※本ブログはフリューゲル行政書士事務所が運営しております。
「行政書士試験って難しい?」
「合格率10%台なら、かなり難関なの?」
「何時間くらい勉強すれば合格できる?」
行政書士試験を受けるか迷っている人なら、
試験の難易度
はかなり気になると思います。
私は行政書士試験を2回受験しました。
1回目は不合格。
2回目で合格。
現在は行政書士として開業しています。
さらに私は、
宅建士試験にも合格しています。
その経験から結論を言うと、
行政書士試験は普通に難しい試験です。
元の記事では、
「行政書士試験は合格率ほど難しくない」
「難関資格の登竜門」
「正しい努力をすれば合格できる」
とかなり強く書いていました。
現在なら、
少し表現を変えます。
2025年度行政書士試験の合格率は、
14.54%。
50,163人が受験し、
合格したのは7,292人でした。
しかも、
民法。
行政法。
憲法。
商法。
基礎法学。
基礎知識。
さらに記述式まであります。
決して、
「少し勉強すれば簡単に取れる資格」
ではありません。
一方、
司法試験や司法書士試験と同じ難易度とも言えません。
この記事では、
- 最新の行政書士試験合格率
- 合格率10%台をどう考えるか
- 合格基準
- 試験科目・問題数
- 勉強時間の目安
- 独学で合格できるか
- 宅建との難易度の違い
- 私が実際に行政書士試験を受けて感じた難しさ
- 「800~1,000時間勉強すれば受かる」のか
について、
実際に一度不合格になり、その後合格した経験
から解説します。
※この記事は2026年8月時点の試験情報を確認して作成しています。
結論|行政書士試験は難しい。でも「何年勉強しても合格できない試験」と決めつける必要はない
私は行政書士試験を、
難関資格
だと考えています。
理由は、
- 合格率が10%台
- 学習範囲が広い
- 民法・行政法を中心に法律知識が必要
- 基礎知識にも合格基準がある
- 3時間の試験
- 記述式がある
- 数百時間単位の学習が想定される
からです。直近10年間の合格率も9.95%~15.72%で推移しています。
一方、
合格基準は基本的に明示されています。
2026年度は、
法令等
満点の50%以上
基礎知識
満点の40%以上
全体
満点の60%以上
の3条件をすべて満たすことが合格基準です。
つまり、
「全国上位○%に絶対入らなければならない」
という単純な相対評価型の試験ではありません。
だから私は、
簡単ではない。しかし、対策する対象と合格基準が比較的明確な試験
と考えています。
2025年度行政書士試験の合格率は14.54%
直近の2025年度試験は、
受験申込者
63,845人
受験者
50,163人
合格者
7,292人
合格率
14.54%
でした。
最近10年間を見ると、
2016年度
9.95%
2017年度
15.72%
2018年度
12.70%
2019年度
11.48%
2020年度
10.72%
2021年度
11.18%
2022年度
12.13%
2023年度
13.98%
2024年度
12.90%
2025年度
14.54%
となっています。
年度によって多少変動しますが、
おおむね10%台前半
で推移している試験です。
合格率14.54%なら「かなり難しい」と考えていい?
私は、
簡単な試験ではないことを示す一つの材料
だと思います。
ただし、
合格率だけで資格試験同士の難易度を完全に比較することはできません。
ここは元記事から修正します。
資格によって、
受験資格。
受験者層。
試験科目。
合格基準。
受験目的。
が違うからです。
たとえば宅建の2025年度合格率は18.7%
2025年度宅建士試験は、
受験者245,462人。
合格者45,821人。
合格率は、
18.7%
でした。
行政書士の14.54%と比べると、
数字だけなら、
行政書士の方が少し低いです。
でも、
14.54%対18.7%だから、
「行政書士は宅建より1.29倍難しい」
のような計算はできません。
試験範囲も形式も違います。
私は宅建より行政書士の方がかなり難しく感じた
ここは、
両方受験した私自身の感想
です。
私は宅建にも行政書士にも合格しています。
そして体感では、
行政書士試験の方がかなり難しかった
です。
宅建も簡単ではありません。
私自身、
宅建も一度落ちています。
それでも、
行政書士では、
法律をより広く・深く理解する必要を感じました。
特に、
行政法と民法
の負担が大きかったです。
宅建と行政書士の両資格を持つ立場から感じた違いについては、宅建と行政書士のダブルライセンスは意味ある?両方持つ筆者がメリットと取得順を解説でも紹介しています。
行政書士試験の科目
2026年度行政書士試験は、
大きく、
法令等
46問
基礎知識
14問
の合計60問です。
法令等では、
- 基礎法学
- 憲法
- 行政法
- 民法
- 商法
などから出題されます。
行政法については、
行政法の一般理論。
行政手続法。
行政不服審査法。
行政事件訴訟法。
国家賠償法。
地方自治法。
などが中心です。
基礎知識もある
2024年度試験から、
従来の「一般知識等」が、
「行政書士の業務に関し必要な基礎知識」
へ変更されています。
現在は、
- 一般知識
- 行政書士法等、行政書士業務と密接に関連する諸法令
- 情報通信・個人情報保護
- 文章理解
などから出題されます。
しかも、
基礎知識には、
満点の40%以上
という独立した合格基準があります。
そのため、
「法律科目で200点取れば基礎知識は0点でもいい」
とはなりません。
直近2025年度は300点満点
2025年度試験の配点は、
法令等
5肢択一式:40問・160点
多肢選択式:3問・24点
記述式:3問・60点
計46問・244点
基礎知識
5肢択一式:14問・56点
合計
60問・300点
でした。
合格基準は、
法令等122点以上。
基礎知識24点以上。
総合180点以上。
でした。
2026年度も合格基準の割合は、
50%。
40%。
60%。
とされています。
行政書士試験が難しい理由1|民法の範囲が広い
私が実際に勉強して、
かなり苦労したのが、
民法
です。
民法には、
総則。
物権。
債権。
親族。
相続。
などがあります。
しかも、
ただ用語を暗記すれば終わりではありません。
誰と誰の関係?
契約は成立した?
意思表示は有効?
第三者へ対抗できる?
解除できる?
というように、
事例を読みながら法律関係を整理する力
が必要になります。
民法は「わかった気になる」のが怖かった
テキストを読むと、
「わかった」
と思う。
でも、
問題を解くと間違える。
私はこれをかなり経験しました。
だから、
民法は特に、
インプット。
↓
問題演習。
↓
テキストへ戻る。
を繰り返す必要があると感じました。
難しい理由2|行政法のボリュームが大きい
行政書士試験では、
当然ながら、
行政法
が重要です。
行政手続。
行政不服審査。
行政事件訴訟。
国家賠償。
地方自治。
など、
行政法関連の制度をかなり勉強します。
行政法は、
最初は用語自体がわかりにくいです。
処分性。
原告適格。
取消訴訟。
執行停止。
審査請求。
再調査の請求。
など、
法律初学者には聞き慣れない言葉が大量に出てきます。
行政法は勉強すると得点源にもなりやすかった
一方、
私自身は、
勉強が進むにつれて、
行政法は得点を作るうえで重要な科目
だと感じました。
制度ごとの違い。
手続。
期間。
原則・例外。
などを整理し、
問題演習を繰り返すことで、
ある程度対応できるようになりました。
最初に意味不明だからといって、
そこで行政書士試験を諦める必要はないと思います。
難しい理由3|記述式がある
行政書士試験には、
記述式
があります。
直近2025年度は、
3問。
合計60点。
1問20点でした。
行政書士試験全体は300点なので、
60点は無視できません。
「択一ができれば記述も自動的にできる」とは限らない
元の記事では、
「選択式問題の知識があれば記述式にも対応できる」
とかなり軽く書いていました。
現在なら、
そこは修正します。
もちろん、
記述式にも民法・行政法の知識が必要です。
でも、
知識がある。
と、
問題文から必要な論点を拾い、短い文章として答えられる
は同じではありません。
私は、
記述式は実際に書く練習もした方がいいと思います。
難しい理由4|基礎知識にも足切りがある
法律科目が得意でも、
基礎知識の基準を下回れば合格できません。
このため、
行政法。
民法。
だけに全振りする戦略は危険です。
法律以外も含め、
一定の幅を持って勉強する必要がある
ことも行政書士試験の難しさの一つだと思います。
難しい理由5|試験時間が3時間ある
行政書士試験は、
毎年1回、
午後1時から午後4時まで。
3時間
です。
長いです。
60問を解きながら、
時間配分も考えます。
択一。
多肢選択。
記述。
を3時間で処理するため、
知識だけでなく、
本番形式に慣れること
も必要です。
試験当日の過ごし方については、行政書士試験当日の持ち物・過ごし方|合格者がコンディション調整を解説で詳しく紹介しています。
行政書士試験の勉強時間は800~1,000時間?
元の記事では、
行政書士試験の勉強時間=800~1,000時間
とかなり断定的に書いていました。
この数字について調べ直すと、
現在も複数の大手資格予備校が、
法律初学者・独学者について、
800~1,000時間程度
を一つの目安として紹介しています。
LECは法律初学者について約800~1,000時間・10か月~1年程度を目安とし、TACも法律知識がない人が独学で合格を目指す場合、800~1,000時間程度を目安としています。
伊藤塾も独学の場合の目安として800~1,000時間を挙げています。
そのため、
「800~1,000時間という目安自体を削除する必要はない」
と思います。
ただし、
これは行政書士試験研究センターが定めた公式な必要学習時間ではありません。
800時間勉強したら合格できる?
保証はありません。
ここはかなり重要です。
800時間。
1,000時間。
は、
あくまで学習計画を作るための参考値です。
1,000時間勉強しても、
テキストを読むだけ。
過去問をほとんどやらない。
間違えた問題を復習しない。
なら、
合格できない可能性があります。
逆に、
法律学習経験がある人。
宅建等を勉強済みの人。
学習効率が高い人。
なら、
もっと短い時間で合格する可能性もあります。
伊藤塾自身も、800~1,000時間はあくまで目安であり、勉強時間の長さだけではなく方法が重要だとしています。
私も「何時間やったか」だけを基準にはしない
行政書士試験へ一度落ちた経験から、
私は、
勉強時間だけを積み上げても意味がない
と思っています。
1回目の私は、
勉強していました。
でも、
スケジュール管理が甘い。
自作教材に時間を使う。
問題演習が不足する。
という失敗をしました。
詳しくは、行政書士試験に落ちた原因3つ|一度不合格→翌年合格した私の失敗談で紹介しています。
だから、
「今日は3時間勉強した」
だけでなく、
その3時間で何ができるようになったか
を見る方がいいと思います。
800~1,000時間は1日何時間?
単純計算してみます。
1年間で800時間
1日平均約2.2時間。
1年間で1,000時間
1日平均約2.7時間。
です。
仕事をしながらでも不可能な数字ではありません。
ただ、
毎日2~3時間を約1年継続する。
と考えると、
かなり大きな負担
です。
だから行政書士試験を、
「ちょっと空いた時間に勉強して取ろう」
くらいで考えると、想像より大変かもしれません。
半年で受かる?
半年でも合格する人はいると思います。
ただ、
法律初学者が、
「半年あれば余裕」
と考えるのはおすすめしません。
800時間を半年で確保するなら、
1日平均約4.4時間。
1,000時間なら、
約5.5時間。
です。
会社員として働きながら、
毎日これだけ勉強するのはかなり大変です。
だから、
勉強開始時期は、
残り時間と自分が1日に確保できる時間
から逆算した方がいいでしょう。
2026年度行政書士試験は11月8日
2026年度の行政書士試験は、
2026年11月8日(日)
です。試験時間は午後1時~午後4時。
この記事を書いている2026年8月17日時点では、
本試験まで3か月を切っています。
今から初学者が勉強を始めて絶対無理、
とまでは言いません。
でも、
800~1,000時間という一般的な目安から考えると、
かなり厳しいスケジュール
になります。
翌年度を含めて計画する選択肢もあります。
独学で合格できる?
できます。
行政書士試験に予備校受講の義務はありません。
独学で受験できます。
私自身も、
教材選び。
問題演習。
スケジュール。
を自分で考えながら受験しました。
ただ、
独学には、
- わからないところを自分で調べる
- 法改正を確認する
- 勉強計画を作る
- 教材を選ぶ
- モチベーションを管理する
という負担があります。
独学が向いている人
私なら、
- 一人で勉強を続けられる
- 自分で計画を作れる
- わからないところを調べられる
- 費用を抑えたい
- 過去に資格を独学した経験がある
という人なら、
独学を検討していいと思います。
予備校・通信講座が向いている人
逆に、
- 法律を初めて勉強する
- 自分で計画を作るのが苦手
- 何を勉強すればいいかわからない
- 一人だと続かない
- お金より時間効率を重視する
なら、
予備校・通信講座を使う意味があります。
独学=偉い
でも、
予備校=合格確実
でもありません。
自分の条件で決めればいいと思います。
行政書士試験は「難関資格の登竜門」なのか?
元の記事では、
「行政書士は難関資格の登竜門」
と書いていました。
今回は、
この表現を本文の結論から外します。
これは公的な資格区分ではありません。
行政書士試験研究センターが、
「行政書士は難関資格の登竜門です」
と分類しているわけではありません。
資格予備校や受験情報サイトなどで、
司法書士。
司法試験。
税理士。
社労士。
行政書士。
などを勉強時間や合格率で比較することはあります。
でも、
資格難易度には公式ランキングが存在するわけではありません。
司法書士・司法試験より簡単だから「簡単な試験」でもない
これも注意したいところです。
司法試験より簡単。
司法書士より学習範囲が少ない。
だから、
行政書士は簡単。
とはなりません。
富士山より低い山が、
全部「簡単に登れる山」ではないのと同じです。
行政書士試験だけを見れば、
合格率10%台。
数百時間単位の勉強。
民法・行政法。
記述式。
基礎知識。
3時間試験。
という、
十分に本格的な国家資格試験
です。
「正しい努力をすれば合格できる」は言い切らない
元記事では、
何度も、
「正しい努力をすれば合格できる試験」
と書いていました。
今なら、
少し変えます。
行政書士試験は、
適切な教材を使う。
↓
繰り返す。
↓
過去問を解く。
↓
間違いを直す。
↓
模試を受ける。
という対策によって、
合格を狙える試験
だと思います。
でも、
正しい勉強をした人が全員必ず合格する、
とは言えません。
私自身、
一度落ちています。
だから、
「適切な学習を継続すれば、十分に合格を目指せる試験」
くらいが一番正確だと思います。
「才能やセンスがなくても大丈夫」とも言い切らない
元記事では、
司法書士・司法試験との比較から、
「行政書士試験は相性やセンスをあまり求められない」
とも書いていました。
ここも削ります。
そもそも、
資格試験における、
「センス」
を客観的に測ることは難しいです。
人によって、
文章理解が得意。
暗記が得意。
論理問題が得意。
法律を理解するのが速い。
など差があります。
大切なのは、
自分が今できるかではなく、勉強によって合格基準へ近づけるか
だと思います。
法律初心者でも受験できる?
できます。
行政書士試験には、
年齢・学歴・国籍等による受験資格制限がありません。
つまり、
法学部卒でなくても受験できます。
私自身も、
行政書士試験をきっかけに法律を本格的に学び、
その後企業法務へ進みました。
行政書士試験を選んだ理由については、フリーターだった私が企業法務を目指して行政書士試験を選んだ4つの理由で詳しく紹介しています。
ただし「受験資格なし=簡単」ではない
誰でも受けられる。
↓
簡単。
ではありません。
2025年度も50,163人が受験して、
合格者は7,292人です。
受験することと、
合格することは別です。
法律初学者なら、
最初は、
民法。
行政法。
の言葉自体に苦労すると思います。
だからこそ、
早めに勉強を始める価値があります。
どの科目が難しい?
私自身の感覚では、
民法
が一番苦労しました。
そして行政書士試験全体の合格を考えるなら、
行政法を安定させること
も非常に重要でした。
ただし、
人によって得意不得意があります。
行政法が得意。
民法が苦手。
文章理解が苦手。
商法が苦手。
と違います。
だから、
勉強後半は、
模試・過去問の点数を見て、
自分がどこで落としているか
を分析した方がいいと思います。
全科目を完璧にする必要はない
行政書士試験は、
300点満点を目指す試験ではありません。
直近2025年度なら、
- 法令等122点以上
- 基礎知識24点以上
- 総合180点以上
で合格でした。
だから、
全部覚える。
全部理解する。
難問も全部解く。
ではなく、
合格ラインへ必要な問題を取る
ことが重要です。
この点については、行政書士試験に落ちる人の特徴13選|一度不合格だった合格者が解説でも詳しく解説しています。
行政書士試験は何年で取れる?
人によります。
1回で合格する人。
2回。
3回以上。
さまざまです。
私自身は、
2回目で合格しました。
だから、
「1年で取れなかった=向いていない」
とは思いません。
ただ、
同じ勉強を何年も繰り返すのではなく、
落ちた場合は、
なぜ落ちたのか
を分析した方がいいです。
私は、
スケジュール。
自作教材。
問題演習。
を見直しました。
行政書士と宅建ならどちらから取る?
両方取りたい場合、
私は、
法律初学者なら宅建から入る方法もあり
だと思います。
宅建では民法にも触れます。
行政書士試験より範囲が狭く、
まず法律系資格の勉強に慣れることができます。
その後行政書士へ進むと、
民法などの学習経験を活かせます。
ただし、
最終目標が行政書士で、
時間を遠回りしたくないなら、
最初から行政書士を受けても構いません。
資格を取る順番については、宅建と行政書士のダブルライセンスは意味ある?両方持つ筆者がメリットと取得順を解説で詳しく書いています。
行政書士試験におすすめのテキストは?
独学するなら、
まず中心となる基本テキストを1冊決めるのがおすすめです。
2026年版では、
合格のトリセツ。
みんなが欲しかった!
合格革命。
うかる!
出る順。
スッキリわかる。
など主要シリーズがあります。
詳しくは、行政書士の独学におすすめのテキスト6選【2026年版】合格者が選び方を解説で比較しています。
行政書士試験の難易度についてよくある質問
行政書士試験は難しい?
私は難しい試験だと思います。
2025年度の合格率は14.54%で、直近10年間も9.95%~15.72%で推移しています。
行政書士は難関資格?
「難関資格」に法律上・公式な定義があるわけではありません。
ただ、合格率10%台、数百時間単位の勉強が想定される試験なので、私は簡単な資格とは考えていません。
勉強時間はどれくらい?
大手資格予備校では、法律初学者・独学者について、
800~1,000時間程度
を目安としている例が複数あります。
ただし公式の必要時間ではなく、個人差があります。
1,000時間勉強すれば必ず受かる?
いいえ。
時間だけで合格は保証されません。
問題演習、復習、学習方法なども重要です。
行政書士と宅建ならどちらが難しい?
私自身は両方受験して、
行政書士の方がかなり難しく感じました。
2025年度の合格率は行政書士14.54%、宅建18.7%でしたが、合格率だけで単純比較はできません。
独学でも受かる?
可能です。
ただし自分で教材・計画・法改正・問題演習等を管理する必要があります。
法律初心者でも受かる?
受験できますし、合格を目指せます。
受験資格に年齢・学歴・国籍等の制限はありません。
ただし法律初学者なら早めに勉強を始めた方がいいでしょう。
合格点は180点?
直近2025年度は300点満点中180点以上が総合基準でした。
ただし同時に法令等122点以上、基礎知識24点以上も必要でした。
2026年度も割合として、法令等50%・基礎知識40%・総合60%が合格基準です。
まとめ|行政書士試験は簡単ではない。でも、必要以上に恐れる試験でもない
行政書士試験の難易度をまとめると、
- 2025年度合格率は14.54%
- 直近10年間の合格率は9.95%~15.72%
- 2026年度は法令等46問+基礎知識14問
- 試験時間は3時間
- 法令等50%以上が必要
- 基礎知識40%以上が必要
- 総合60%以上が必要
- 記述式もある
- 法律初学者・独学者では800~1,000時間程度が学習目安として紹介されることが多い
- ただし必要勉強時間は人によって違う
- 学習時間だけでは合格は保証されない
という試験です。
元の記事では、
「行政書士試験は合格率ほど難しくない」
と書きました。
今なら、
もう少し率直に言います。
行政書士試験は難しいです。
私は一度落ちました。
宅建にも合格していますが、
行政書士の方がかなり大変でした。
民法。
行政法。
記述式。
基礎知識。
3時間試験。
どれも簡単ではありません。
ただし、
だからといって、
「一部の天才しか受からない試験」
と考える必要もないと思います。
合格基準は示されています。
試験範囲も示されています。
過去問もあります。
教材もあります。
何を勉強するのかは、
かなり明確です。
だから、
テキストを決める。
↓
勉強する。
↓
問題を解く。
↓
間違える。
↓
戻る。
↓
繰り返す。
↓
模試で現在地を確認する。
ということを続け、
合格ラインへ近づけていく。
私は、
「簡単ではないが、勉強によって十分に合格を目指せる試験」
という表現が一番しっくりきます。
そして、
800時間。
1,000時間。
という数字だけを見て、
怖がる必要もありません。
大切なのは、
何時間勉強したかではなく、
試験当日に180点を超えられる状態を作ること。
です。
私は1回目、
その状態を作れずに落ちました。
2回目、
勉強方法を変えて合格しました。
だから、
行政書士を受けようか迷っているなら、
「難しいから無理」
と最初から決めるのではなく、
まず、
試験科目。
合格基準。
残り期間。
1日に使える時間。
を確認してみてください。
そのうえで、
自分が本当に取りたい資格なら、
挑戦する価値はあると思います。
※本ブログはフリューゲル行政書士事務所が運営しております。

