いほど法務として優秀になるわけではない

ということです。

仕事でわからない問題が出てくる。

調べる。

勉強する。

資格試験で体系的に学ぶ。

また実務で使う。

この繰り返しによって、少しずつ企業法務としての専門性が高まっていきます。

だから法務1年目なら、

「次は何の資格を取ろう?」だけでなく、「今の自分の仕事には何の知識が必要なんだろう?」

というところから考えてみてください。

※本ブログはフリューゲル行政書士事務所が運営しております。

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