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「証券外務員試験って難しすぎる?」
「一種と二種はどちらを受ければいい?」
「独学なら何時間くらい勉強すれば合格できる?」
証券外務員試験を受験しようと思っても、金融の勉強をしたことがない人にとっては難しそうに見えると思います。
私自身も証券外務員試験を勉強し、一種外務員資格試験に合格しました。
しかも、二種を取得してから一種へ進んだのではなく、最初から一種を受験しています。
結論からいうと、
証券外務員試験は、しっかり勉強すれば「難しすぎる試験」ではありません。
ただし、金融についてまったく勉強したことがない人にとっては、
株式。
債券。
投資信託。
証券税制。
財務諸表。
法令。
一種ではさらにデリバティブ取引なども加わるため、最初は聞き慣れない言葉がかなり出てきます。
この記事では、実際に合格した経験をもとに、
- 証券外務員試験は難しすぎるのか
- 一種と二種の違い
- 難易度
- 勉強時間
- 独学の勉強方法
- おすすめのテキスト・問題集
- いきなり一種から受験していいのか
について解説します。
結論|証券外務員は難しすぎる試験ではない
最初に結論をまとめます。
二種外務員
しっかり勉強すれば、そこまで難易度の高い試験ではありません。
一種外務員
二種より試験範囲は広くなりますが、こちらも十分に独学で合格を狙える試験だと思います。
ただし、
「合格率が高めだから簡単だろう」
と油断するのはおすすめしません。
証券外務員試験では金融について幅広く問われるため、特に初学者は一通り勉強してから受験した方がいいでしょう。
そもそも証券外務員とは?
一般に「証券外務員」と呼ばれていますが、日本証券業協会では外務員資格試験として実施されています。
外務員とは、証券会社や銀行などに所属し、顧客に対して金融商品の販売・勧誘などを行う人です。
ここで注意したいのが、
試験に合格しただけで、すぐに外務員として営業できるわけではない
ということです。
外務員として実際に業務を行うには、外務員資格試験へ合格したうえで、所属する証券会社や銀行などを通じて外務員登録を受ける必要があります。
つまり、
試験合格=自由に金融商品を販売できる
というわけではありません。
一種外務員と二種外務員の違い
証券外務員を勉強すると最初に迷うのが、
一種と二種のどちらを受験するか
だと思います。
大きな違いは、資格取得後に取り扱える業務の範囲です。
二種外務員
二種では、現物株式などについて外務員業務を行うことができます。
一方、
- 信用取引
- デリバティブ取引
など、より広い範囲の外務員業務を行うためには一種が必要になります。
一種外務員
一種は二種より取り扱える業務の範囲が広く、その分試験範囲も広くなります。
一種ではデリバティブ取引なども試験範囲に含まれます。
証券外務員試験の概要
一種外務員資格試験は、
- 100問
- 試験時間160分
- 440点満点
- 308点以上で合格
です。
二種外務員資格試験は、
- 70問
- 試験時間120分
- 300点満点
- 210点以上で合格
です。
出題形式は、
○×方式と五肢選択方式
です。
以前の記事では「2択の試験」という説明をしていましたが、現在の試験は○×方式だけではありません。
ここは間違えないようにしてください。
証券外務員が難しいと感じるポイント
実際に勉強すると、金融初学者には難しく感じる部分があります。
金融用語が多い
金融を初めて勉強する人にとっては、
株式。
債券。
投資信託。
利回り。
PER。
PBR。
信用取引。
先物取引。
オプション取引。
など、知らない言葉が次々に出てきます。
最初の1周目は、
「何を言っているのかわからない」
と感じる部分があっても珍しくありません。
計算問題がある
証券外務員試験では、暗記だけではなく計算問題も出題されます。
そのため、
テキストを読むだけ
ではなく、実際に問題を解く練習が重要です。
試験範囲が広い
特に一種は、法令から商品知識、財務分析、税制、デリバティブまで幅広く勉強します。
一つひとつの論点がものすごく難しいというより、
覚える範囲が広い
というタイプの試験だと感じました。
証券外務員の勉強時間は?
勉強時間は、金融知識の有無によってかなり変わります。
この記事では一つの目安として、
二種
50~80時間程度
一種
80~100時間程度
を考えておけばいいと思います。
もちろん、
金融機関で働いている。
経済学部出身。
FPや簿記を勉強している。
株式投資をしている。
という人なら短くなる可能性があります。
反対に、
金融についてまったく勉強したことがない
という人は、100時間以上かけてもおかしくありません。
大切なのは、
「○時間勉強したから受験する」ではなく、問題集で安定して合格点を取れるようになってから受験すること
です。
金融系資格をさらに勉強したい人は、FP2級は難しい?合格率・勉強時間・独学方法・おすすめ教材を合格者が解説や、DCプランナーとは?難易度・勉強時間・過去問・おすすめ教材を解説も参考にしてください。
証券外務員は独学で合格できる?
私は、
独学でも十分に合格できる試験
だと思います。
必要なのは基本的に、
テキスト+問題集
です。
私も、
テキストでインプット
↓
問題集でアウトプット
↓
分からないところをテキストへ戻って確認
という方法を繰り返しました。
資格試験全般について独学か講座か迷っている人は、資格試験は独学と予備校・通信講座どっち?5つの判断基準を解説も参考にしてください。
私が実践した証券外務員の勉強方法
私が意識していたのは、
インプットとアウトプットを同時に進めること
です。
テキストを全部読んでから問題集へ進むのではなく、
テキストを1章読む。
↓
その範囲の問題を解く。
↓
間違えた部分をテキストで確認する。
↓
次の章へ進む。
という形です。
1周目は完璧を目指さない
最初からすべて理解しようとすると、勉強が進まなくなります。
特に金融初学者の場合、
「この言葉がわからない」
「計算方法がよくわからない」
というところが大量に出てきます。
1周目は、
「こんな内容が試験に出るんだな」
くらいでも構いません。
まず最後まで進めます。
2周目から問題集を重視する
一通り勉強したら、問題集を繰り返します。
ただし、
答えだけ覚える勉強
にはしない方がいいです。
なぜその選択肢が正しいのか。
なぜ間違っているのか。
計算式はどうなるのか。
ここまで確認します。
問題演習の考え方については、資格試験は過去問を繰り返すだけで合格できる?効果的な使い方を解説でも詳しく解説しています。
計算問題は実際に手を動かして覚える
証券外務員試験で避けて通れないのが計算問題です。
計算式を眺めて、
「なんとなく分かった」
で終わらせるのではなく、実際に問題を解きます。
間違える。
↓
解説を見る。
↓
もう一度自分で計算する。
この繰り返しです。
計算問題は、解法を覚えてしまえば得点源にできる問題もあります。
苦手だからと完全に捨てるより、基本的な問題は取れるようにしておくことをおすすめします。
証券外務員のテキスト・問題集は最新版を使う
証券外務員の勉強では、
できるだけ最新版の教材
を使うことをおすすめします。
試験では法令や諸規則なども出題されるためです。
私が使ったのは、日本経済新聞出版の、
「うかる!証券外務員」シリーズ
です。
ただし、これから購入する場合には、その時点で最新の年度版を確認してください。
テキストと問題集を同じシリーズでそろえると、
問題を間違える
↓
対応するテキスト部分へ戻る
という勉強もしやすくなります。
模擬試験も最後に使う
試験直前には、模擬試験を1~2回やってみるのもおすすめです。
問題集を繰り返していると、
「問題そのものを覚えてしまっている」
ことがあります。
そこで初見問題を含む模試を解けば、
本当に理解できているのか。
時間内に解けるのか。
計算問題で止まりすぎないか。
といったことを確認できます。
本番前に一度は、
試験時間を意識して最初から最後まで問題を解く
練習をしておくと安心です。
証券外務員はいきなり一種から受験してもいい?
問題ありません。
一般受験の場合、先に二種へ合格しなければ一種を受験できないという制度ではありません。
私自身も、
二種→一種
ではなく、
最初から一種
を勉強して受験しました。
そのため、
「最終的には一種まで取りたい」
という人であれば、いきなり一種から受験することも選択肢です。
ただし金融初学者なら二種からでもいい
一方で、
金融をまったく勉強したことがない。
会社からまず二種を求められている。
一種の試験範囲を見ると負担が大きすぎる。
という人まで、一種から受験する必要はありません。
二種で基礎を学んでから、一種へ進む方法もあります。
つまり、
一種が必要なら最初から一種でもいい。
不安なら二種からでもいい。
ということです。
証券外務員試験についてよくある質問
証券外務員は難しすぎる?
難しすぎる試験ではないと思います。
ただし、金融初学者には聞き慣れない用語が多いため、一定の勉強は必要です。
一種と二種はどちらが難しい?
試験範囲だけを見れば一種の方が広く、デリバティブ取引なども出題されるため負担は大きくなります。
証券外務員は独学でも合格できる?
十分可能だと思います。
テキストと問題集を使い、
インプット→問題演習→復習
を繰り返すのが基本です。
二種を取らずに一種を受験できる?
できます。
私自身もいきなり一種から受験しました。
試験に合格すれば証券会社で営業できる?
資格試験に合格しただけでは外務員として営業できません。
証券会社や銀行などへ所属したうえで、外務員登録を受ける必要があります。
まとめ|証券外務員は「難しすぎる」と恐れる必要はない
今回は証券外務員試験について、実際に合格した経験をもとに解説しました。
勉強時間の目安は、
二種:50~80時間程度
一種:80~100時間程度
です。
勉強方法は、
テキストでインプット。
↓
問題集でアウトプット。
↓
間違えた部分をテキストで復習。
↓
問題集を繰り返す。
という方法がおすすめです。
また、
いきなり一種から受験することも可能
です。
私自身も最初から一種を勉強して合格しました。
証券外務員試験は範囲こそ広いものの、十分な勉強をすれば合格を狙える試験です。
金融についてまったく知らない状態では、最初は難しく感じると思います。
しかし、
株式。
債券。
投資信託。
金融市場。
財務諸表。
税制。
などを一つずつ学んでいけば、金融について幅広い知識を身につけることもできます。
金融資格をさらに勉強したい人は、FP2級は難しい?合格率・勉強時間・独学方法・おすすめ教材を合格者が解説や、DCプランナーとは?難易度・勉強時間・過去問・おすすめ教材を解説もあわせてご覧ください。
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