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行政書士開業前に読むべきおすすめ本3選|実際に読んで役立った書籍を紹介

行政書士開業物語

※本ブログはフリューゲル行政書士事務所が運営しております。

行政書士試験に合格して、行政書士会への登録申請まで終わると、いよいよ開業が現実的になってきます。

一方で、開業が近づくほど、

  • 行政書士って実際にはどんな仕事をするんだろう?
  • どの業務を専門にすればいいんだろう?
  • 実務はどうやって覚えればいい?
  • 開業したらどうやって仕事を取ればいい?

といった疑問も増えてきます。

私自身も、行政書士の登録申請後の審査期間中に、

「開業するまでに少しでも行政書士という仕事を理解しておきたい」

と思い、行政書士の開業に関する本を何冊か読みました。

その中でも、開業前に読んで特に参考になったのが次の3冊です。

  1. 『そうだったのか!行政書士』
  2. 『行政書士 45歳からの合格・開業のリアル』
  3. 『行政書士・社労士・中小企業診断士 今すぐできる営業ノウハウ30』

実際に行政書士事務所を開業した現在から振り返っても、それぞれ違った意味で読んでおいてよかったと思います。

この記事では、行政書士開業前におすすめしたい3冊と、それぞれの本から何を学べるのか、私がおすすめする読む順番について紹介します。

結論|行政書士開業前なら3冊をこの順番で読むのがおすすめ

最初に結論です。

私なら、次の順番で読みます。

1冊目

『そうだったのか!行政書士』

行政書士という資格・仕事そのものを理解する。

2冊目

『行政書士 45歳からの合格・開業のリアル』

実際に開業した行政書士が、どのように専門分野を決め、仕事を始めたのかを知る。

3冊目

『行政書士・社労士・中小企業診断士 今すぐできる営業ノウハウ30』

開業後に仕事を獲得するための営業方法を考える。

つまり、

行政書士を知る

行政書士として働くイメージを持つ

仕事を取る方法を考える

という順番です。

開業前でまだ行政書士として働いた経験がない人には、この流れが理解しやすいと思います。

行政書士開業前に本を読む意味

行政書士試験に合格しても、

行政書士としてどうやって事務所を経営するのか

までは試験ではほとんど学びません。

民法や行政法の知識があっても、

  • どの業務を扱うのか
  • 実務をどう覚えるのか
  • 料金をどう決めるのか
  • どうやって顧客を獲得するのか
  • ホームページをどうするのか
  • どこへ営業するのか

といったことは別に考える必要があります。

もちろん、本を数冊読んだからといって開業準備がすべて終わるわけではありません。

実務は実際の案件や研修、専門書、行政機関の資料などから継続的に学んでいく必要がありますし、営業も実際に試してみなければ自分に合う方法はわかりません。

それでも、開業前に全体像を知っておくことで、

「何がわからないのかすらわからない状態」

から一歩進むことはできます。

そのための入口として、本を何冊か読んでおく価値はあると思います。

なお、行政書士登録までの流れについては、行政書士開業のための行政書士会への登録申請手続でも実体験をもとに紹介しています。

1.『そうだったのか!行政書士』

最初におすすめするのが、

『そうだったのか!行政書士 受験・開業する前に読む本』

です。

3冊の中では、私はこの本を最初に読むことをおすすめします。

理由は、

「そもそも行政書士とは何なのか?」

というところから考えられる本だからです。

行政書士という資格の正体を理解できる

行政書士試験を受験した人でも、

「行政書士って何をする人?」

と聞かれると、一言で説明するのは意外と難しいのではないでしょうか。

許認可。

契約書。

遺言・相続。

自動車関係。

外国人関係。

法人関係。

など、行政書士が関係する業務は非常に幅広いためです。

この本では、行政書士の歴史までさかのぼりながら、

行政書士という資格がどのような存在なのか

を整理しています。

私自身、行政書士についての解像度を上げるうえで参考になりました。

専門分野を考えるきっかけになる

もう一つ参考になったのが、行政書士の専門分野について考える部分です。

行政書士として開業すると、

「何を専門にするのか」

は重要な問題になります。

すべての行政書士業務を最初から扱うのは現実的ではありません。

興味。

過去の仕事。

知識。

地域。

既存の人脈。

営業先。

市場のニーズ。

などを考えながら、自分が取り組む業務を決めていく必要があります。

この本では行政書士が扱う業務を見ながら、自分がどの分野に興味を持てるのかを考えることができます。

開業前に、

「自分は行政書士として何をやりたいのか?」

を考えるための1冊としておすすめです。

2.『行政書士 45歳からの合格・開業のリアル』

2冊目におすすめするのが、

『行政書士 45歳からの合格・開業のリアル』

です。

タイトルには「45歳から」とありますが、開業を考えている人であれば年齢に関係なく参考になる部分があります。

この本の特徴は、

実際に行政書士試験へ合格し、開業した人たちの体験を読めること

です。

開業した人の実例を知ることができる

開業前は、

「専門分野ってどうやって決めるの?」

「実務ってどうやって覚えるの?」

「最初の仕事ってどうやって取るの?」

といったことがわかりません。

インターネットで調べれば情報は出てきますが、一人の行政書士が、

合格

開業

業務選択

実務習得

営業

と進んでいった流れを知ることには意味があります。

この本では複数の開業者の体験を見ることができるため、

「行政書士の開業方法に一つの正解があるわけではない」

こともわかります。

自分の開業後をイメージするために読む

開業前の段階では、

「行政書士として成功するには何をすればいい?」

という答えを探したくなります。

しかし、実際には、

得意分野。

これまでの経歴。

営業方法。

地域。

人脈。

資金。

使える時間。

などによって戦略は変わります。

そのため、この本については、

成功方法をそのまま真似する本

というより、

いろいろな行政書士の開業例を見て、自分の開業後をイメージする本

として読むのがおすすめです。

3.『今すぐできる 営業ノウハウ30』

3冊目におすすめするのが、

『行政書士・社労士・中小企業診断士 今すぐできる営業ノウハウ30』

です。

行政書士として開業すると、

資格を取得することとはまったく違う問題に直面します。

それが、

「どうやって仕事を取るのか」

です。

開業後の営業を具体的に考えられる

行政書士として登録しただけで、自動的に仕事が入ってくるわけではありません。

自分の事務所を知ってもらい、

「この業務をこの行政書士へ依頼したい」

と思ってもらう必要があります。

この本では、

  • 人脈づくり
  • Web
  • 飛び込み営業
  • セミナー
  • 執筆

など、士業が考えられるさまざまな営業方法について触れています。

そのため、

「行政書士の営業って何をすればいいの?」

という状態の人が、営業方法の選択肢を知るために役立ちます。

本に書かれている営業方法を全部やる必要はない

大切なのは、

本に載っている営業方法をすべて実行することではありません。

自分の業務。

営業対象。

地域。

性格。

予算。

使える時間。

によって、向いている営業方法は変わります。

たとえば、

法人を相手にする業務であれば、直接営業が有効なこともあります。

個人から検索されやすい業務であれば、ホームページやGoogleビジネスプロフィールが重要になることもあります。

いろいろな営業方法を知ったうえで、

自分の行政書士事務所では何を試すのか

を考えることが大切だと思います。

具体的な営業方法については、行政書士の営業方法6選|開業後に仕事を取るリアル営業・対面営業を解説でも紹介しています。

営業・Web集客をもっと勉強したいなら別の本も読む

今回紹介した3冊は、

行政書士開業前に全体像をつかむ

という意味でおすすめしています。

そのため、ホームページ、SEO、Googleビジネスプロフィール、Web広告などを詳しく学ぶための本ではありません。

行政書士を開業して、

「どうやって事務所を知ってもらうのか」

「ホームページから仕事を獲得するにはどうするのか」

といったマーケティングについてさらに勉強したくなったら、マーケティングに特化した本を追加で読むといいと思います。

私が実際に読んだ本については、行政書士開業におすすめのマーケティング本4選|実際に読んで役立った本を紹介でまとめています。

また、ホームページやSNS、名刺などについては、行政書士の営業ツール6選|開業時に用意したい集客・営業手段でも紹介しています。

開業前に本を読みすぎる必要はない

ここまで本を紹介してきましたが、

行政書士を開業する前に何十冊も本を読む必要はない

と思います。

開業準備には、

  • 行政書士会への登録
  • 事務所の準備
  • パソコンや複合機などの設備
  • 職印や名刺
  • ホームページ
  • 業務の勉強
  • 営業準備

など、ほかにもやることがあります。

本を読むことだけに時間を使っても、行政書士事務所は動き始めません。

まずは数冊読んで、

行政書士という仕事の全体像をつかむ。

そして開業後、

実際に困ったことが出てきたら、その分野の専門書を追加で読む。

くらいでも十分です。

本は開業そのものの代わりではなく、

開業後に何をすればいいのかを考える材料

として使うのがいいと思います。

行政書士開業前に読む本についてよくある質問

3冊すべて読む必要はある?

必須ではありません。

まだ行政書士の業務そのものがよくわからない人なら、まず『そうだったのか!行政書士』から読むのがおすすめです。

営業に不安を感じている人なら、『今すぐできる 営業ノウハウ30』を優先してもいいと思います。

自分が今一番わからない部分に合わせて選んでください。

行政書士試験の合格前に読んでもいい?

もちろん問題ありません。

特に『そうだったのか!行政書士』は、

「行政書士になったら何ができるのか」

を考えるきっかけにもなるため、受験中に読んでも参考になります。

開業後に読んでも意味はある?

あります。

むしろ実際に開業してから読むことで、

「これは自分の事務所でも使えそう」

「自分の場合は少し違うな」

と具体的に考えられる部分もあります。

一度読んだ本を開業後に読み返してみるのもおすすめです。

実務も開業本で勉強できる?

開業本だけで個別業務の実務を身につけるのは難しいと思います。

開業本は、

行政書士事務所をどう作り、どう運営するか

を考えるためのものです。

実際に取り扱う業務については、その業務の専門書、行政機関の案内、行政書士会等の研修などを使って別途勉強していく必要があります。

まとめ|行政書士開業前は「行政書士→開業→営業」の順番で学ぶ

今回は、私が行政書士開業前に実際に読んだ本の中から、おすすめしたい3冊を紹介しました。

おすすめする順番は、

1.『そうだったのか!行政書士』

行政書士という資格・仕事を理解する。

2.『行政書士 45歳からの合格・開業のリアル』

実際に開業した行政書士の経験から、専門分野・実務習得・事務所運営を考える。

3.『行政書士・社労士・中小企業診断士 今すぐできる営業ノウハウ30』

開業後に仕事を獲得するための営業方法を考える。

という流れです。

行政書士として開業する前は、わからないことがたくさんあります。

しかし、最初からすべてを理解しておく必要はありません。

まず全体像を知る。

開業する。

実際に必要になったことを深く勉強する。

この順番でもいいと思います。

今回紹介した3冊が、行政書士として開業するときの不安を整理するきっかけになれば幸いです。

※本ブログはフリューゲル行政書士事務所が運営しております。

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