本サイトにはプロモーションが含まれています

【技能実習制度】監理責任者等講習とは?理解度テスト・合格点を体験者が解説

その他の資格

※本ブログはフリューゲル行政書士事務所が運営しております。

勤務先の監理団体から、

「監理責任者になってほしい」

と言われ、初めて「監理責任者等講習」という言葉を聞いた人もいるのではないでしょうか。

私自身、実際に監理責任者等講習を受講した経験があります。

受講前に特に気になったのが、

  • 監理責任者等講習とは何なのか
  • どんな内容を勉強するのか
  • 何時間かかるのか
  • オンラインでも受けられるのか
  • 最後の理解度テストは難しいのか
  • 不合格になることはあるのか

という点でした。

特に「理解度テストで80%以上取らなければならない」と知ると、不安になる人もいると思います。

この記事では、私が実際に監理責任者等講習を受講した経験をもとに、講習の内容や理解度テストについて紹介します。

【重要】技能実習制度は2027年4月から育成就労制度へ

最初に、2026年現在この記事を読むうえで重要な制度変更について触れておきます。

現在の外国人技能実習制度は、2027年4月1日から施行される育成就労制度へ移行します。

そのため、この記事で紹介している「監理責任者等講習」は、現在の技能実習制度に基づく講習です。

新しい育成就労制度では、「監理支援機関」「監理支援責任者」など新しい制度・名称が設けられます。

ただし、経過措置として、現在の技能実習制度における「監理責任者等講習」が、当分の間、新制度の監理支援責任者等に必要な養成講習として扱われる場合があります。

制度の移行時期に受講する人は、勤務先や最新の公式情報を確認してください。

この記事では、2026年8月現在の技能実習制度における監理責任者等講習について、私の実体験を交えて解説します。

監理責任者等講習とは?

監理責任者等講習は、外国人技能実習制度における養成講習のひとつです。

技能実習制度では、監理団体が監理事業を行う事業所ごとに「監理責任者」を選任します。

また、

  • 監理責任者
  • 指定外部役員
  • 外部監査人

については、原則として3年ごとに監理責任者等講習を受講する必要があります。

一度受講すれば永久に有効という講習ではありません。

継続して対象となる役職を担当する場合には、定期的に受講することになります。

監理責任者とは?

監理責任者は、監理団体が行う監理事業を適切に実施するための重要な役割を担います。

監理団体では、技能実習生を受け入れている実習実施者に対して、

  • 技能実習が適正に行われているか確認する
  • 必要な指導を行う
  • 技能実習生の保護に関する対応を行う
  • 法令に基づいた監査を行う

など、さまざまな業務を行います。

監理責任者は、その監理事業を適正に行うための中心的な役割を担う存在です。

そのため、単に講習を受けて受講証明書を取得すればよいというものではありません。

技能実習制度や入管法、労働関係法令などについて理解する必要があります。

監理責任者等講習は3年ごとに受講する

監理責任者等講習でまず覚えておきたいのが、

「3年」

という期間です。

監理責任者、指定外部役員、外部監査人は、3年ごとに養成講習を受講する必要があります。

勤務先から、

「前に受けたことがあるから大丈夫では?」

と言われても、受講時期を確認する必要があります。

監理団体側でも誰がいつ受講したのか、受講証明書とあわせて管理しておくことが重要です。

監理責任者等講習はどこで受ける?

監理責任者等講習は、どこでも自由に実施できるものではありません。

主務大臣が適当と認めた養成講習機関が実施します。

講習機関や開催日程は、厚生労働省の「外国人技能実習制度における養成講習について」で確認できます。

講習機関によって、

  • 開催地域
  • 開催日
  • 受講料
  • 通学・オンライン
  • 申込方法

などが異なります。

勤務先から受講機関を指定されていない場合には、自分が受講しやすい講習を選べばよいでしょう。

私はウェルネットの監理責任者等講習を受講した

私は株式会社ウェルネットが実施する監理責任者等講習を受講しました。

ウェルネットは、監理責任者等講習だけでなく、派遣・職業紹介や労働安全衛生など、さまざまな法定講習を実施しています。

講習の実績が多いところで受講したいと思い、私はウェルネットを選びました。

実際に受講した感想としても、重要なところを講師が説明してくれたので、理解度テストの対策という意味でもわかりやすかったです。

監理責任者等講習は通学とオンラインで受講できる

現在、ウェルネットでは、

  • 通学形式
  • オンライン形式

の両方が用意されています。

私自身は通学形式で受講しました。

通学形式のメリットは、会場で直接講義を受けられることです。

一方、オンライン形式なら会場まで移動する必要がありません。

遠方に住んでいる人や、仕事の都合で移動時間を減らしたい人には便利でしょう。

受講方法は講習機関によって異なるため、申込み前に確認してください。

ウェルネットの受講料

2026年8月現在、ウェルネットの監理責任者等講習の受講料は次のとおりです。

受講形式受講料(税込)
通学形式11,000円
オンライン形式16,500円

オンラインの方が5,500円高くなっています。

ただし、オンラインであれば会場までの交通費や移動時間がかかりません。

単純な受講料だけではなく、

「交通費+移動時間+受講料」

で比較するといいと思います。

なお、受講料は今後変更される可能性があります。

実際に申し込むときには講習機関の最新情報を確認してください。

監理責任者等講習の流れ

私が受講したときの大まかな流れは、

  1. 監理責任者等講習へ申し込む
  2. 1日講習を受講する
  3. 最後に理解度テストを受ける
  4. 合格すると受講証明書が交付される

というものでした。

「講習へ出席すれば自動的に修了」というわけではなく、最後に理解度テストがあります。

ここが派遣元責任者講習などとは大きく異なるところです。

私が実際に受講した派遣元責任者講習の体験談も紹介していますので、会社からさまざまな法令講習を受けるよう言われている人は参考にしてください。

私が受講したときのスケジュール

私がウェルネットの通学形式で受講したときは、

9時20分ごろ~17時10分ごろ

までの一日講習でした。

講義時間は5時間30分です。

途中で昼休憩などがありますが、ほぼ一日を使います。

そのため、仕事の途中で少し抜けて受講するというより、基本的には一日予定を空けておく必要があります。

開催時間については講習機関や日程によって異なる場合がありますので、申込み時に確認してください。

監理責任者等講習では何を勉強する?

私が受講した講習では、主に次のような内容を勉強しました。

  • 技能実習法
  • 出入国管理及び難民認定法
  • 労働関係法令
  • 監理団体として職務を行ううえでの注意点

技能実習制度だけについて勉強するわけではありません。

技能実習生は日本国内で働くことになるため、労働基準法をはじめとした労働関係法令についても理解する必要があります。

また、外国人の在留に関する制度なので入管法も関係します。

監理団体で仕事をしている人なら、普段の仕事と直接関係する内容が多いと思います。

講習中はかなりしっかり受講する必要があった

これは私が実際に受講して印象に残っているところです。

私が受講した講習では、居眠りをしていたり、携帯電話を操作していたりすると注意されていました。

「一日座っていれば受講証明書がもらえる」

という雰囲気ではありません。

そして何より、最後に理解度テストがあります。

私自身、実際にテストを受けて、

「講義をちゃんと聞いておいて良かった」

と感じました。

講師が重要なポイントを説明してくれるので、テストが心配な人ほど講義を集中して聞いた方がいいと思います。

監理責任者等講習の理解度テストとは?

監理責任者等講習では、講習終了後に理解度テストが行われます。

現在の制度では、

  • 全20問
  • ○×方式
  • 16問以上正解
  • 正答率80%以上

が合格基準です。

つまり、

20問中16問以上正解すれば合格

となります。

80%という数字だけを見ると、

「結構難しいのでは?」

と思うかもしれません。

私も受講前は少し心配でした。

私が受けた理解度テストは10分だった

私が実際に受講したときの理解度テストは、

問題数:20問

形式:○×式

試験時間:10分

合格点:16問

でした。

20問を10分で解くので、1問に使える時間はそれほど長くありません。

ただし、記述問題ではなく○×問題です。

講義をしっかり聞いていれば判断できる問題が中心でした。

理解度テストは簡単だった?

私個人の感想としては、

「合格すること自体はそれほど難しくないが、何も聞かずに受けると危ない」

という難易度でした。

実際、正解がわからず迷った問題もありました。

また、

「これは○だろう」

と思ったものの、細かい条件が違うような問題もあり、少しヒヤッとしました。

資格試験のように何か月も勉強して臨む試験ではありません。

一方で、

「全部常識問題だから適当に解けば受かる」

という試験でもありません。

講師が講義中に、

「ここは重要です」

というポイントを説明してくれるので、そこをしっかり聞いておくことが一番の対策だと思います。

理解度テストに落ちたらどうなる?

監理責任者等講習では、理解度テストに不合格となった場合、受講証明書は交付されません。

つまり、

「講習には一日参加したからOK」

とはなりません。

理解度テストに合格して初めて受講証明書を受け取れます。

私が受講したときには、不合格の場合は改めて講習を受講する必要があると説明されました。

再受講の方法や費用などについては講習機関によって確認しておいた方がいいでしょう。

理解度テストの対策は必要?

資格試験のように、事前に問題集を買って何週間も勉強する必要まではないと感じました。

一番重要なのは、

当日の講義をきちんと聞くこと

です。

特に、

  • 数字
  • 期間
  • 誰が何をしなければならないか
  • 監理団体の義務
  • 技能実習生の保護
  • 法令上禁止されていること

などは意識して聞いておくといいと思います。

私の場合も、講義中に重要だと説明された部分が理解度テストを解くうえで役立ちました。

理解度テストは日本語で行われる

理解度テストは日本語で実施されます。

監理団体では外国人スタッフが働いていることもあると思います。

日常会話ができても、技能実習法や入管法、労働法令に関する日本語はかなり難しいです。

特に理解度テストは短時間で問題文を読んで○×を判断する必要があります。

日本語に不安がある場合には、その点も考えて受講準備をした方がいいでしょう。

受講証明書は大切に保管する

理解度テストに合格すると受講証明書が交付されます。

私が通学形式で受講した際にも、合格後に受講証明書を受け取りました。

受講証明書は、

  • 誰が
  • いつ
  • どの講習を

受講したのか確認するための重要な書類です。

特に監理責任者等講習は3年ごとの受講が必要になるため、勤務先でも受講日を管理しておく必要があります。

2027年から「監理支援責任者等講習」へ

2027年4月1日に育成就労制度が施行されると、現在の監理団体に代わって監理支援機関という仕組みが設けられます。

それに伴い、養成講習についても、

監理責任者等講習

から、

監理支援責任者等講習

という新しい制度へ移っていきます。

新制度の監理支援責任者等講習は、合計6時間の講習とされ、理解度テストについても20問の○×方式、16問以上の正解が合格基準とされています。

また、制度移行に伴う経過措置として、現在の監理責任者等講習が新制度における講習とみなされる場合があります。

2026年後半から2027年にかけては制度移行期になるため、

「技能実習制度ではどうだったか」ではなく「自分が選任される時点でどの制度が適用されるか」

を確認することが非常に重要です。

監理責任者等講習と派遣元責任者講習は別物

人材関係の仕事をしていると、

  • 監理責任者等講習
  • 派遣元責任者講習
  • 職業紹介責任者講習

など、似た名前の講習を受けることがあります。

しかし、それぞれまったく別の制度です。

監理責任者等講習は外国人技能実習制度。

派遣元責任者講習は労働者派遣事業。

職業紹介責任者講習は職業紹介事業。

それぞれ根拠となる法律も役割も異なります。

私はこれらの講習を実際に受講しています。

派遣会社関係の人は派遣元責任者講習の受講体験記も参考にしてください。

また、職業紹介事業については職業紹介責任者講習の受講体験記でも紹介しています。

監理責任者等講習についてよくある質問

監理責任者等講習は何年ごとに受ける?

監理責任者、指定外部役員、外部監査人については、原則として3年ごとに受講する必要があります。

オンラインでも受講できる?

オンライン講習を実施している養成講習機関があります。

私が受講したウェルネットでもオンライン形式が用意されています。

理解度テストは何問?

20問です。

○×方式で出題されます。

何問正解すれば合格?

20問中16問以上、つまり80%以上の正解が必要です。

理解度テストに落ちることはある?

あります。

不合格の場合には受講証明書が交付されません。

「必ず受かる試験」ではないので、講義はしっかり聞きましょう。

試験時間は何分?

私が実際に受講した際は10分でした。

講習機関の実施方法などについては、受講時の案内を確認してください。

監理責任者等講習は2027年以降もある?

2027年4月1日から育成就労制度が施行され、新制度では「監理支援責任者等講習」が設けられます。

ただし経過措置もあるため、制度移行期に受講・選任される人は最新の公式情報を確認してください。

まとめ|理解度テストは講義をしっかり聞くことが一番の対策

監理責任者等講習についてまとめると、

  • 技能実習制度における養成講習のひとつ
  • 監理責任者などは3年ごとに受講する
  • 通学形式とオンライン形式がある
  • 私が受講した講習は一日で5時間30分の講義だった
  • 最後に理解度テストがある
  • 理解度テストは20問の○×方式
  • 16問以上、正答率80%以上で合格
  • 不合格の場合には受講証明書が交付されない
  • 2027年4月1日から育成就労制度が始まる

という講習です。

私自身、理解度テストを受ける前は、

「80%取らないといけないのか」

と少し不安でした。

実際に受験すると迷う問題もありましたが、講義をしっかり聞いていれば十分に合格を狙える内容だと感じました。

一番の対策は、試験直前に何かを詰め込むことではなく、一日の講義を集中して受講することだと思います。

そして2026年現在は、技能実習制度から育成就労制度への大きな転換期です。

これから受講する人は、監理責任者等講習の内容だけでなく、2027年4月以降の新制度についてもあわせて確認しておくことをおすすめします。

※本ブログはフリューゲル行政書士事務所が運営しております。

タイトルとURLをコピーしました