行政書士試験にこれ以上落ちれない…
うなだれているけど大丈夫かい?
次の行政書士試験には必ず合格しないといけないんだ…
深刻な事情がありそうだね。
失敗しない秘訣が知りたい…
試験に落ちやすい行動を避ければ合格に近づけるよ。
失敗には再現性があるっていうもんね。
成功には再現性があまりないといわれていますが、失敗には再現性があるといわれています。
合格には、よくある失敗例を避けることが非常に重要です。
今回は、そんな失敗につながる行動を紹介します。
教えてもらった行動はしないようにするよ。
試験に落ちる人の特徴を具体的に説明していくね。
合格法、勉強法を調べず闇雲に勉強を始める
合格法を知らずに勉強を始めることは非常に危険です。
ゴールがどこかわからずにマラソンでスタートするのと同じようなものです。
せっかく努力をしてもゴールとは反対方向に走っていたなんてこともありえます。
まずは、合格法、勉強法を把握してから勉強を始めるようにしましょう。
※合格法を知る方法の詳細は、こちらをご覧ください。
自分にあっていない勉強方法を続けてしまう
人にはそれぞれ自分にあった勉強方法があります。
他人が成功した勉強方法が自分にはあわないということはよくある話しです。
一番問題なのは、自分にあっていないことに気づかないパターンです。
なかなか点数が伸びないこともあるでしょう。
試験前に勉強に自信を失ってしまうこともあるでしょう。
自分にあった勉強方法をみつけることは非常に重要です。
※自分にあった勉強法をみつける方法は、こちらをご覧ください。
教材をたくさん買ってしまう
たくさんの教材をこなせば実力がつくというのは誤解です。
全部中途半端になって結局たいして身にならないというのが結論です。
テキストや問題集は、それぞれの論理で体系的につくられています。
色んな教材を使うことで情報が頭の中でぐちゃぐちゃになってしまうのがオチです。
たくさんの教材よりもこれと決めた教材を極めることを意識しましょう。
スケジュール管理ができていない
私は、スケジュール管理ができていなくて行政書士試験に落ちました。
結論、試験までに勉強が終わりませんでした。
勉強期間を順風満帆に過ごせる人などそうそういないでしょう。
計画をたて、進捗を管理することは非常に重要です。
※私の行政書士試験の不合格体験記は、こちらをご覧ください。
完璧主義にはしる
満点を目指してしまう
行政書士試験は、満点を目指す試験ではありません。
また、満点は取れないように設計されています。
試験の構成上、ほとんどの人が解けないような問題を出してくるのです。
満点を目指し、試験ではあまり出てこないところまでこだわるとキャパオーバーになります。
試験上、重要な論点に絞って合格点を超える意識で勉強しましょう。
試験とは関係ない論点まで追いかけてしまう
「法律学」はなかなか終わりがない学問です。
判例研究なんか始めたら色んな学説がでてきたりします。
深堀すればするほど何かがでてくるのが法律の勉強です。
しかし、行政書士試験で重要なのはテキスト、過去問で登場する内容だけです。
テキスト、過去問から脱線せず勉強を進めていきましょう。
講座を視聴しただけで満足してしまう
講座を視聴して終わってしまえば、情報はあっという間に頭から流れてしまいます。
エビングハウスの忘却曲線によると、20分で半分以上の情報を忘れるそうです。
講座を視聴し、何度も復習を繰り返すことで知識はようやく定着していくのです。
講座を視聴するだけで終わらず、しっかりと自分の勉強の時間も確保しましょう。
過去問を解きっぱなしにする
行政書士試験では、過去問とまったく同じ問題は出題されません。
過去問は正解することより、各肢の知識を理解することに意味があります。
問題を解いて正解して終わりではないのです。
不正解の肢の解説も理解し、テキストに戻って周辺知識まで理解してようやく完了なのです。
過去問は解きっぱなしにしないように注意しましょう。
作業時間を勉強時間に含める
勉強時間と作業時間は分けるようにしましょう。
「勉強量=質×量」です。
以下のような作業を勉強時間に含めると質の悪い勉強時間になってしまいます。
難関資格は効率重視で勉強するようにしましょう。
テキストをカラフルにする
色鉛筆や蛍光ペンでテキストをカラフルにする時間は作業です。
あまり時間をかけないように気をつけましょう。
また、色を使いすぎると重要ポイントが何かわからなくなります。
マークする箇所やマークの意味はなるべくシンプルにしていきましょう。
時間をかけて自作教材をつくる
これも私です。
テキストの情報をすべて単語帳にまとめるという壮大な作業に時間を使ってしまいました。
行政書士試験を受験したときの話しで、このおかげで一度落ちました。
テキスト・問題集を使いこなすことが合格への近道です。
効率的な勉強をするためには、情報はなるべく一元化するようにしましょう。
テキストと同じ情報をノートにまとめることなどもなるべくやめましょう。
※私の行政書士試験の不合格体験記は、こちらをご覧ください。
問題演習が不足している
アウトプットの量が少ない
行政書士試験は、知識をため込むだけでは合格できません。
行政書士試験での知識の活かし方も身につけなければなりません。
そのためには問題演習によるアウトプットは非常に重要です。
問われ方によっては知識がうまくでてこないなんてこともよくあります。
問題演習の量をこなして知識の使い方をマスターしていきましょう。
本番と同じ環境での演習ができていない
普段の過去問の勉強であれば自分のペースで進められます。
一方、本番では自分のペースでは回答させてもらえません。
この本番と同じ環境下で回答することに慣れる必要があるのです。
そのために予想模試や模擬試験などで経験値を積むことが大切です。
この際、年度別過去問題集を活用するのはやめましょう。
解いたことのある問題がいくつもでてくるからです。
簡単に回答できる問題が多ければ演習にならなくなってしまいます。
試験テクニックを知らない
試験にはいろんなテクニックがあります。
例えば、次のようなケアレスミスをなくすためのテクニックです。
・ 問いが「正しいものを選べ」であれば、問題文横に〇をつける
・ 問いが「誤っているものを選べ」であれば、問題文横に×をつける
わからない問題でも次のような試験テクニックを使えば解決できることがあります。
(※必ず正解できるテクニックではないので注意は必要です。)
・ 「絶対に~ない」などの断定的な表現の場合、不正解の肢である可能性が高い。
最後、2択で迷った際にこういったテクニックに救われるときがあります。
知っておくと便利なテクニックはおさえておくとよいでしょう。
予想模試がそのまま出題されると思っている
市販の予想模試や模擬試験は過去問と同様、まったく同じ問題が出題される可能性は低いです。
また、過去問とは違って質の高い問題ではないこともあります。
あくまで以下のように使うようにしましょう。
・ 本番と同じ環境下で問題を解く訓練
・ 自分の現在地の確認
・ 重要論点の再確認
あまり予想模試や模擬試験に時間をかけすぎるのはおすすめできません。
3時間集中する体力がない
行政書士試験は3時間の長丁場です。
この3時間では休憩もありません。
ぶっつけ本番で集中を維持するのは困難です。
予想模試や模擬試験でこの長い試験時間に慣れるようにしましょう。
当日までの体調管理を意識していない
3時間の長丁場を耐えるには当日までの体調・メンタルの管理は重要です。
試験開始時間に体と心の調子をピークにもっていけるよう調整が必要です。
例えば、当日を快適にむかえるための体内リズムの管理などです。
前日の夜中まで詰込みに追われて当日ふらふらになるなんてことはないようにしましょう。
※コンディション調整について詳しくは、こちらをご覧ください。
まとめ
やってはいけないことがよくわかったよ。
今回伝えたことをまとめていこうか。
行政書士試験に落ちる人の特徴は以下のとおりでした。
・ 合格法、勉強法を調べず闇雲に勉強を始める
・ 自分にあっていない勉強方法を続けてしまう
・ 教材をたくさん買ってしまう
・ スケジュール管理ができていない
・ 完璧主義にはしる
・ 講座を視聴しただけで満足してしまう
・ 過去問を解きっぱなしにする
・ 作業時間を勉強時間に含める
・ 問題演習が不足している
・ 試験テクニックを知らない
・ 予想模試がそのまま出題されると思っている
・ 3時間集中する体力がない
・ 当日までの体調管理を意識していない
合格法を調べて、やってはいけないことはやらないようにするよ。
それが合格への近道だね。
合格できるようにしっかり準備していくよ。
頑張ってね。