行政書士って仕事がないし、使えないし、食えないって本当かな…
行政書士試験の勉強をしても時間の無駄なのかな…
行政書士試験に合格しても意味がないのかな…
巷では、よくこんな意見を耳にしますよね。
実際のところはどうなんでしょう?
行政書士試験合格後、私は真逆の印象を肌で感じていました。
行政書士試験に合格後の進路としては、次の2パターンがあります。
・ 行政書士として、認められる業務を仕事にする。
・ 行政書士試験で学んだ知識を活かせる業務を仕事にする。
行政書士試験を通じて勉強する内容は、生活にもビジネスにも役立ちます。
行政書士試験合格の価値を正しく理解することが大切なのです。
今回調査した求人サイトでみる行政書士試験合格後の進路は、次のとおりでした。
(2024年11月現在)
・ 士業事務所で行政書士として勤務
・ 士業事務所で営業として勤務
・ 士業事務所でパラリーガルとして勤務
・ 資格試験予備校で講師として勤務
・ 一般企業のコンサルティングとして勤務
・ 一般企業の企業法務として勤務
・ 一般企業の地方創生/不動産用地仕入担当として勤務
それぞれ詳しい内容を確認していきましょう。
なお、今回は求人数が多い「リクナビNEXT」「doda」を利用したいと思います。
(2024年11月現在)
なお、検索の条件として以下のルールを設けたいと思います。
・行政書士試験合格が「活かせない」「関係ない」求人は完全にスルーする。
・行政書士試験合格直後を想定し、未経験可でない求人は完全にスルーする。
「行政書士」で検索
「行政書士」で検索をすると、次のような求人をみつけることができました。
【行政書士法人】
・ 行政書士事務所での相続業務
・ 行政書士事務所で在日外国人の在留手続き業務
・ 行政書士事務所で自動車関連業務
・ 行政書士事務所で建設業関連業務
→ 行政書士として勤務
・ 行政書士法人の営業
→ 行政書士有資格者は別途優遇有
【弁護士法人】
・ パラリーガル
→ 行政書士有資格者歓迎
【司法書士法人】
・ パラリーガル
→ 行政書士有資格者歓迎
・ 登記・企業法務案件などの営業
→ 行政書士資格が活かせる
【税理士法人】
・ 税理士事務所での相続業務
→ 行政書士として勤務
【株式会社】
・ 企業法務(上場/上場グループ/非上場)
→ 必須条件:行政書士試験合格
・行政書士試験講座の講師
→ 必須条件:行政書士有資格者
・ 相続関連のコンサルティング
→ 必須条件:行政書士有資格者
・ 非営利法人に対するコンサルティング
→ 求める人材:行政書士有資格者
・ 地方創生/不動産用地の仕入業務
→ 行政書士有資格者優遇
営業職でも行政書士試験合格が活かせる領域があるのは、新しい発見でした。
企業法務の求人も思ったより多く出ていたよね。
行政書士として働く以外にも選択肢があることは、今回の調査で確認できたね。
「リクナビNEXT」と「doda」で検索した理由
どうしてこの2つの求人サイトを選んで検索したの?
この2つが掲示板型の求人サイトで求人数が圧倒的だからだよ。
掲示板型の求人サイトなら、この2つで大体の求人にあたれるってことだね!
求人を探す際は、最初に「リクナビNEXT」と「doda」に登録するのがおすすめだよ。
「リクナビNEXT」と「doda」について、もう少し詳しく解説していきます。
「リクナビNEXT」の求人と登録者
リクナビNEXTの特徴は、次のとおりだよ。
・ 全年代、全地域、全職種に対応
・ 大企業から中小企業まで幅広い企業が利用
・ リクナビNEXTだけの限定求人が約85%
・ 実際に転職した人の約8割が利用
・ 転職エージェントの機能は別サービス
リクナビNEXTを最初に利用する理由がわかったよ。
「doda」の求人と登録者
dodaの特徴は、次のとおりだよ。
・ 業界最大級の求人掲載数
・ dodaだけの独占求人が豊富
・ 日本最大級の登録者数
・ 転職サイトと転職エージェントが一体型
dodaを最初に利用する理由もわかったよ。
まずは、この2つをおさえて、必要があれば手を広げていくのがよさそうだね。
まとめ
今回は、行政書士試験合格後の進路について調査していきましたね。
今回の調査には、「リクナビNEXT」と「doda」を使いました。
進路がこんなにたくさんあるなんて知らなかったよ。
行政書士は、独立開業のイメージが強いからね。
事務所以外での勤務も選択肢にあると知れてよかったよ。
今回、確認できた進路は以下のとおりでした。
・ 士業事務所で行政書士として勤務
・ 士業事務所で営業として勤務
・ 士業事務所でパラリーガルとして勤務
・ 資格試験予備校で講師として勤務
・ 一般企業のコンサルティングとして勤務
・ 一般企業の企業法務として勤務
・ 一般企業の地方創生/不動産用地仕入担当として勤務
また、「リクナビNEXT」と「doda」の特徴についてもお伝えしましたね。
【リクナビNEXT】
・ 全年代、全地域、全職種に対応
・ 大企業から中小企業まで幅広い企業が利用
・ リクナビNEXTだけの限定求人が約85%
・ 実際に転職した人の約8割が利用
・ 転職エージェントの機能は別サービス
【doda】
・ 業界最大級の求人掲載数
・ dodaだけの独占求人が豊富
・ 日本最大級の登録者数
・ 転職サイトと転職エージェントが一体型
どちらも日本最大級だということはわかったよ。
行政書士試験合格後の進路は、有資格者や受験生も気になるところだと思います。
今回は、「リクナビNEXT」と「doda」でしたが、転職サービスは他にもたくさんあります。
それぞれの特徴を活かせば、きっといい求人が見つかると思います。
今回の記事をとおして、進路に悩む方の一助になれたなら幸いです。